株式会社識学の第9期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社識学の直近の決算報告が公開されました!組織コンサルティングサービスやスポーツエンタテインメント事業を展開する同社の業績は、売上高が前年同期比7.4%増と好調な推移を見せています。
特に組織コンサルティング事業では、契約社数の拡大に力を入れ、事業の基盤を強化してきた成果がうかがえます。一方、スポーツエンタテインメント事業では赤字が続いており、今後の改善が注目されるところです。

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企業情報

企業名: 株式会社識学
証券コード: E34634
決算期: 2023年2月期

株式会社識学の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社識学の決算日は2月28日で、決算時期は年に1回の年度決算です。
四半期決算については、第1四半期(6月)、第2四半期(9月)、第3四半期(11月)、第4四半期(2月)の年4回実施しています。

主な事業

株式会社識学は、組織コンサルティング事業スポーツエンタテインメント事業VCファンド事業ハンズオン支援ファンド事業の4つの事業を展開しています。
特に組織コンサルティング事業では、「識学」を活用した組織改革支援サービスを中心に、ビジネスマネジメントのソリューションを提供しています。また、スポーツエンタテインメント事業では、バスケットボールチームの運営を手掛けています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高3,548,757千円営業損失144,311千円経常損失143,652千円親会社株主に帰属する四半期純損失114,277千円と、売上は前年同期比7.4%増と好調でしたが、営業損失や経常損失は拡大しました。
利益率では、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費+敷金償却費)が△81,949千円と前年同期比マイナスとなっています。

売上・利益の推移

売上高は前年同期から7.4%増加しましたが、これにともなって販管費も増加傾向にあり、営業損失経常損失が拡大する結果となっています。
特にスポーツエンタテインメント事業では未だ収益性が低く、営業損失85,419千円と大きな赤字を計上しています。一方、組織コンサルティング事業は売上高が堅調に推移しており、事業基盤の強化に取り組んでいます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、4,566,914千円となり、前連結会計年度末と比較して158,053千円減少しました。
流動資産は3,763,575千円で前期末比259,844千円減、固定資産は803,339千円で同101,791千円増となっています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金の減少などから流動資産が減少しましたが、長期前払費用の増加などから固定資産が増加しています。
全体としては、前期末から4.2%減少しており、財務体質の改善に向けて取り組んでいるようです。

負債の部

負債合計は1,489,774千円で、前期末比272,929千円減少しています。
その主な要因は長期借入金の減少で、280,357千円減少しています。

純資産の部

純資産合計は3,077,140千円で、前期末比114,875千円増加しました。
これは主に利益剰余金の減少があった一方で、非支配株主持分が大幅に増加したためです。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は、▲3.14%と低い水準にあり、ROE(自己資本利益率)も▲4.70%と赤字となっています。
利益が低迷し続けていることから、経営効率の悪化が続いている状況がうかがえます。今後は収益力の改善を目指して、組織改革や事業の再構築に取り組む必要があるでしょう。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については、四半期連結キャッシュ・フロー計算書の作成を省略しているため詳細な情報は開示されていませんが、現金及び預金が前期末比196,031千円減少していることから、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスになっていると推測されます。
今後は事業の収益性改善とともに、キャッシュ・フローの改善にも注力していく必要があるでしょう。

配当の支払額

株式会社識学は、当第3四半期連結累計期間において配当の支払いはありませんでした
業績が低迷している中で、内部留保の充実に注力していると見られます。今後、業績回復と財務体質の改善が進めば、株主還元策の検討も視野に入ってくると期待されます。

今後の展望

株式会社識学は、組織コンサルティング事業での契約社数拡大や、スポーツエンタテインメント事業の黒字化、さらにはVCファンド事業やハンズオン支援ファンド事業の収益力強化に注力していく方針です。
中長期的には、これらの事業の収益性改善と事業ポートフォリオの最適化により、企業価値の向上を目指していきます。

編集部のまとめ

株式会社識学の直近の決算は売上高が前年同期比7.4%増と好調でしたが、利益面では赤字が継続しており、経営効率の改善が課題となっています。
組織コンサルティング事業の基盤強化や新規事業の育成など、収益力の向上に向けた取り組みが重要になってきそうです。今後の業績改善に期待が寄せられます。

株式会社識学の決算日や配当についてまとめました。

株式会社識学の決算日は2月28日で、年度決算を実施しています。また、当期の配当は見送られ、内部留保の充実に注力しているようです。今後の業績回復と財務体質の改善が進めば、株主還元策の検討も期待できるかもしれません。

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