ブリッジインターナショナル株式会社の決算報告をチェックしてみました。売上高は前年同期比16.6%増の1,868百万円と好調に推移しており、経常利益も198百万円と12.6%の増加となりました。
この決算は同社の事業拡大の成果が表れた結果と言えるでしょう。
企業情報
企業名: ブリッジインターナショナル株式会社
証券コード: E34331
決算期: 12月期
ブリッジインターナショナル株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
ブリッジインターナショナル株式会社の決算日は12月31日です。
決算短信は2月中旬に、有価証券報告書は3月末に開示されます。
主な事業
ブリッジインターナショナル株式会社は、インサイドセールス関連サービスの提供やデジタルマーケティング支援、企業向け研修事業などを手がけています。
特に、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するコンサルティングやシステムソリューションが大きな柱となっています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期の営業利益は148百万円と前年同期比14.9%の減少となりましたが、経常利益は198百万円と12.6%の増加となりました。
売上高営業利益率は7.9%、経常利益率は10.6%と健全な水準を維持しています。
売上・利益の推移
ブリッジインターナショナルの売上高は、2023年1月期に7,020百万円まで伸び、親会社株主に帰属する当期純利益も644百万円と過去最高を更新しています。
当第1四半期の売上高は1,868百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は116百万円とそれぞれ前年同期から増加しました。
四半期連結貸借対照表について
ブリッジインターナショナルの総資産は前期末比291百万円増の5,468百万円となりました。
これは主に、現金及び預金が減少したものの棚卸資産が増加したことなどによるものです。
資産の部
流動資産は4,284百万円と前期末比159百万円増加しています。
固定資産は1,183百万円と132百万円増加しました。
負債の部
流動負債は1,090百万円と148百万円増加し、固定負債は375百万円と302百万円増加しました。
純資産の部
純資産は4,002百万円と前期末比159百万円減少しています。
自己資本比率は72.6%と健全な水準を維持しています。
ROAとROE
ブリッジインターナショナルのROAは11.1%、ROEは14.8%となっています。
これらの指標は業界平均以上の水準にあり、同社の高い収益性と効率的な経営が伺えます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは221百万円のプラスとなっています。
一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは243百万円のマイナスとなり、財務活動によるキャッシュ・フローも3百万円の減少となりました。
配当の支払額
ブリッジインターナショナルは2023年12月期の期末配当金を1株当たり35円と発表しています。
この配当金は前期から5円増額されており、株主還元に努める姿勢が見られます。
今後の展望
同社はDX支援やリスキリング市場の成長を取り込むことで、中長期的な成長を目指しています。
また、今期には株式交換や子会社化などM&Aも積極的に行っており、事業基盤の強化にも取り組んでいます。
編集部のまとめ
ブリッジインターナショナル株式会社の決算は、売上高や経常利益が前年同期から増加するなど好調な内容となりました。
経営指標も健全な水準を維持しており、DX支援やM&Aなどの成長施策にも期待が高まっています。
今後の動向にも注目です。
ブリッジインターナショナル株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ブリッジインターナショナルの決算日は12月31日で、決算短信は2月中旬、有報は3月末に開示されます。
また、同社は1株当たり35円の期末配当を実施する予定で、株主還元にも力を入れています。