三菱ロジスネクスト株式会社の第123期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

三菱ロジスネクスト株式会社の最新の四半期決算報告書を分析してみました。同社は業界トップクラスの物流機器メーカーで、この決算では業績が大幅に改善していることがわかりました。国内外の需要が堅調に推移し、売上高が18.1%増加。また、生産の整流化や価格適正化の効果も発揮され、営業利益は384.1%も増加するなど、大変良好な結果となりました。今後も同社の成長は続くと期待できそうです。

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企業情報

企業名: 三菱ロジスネクスト株式会社
証券コード: E02136
決算期: 2023年3月期

三菱ロジスネクスト株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

三菱ロジスネクスト株式会社は3月31日が決算日となっています。 決算発表は例年6月下旬に行われ、2023年3月期の決算発表は2023年6月28日に行われました。

主な事業

三菱ロジスネクスト株式会社は、フォークリフトを中心とした物流機器の製造・販売を行う企業です。国内ではトップシェアを誇り、海外でも積極的に事業展開しています。最近では自動倉庫システムなどの物流ソリューションにも注力しており、物流の効率化に貢献する製品やサービスを提供しています。

今期の業績と利益率は?

この四半期決算では、売上高が520,955百万円と前年同期比18.1%の大幅増加となりました。営業利益も359,72百万円と384.1%の大幅増加を記録しています。特に海外事業が好調で、売上高は20.9%増加、営業利益は291.9%も増加しました。このように、売上高と利益が大きく伸びていることが分かります。

売上・利益の推移

過去3期の売上高と営業利益の推移を見ると、2022年3月期から2023年3月期にかけて大幅な増収増益となっています。売上高は440,958百万円から520,955百万円へ、営業利益は7,430百万円から35,972百万円へと、それぞれ大きく伸びています。足元の業績が大幅に改善されており、同社の事業展開が順調に進んでいることがわかります。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計が5,099億円となっています。前期末から345億円の増加となっています。

資産の部

資産の部では、流動資産が2,857億円と前期末から212億円増加しています。現金及び預金、売上債権、棚卸資産などが増加しています。固定資産も2,241億円と132億円の増加となっており、有形固定資産の増加が主な要因です。

負債の部

負債の部では、4,038億円と前期末から44億円増加しています。主な要因は、為替の影響による増加です。

純資産の部

純資産は1,054億円と前期末から300億円増加しています。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加と為替換算調整勘定の増加が主な要因です。

ROAとROE

ROAは前期末の14.9%から当期末の20.7%へと大幅に上昇しています。ROEも前期末の15.9%から当期末の20.7%へと改善しています。これは、売上高と利益が大幅に伸びたことで、資産効率と自己資本効率が向上したためと考えられます。同社では経営効率の改善にも注力しており、今回の決算では その成果が反映されているといえるでしょう。

キャッシュフロー

当四半期のキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローが449億円の収入となり、前年同期に比べ大幅な増加となっています。これは、税金等調整前四半期純利益の増加や売上債権の回収増加などによるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは440億円の支出となり、有形固定資産の取得や貸付けによる支出の増加が主な要因です。財務活動によるキャッシュ・フローは71億円の収入と前年同期に比べ減少しています。

配当の支払額

当期の期末配当金は1株当たり9円と前期の8円から増配となっています。また、中間配当金は9円で、年間配当金は18円となる見通しです。業績が大幅に拡大したことを受けて、株主還元を強化しているようです。

今後の展望

三菱ロジスネクストは、物流の自動化・省力化に寄与する製品開発と海外事業の拡大に注力しています。今回の決算でも、国内外の需要が好調なことから、今後も売上高と利益の増加が見込まれます。デジタル化の進展や環境への配慮など、社会の要請にも積極的に応えていく方針で、中長期的な成長が期待できる企業だと言えるでしょう。

編集部のまとめ

三菱ロジスネクスト株式会社の2023年3月期第3四半期決算は、売上高と営業利益が大幅に増加し、業績が大きく改善されていることがわかりました。国内外の需要が堅調に推移し、価格適正化の効果も発揮されたことが要因です。今後も同社の成長が期待できそうで、株主還元の強化も行われています。物流の自動化やデジタル化など、社会ニーズにも的確に対応していく方針なので、中長期的な成長が見込まれる企業だと評価できます。

三菱ロジスネクスト株式会社の決算日や配当についてまとめました。

同社の決算日は3月31日で、毎年6月下旬に決算発表を行っています。2023年3月期の配当金は年間18円と前期から増配されています。業績の回復を受けて、株主還元の強化が行われているのが特徴です。今後も同社の成長に期待が高まっています。

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