24時間365日営業の”エニタイムフィットネス”を展開する株式会社Fast Fitness Japanの決算報告が発表されました。前年同期比7.0%増収を達成し、経常利益は11.2%増と好調な業績を記録しています。健康意識の高まりを受けて会員数も順調に増加しており、さらなる事業拡大に期待がかかっています。
企業情報
企業名: 株式会社Fast Fitness Japan
証券コード: E35318
決算期: 3月期
株式会社Fast Fitness Japanの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社Fast Fitness Japanの決算期は3月期です。2024年2月14日に2023年12月期第3四半期の決算報告が行われました。
主な事業
株式会社Fast Fitness Japanは、「ヘルシアプレイスをすべての人々へ!」を企業理念に掲げ、24時間365日営業のフィットネスクラブ”エニタイムフィットネス”の展開を行っています。健康的でアクティブなライフスタイルの実現を目指し、全国各地にエニタイムフィットネスの店舗展開を積極的に行っています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の売上高は11,804百万円と前年同期比7.0%の増収を達成。営業利益は2,864百万円と8.1%の増益となりました。経常利益は2,977百万円と11.2%の増益と好調な業績を維持しています。
売上・利益の推移
売上高は前年同期比7.0%増の11,804百万円、経常利益は11.2%増の2,977百万円と着実に伸長しています。会員数の増加や既存店の収益力向上などが増収増益の主な要因です。今後も健康意識の高まりを背景に業績の拡大が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
当社のバランスシートは財務基盤の強化が進んでいます。純資産は12,668百万円となり、自己資本比率も59.8%と高水準を維持しています。有利子負債は着実に削減され、財務の健全性が高まっています。
資産の部
総資産は21,190百万円と前期末並みを維持しています。現金及び預金が増加したことなどから流動資産が増加しました。一方で繰延税金資産が減少したことで固定資産が減少しています。
負債の部
負債合計は8,522百万円と前期末比1,452百万円減少しました。借入金の返済が進み、有利子負債が大幅に減少しています。
純資産の部
純資産は12,668百万円と前期末比1,446百万円増加しました。親会社株主に帰属する四半期純利益1,891百万円を計上したことなどから利益剰余金が増加しています。
ROAとROE
ROAは前期末の7.3%から改善し、当期は10.0%と高水準となっています。また、ROEも前期末の18.0%から19.4%に上昇しています。収益力の向上と財務体質の強化が進み、株主価値の向上につながっています。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、2,698百万円のプラスを計上しました。投資活動では店舗の新規出店などにより支出が発生しましたが、財務活動では借入金の返済を進めています。全体としては現金及び預金が276百万円増加し、手元流動性が確保されています。
配当の支払額
当社は株主還元施策として、年2回の配当を行っています。2023年10月に中間配当として1株当たり10円の配当を支払っています。期末配当を含めた年間配当は25円を見込んでおり、着実な株主還元を行っています。
今後の展望
当社はブランド価値の向上とともに、FC店舗の開発支援や新業態の展開など、さらなる飛躍を目指します。加えて、組織体制の強化やガバナンスの徹底にも取り組み、企業価値の最大化を目指していきます。健康意識の高まりを背景に、今後も安定的な成長が期待されます。
編集部のまとめ
株式会社Fast Fitness Japanは、24時間営業のフィットネスクラブ「エニタイムフィットネス」を展開し、堅調な業績を維持しています。売上高、経常利益ともに前年同期比で増加しており、健康意識の高まりを背景に会員数も順調に伸びています。今後も新規出店や新ブランド展開など、さらなる成長が期待されます。株主還元策としての配当も着実に実施されており、投資家にとっても魅力的な企業と言えるでしょう。
株式会社Fast Fitness Japanの決算日や配当についてまとめました。
株式会社Fast Fitness Japanの決算期は3月期で、2024年2月14日に2023年12月期第3四半期の決算報告が行われました。当社は年2回の配当を実施しており、2023年10月には1株当たり10円の中間配当を支払っています。期末配当を含めた年間配当は1株25円を見込んでおり、着実な株主還元を行っています。