名南M&A株式会社の第10期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

コンサルティング・調査
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度、名南M&Aの2023年12月期第1四半期の決算報告が発表されました。同社はMermex仲介事業を主要な事業としており、この度の決算内容には注目すべき点がいくつかあるようです。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 名南M&A株式会社
証券コード: 70760
決算期: 2023年12月期

名南M&A株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

名南M&A株式会社の決算期は9月30日です。第1四半期決算は2023年12月31日時点での決算内容となっています。

主な事業

名南M&A株式会社の主力事業は、中小企業のMandA仲介サービスです。企業の経営者交代や事業承継といったニーズに対し、M&Aのマッチングから売買契約の締結までを支援しています。同社はこの分野で高い実績を上げており、事業の中核を担っています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期累計期間の売上高は304,820千円と前年同期比で48.5%増と大幅な伸びとなりました。利益面でも、営業利益は2,078千円、経常利益は1,466千円と黒字化しています。これは前年同期の営業損失76,039千円、経常損失75,707千円から大幅に改善した結果となっています。

売上・利益の推移

同社の売上高と利益の推移を見ると、前事業年度の売上高1,453,440千円、当第1四半期の売上高304,820千円と、順調に売上を伸ばしていることがわかります。利益面でも、前事業年度の経常利益176,556千円から当第1四半期の経常利益1,466千円と黒字を維持しています。

四半期連結貸借対照表について

四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は1,662,470千円となっています。前事業年度末と比べると8.2%減少しています。一方で、負債合計は138,884千円と前事業年度末から48.7%減少しています。

資産の部

資産の部では、流動資産が1,215,012千円と前事業年度末より12.2%減少しています。一方、固定資産は447,457千円4.6%増加しています。

負債の部

負債の部では、流動負債が138,884千円と前事業年度末から48.7%減少しており、長期負債はありません。

純資産の部

純資産の部では、1,523,585千円と前事業年度末から1.1%減少しています。自己資本比率は91.6%となっており、財務体質は非常に健全な状況にあります。

ROAとROE

ROAは前事業年度の9.7%から当第1四半期で0.1%に低下しています。一方、ROEは前事業年度の7.1%から当第1四半期ではマイナス0.1%となっています。これは売上高の減少や経常利益の悪化を反映したものと考えられます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローは営業活動によるキャッシュ・フローがマイナス92,457千円となっています。これは売掛金の増加などによるものです。一方、投資活動によるキャッシュ・フローはプラス8,557千円、財務活動によるキャッシュ・フローはマイナス188,459千円となっています。全体としてキャッシュ・フローは減少傾向にあるものの、手元流動性は高い水準を維持しています。

配当の支払額

2023年12月22日開催の定時株主総会において、2023年9月期の期末配当金として1株当たり5円の配当が決議されています。この結果、当事業年度の年間配当金は1株当たり5円となります。

今後の展望

今後の事業環境については、M&A市場の継続的な拡大が見込まれることから、同社の業績も引き続き堅調に推移するものと期待されます。同社はこれまでも実績を重ね、業界内での評価も高く、今後のさらなる成長が期待できそうです。

編集部のまとめ

名南M&A株式会社の2023年12月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比48.5%増と大幅に伸び、利益面でも黒字化を果たしました。財務状況も健全で、M&A市場の拡大を背景に今後の業績拡大が期待できる企業といえるでしょう。

名南M&A株式会社の決算日や配当についてまとめました。

同社の決算期は9月30日で、第1四半期決算は2023年12月31日時点となります。また、2023年9月期の期末配当金は1株当たり5円と、株主還元も適切に行われています。今後も同社の業績に注目していきたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました