株式会社ピアラの第21期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ピアラの2024年3月期第1四半期決算報告書を分析しました。2024年1月1日から3月31日の決算期間において、同社の売上高は前年同期比13.0%増加し、2,948,450千円となりました。利益面では、営業損失が59,672千円に改善するものの、経常損失49,134千円、親会社株主に帰属する四半期純損失69,373千円となりました。

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企業情報

企業名: 株式会社ピアラ
証券コード: E34484
決算期: 12月

株式会社ピアラの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ピアラの決算期は12月となっています。第1四半期決算は2024年1月1日から3月31日の期間となります。

主な事業

株式会社ピアラは「EC支援事業」を主力事業としています。具体的には、ヘルスケア&ビューティ及び食品市場を中心としたオンライン販売支援サービスの提供を行っています。成果報酬制のKPI保証サービスやブランディング広告、TV CM、インフルエンサー施策などをワンストップで提供することで、クライアントの売上拡大をサポートしています。

今期の業績と利益率は?

今期の売上高は2,948,450千円と前年同期比13.0%増加しました。一方で、営業損失59,672千円、経常損失49,134千円、親会社株主に帰属する四半期純損失69,373千円と、依然として黒字化には至っていません。利益率も低水準にあり、今後の業績改善が課題となっています。

売上・利益の推移

同社の売上高は前連結会計年度まで3期連続で減少傾向にありましたが、今期は13.0%増加と回復の兆しが見られます。一方で利益面では、経常損失や親会社株主に帰属する四半期純損失を計上するなど、依然として厳しい状況が続いています。今後の更なる事業拡大と収益性の改善が重要な課題となっています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社ピアラの2024年3月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は4,245,782千円となっています。前連結会計年度末より702,396千円増加しており、主に受取手形及び売掛金の増加によるものです。一方、負債合計は3,729,006千円と768,303千円増加しており、主に買掛金及び未払金の増加が影響しています。

資産の部

流動資産は3,588,237千円と前連結会計年度末より530,844千円増加しました。これは主に受取手形及び売掛金が766,767千円増加したことによるものです。固定資産は657,545千円と171,552千円増加しており、主にのれんの増加によるものです。

負債の部

流動負債は3,535,352千円と783,422千円増加しました。これは主に買掛金が615,964千円、未払金が161,983千円増加したことによるものです。固定負債は193,653千円と15,118千円減少しており、主に長期借入金が減少したためです。

純資産の部

純資産合計は516,776千円と前連結会計年度末より65,906千円減少しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失69,373千円を計上したことによるものです。

ROAとROE

株式会社ピアラのROA(総資産経常利益率)は、前連結会計年度末の△11.9%から当第1四半期連結会計期間末では△4.6%と改善傾向にあります。一方でROE(自己資本利益率)は、前連結会計年度末の△141.9%から△102.4%と、依然として低水準で推移しています。今後の業績回復と資本効率の向上が課題となっています。

キャッシュフロー

当第1四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は、四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成していないため開示されていません。しかし、資金調達の観点から、同社は取引銀行との当座貸越契約等により必要な運転資金を確保しており、資金繰りに懸念はないとしています。

配当の支払額

株式会社ピアラは当第1四半期連結累計期間において配当を実施していません。今後の業績回復と安定的な配当実施が期待されます。

今後の展望

株式会社ピアラは、「通販DX事業」「マーケティングDX事業」「自社事業(新規事業)」の3つの事業領域に注力し、ブランド価値創造企業として更なる成長を目指しています。特に「通販DX事業」では、Web広告の効果測定や分析強化に取り組み、オンラインとオフラインを連動させたマーケティング支援サービスの提供を強化することで、業績回復を図っていく方針です。

編集部のまとめ

株式会社ピアラは2024年3月期第1四半期の決算報告において、前年同期比13.0%の増収となったものの、依然として営業損失・経常損失・純損失を計上する厳しい状況が続いています。資産合計は4,245,782千円と前期末から702,396千円増加している一方で、負債合計も3,729,006千円と768,303千円増加しています。今後の業績回復と収益性の向上、そして資本効率の改善が大きな課題となっています。

株式会社ピアラの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ピアラの決算期は12月となっており、当第1四半期決算は2024年1月1日から3月31日までの期間の決算報告です。一方で、同社は当第1四半期連結累計期間において配当を実施していません。今後の業績改善と安定的な配当の実施が期待されます。

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