株式会社クラシコムの第18期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社クラシコムの決算報告書が公開されました。家庭の日用品から服飾まで、さまざまなライフスタイルを提案する企業の第3四半期の業績は順調に推移しています。数字の詳細をチェックしてみましょう。

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企業情報

企業名: 株式会社クラシコム
証券コード: 71100
決算期: 2023年8月1日~2024年7月31日

株式会社クラシコムの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社クラシコムの決算日は年4回で、第1四半期(8月~10月)、第2四半期(11月~1月)、第3四半期(2月~4月)、通期(8月~翌年7月)の決算を行っています。四半期ごとの決算書が公開されるため、株主や投資家の方は四半期ごとに業績の推移を確認できます。

主な事業

株式会社クラシコムは「北欧、暮らしの道具店」と「foufou」の2つの事業セグメントを展開しています。「北欧、暮らしの道具店」では、北欧の暮らしから着想を得た雑貨や家具、アパレルなどを販売しています。一方の「foufou」はファッションブランドで、健康的な消費を提案しています。両ブランドともに、自社開発の商品やオリジナルコンテンツを通じて、ユーザーに「フィットする暮らし」を提案しています。

今期の業績と利益率は?

株式会社クラシコムの当第3四半期連結累計期間の業績は売上高5,398,402千円、経常利益1,061,485千円となりました。2つのブランドを展開していることもあり、堅調な業績を維持しています。特に「北欧、暮らしの道具店」の売上が増加しており、自社開発商品の好評も寄与しています。また、売上総利益率は44.1%と高水準を維持しており、収益性も良好と言えるでしょう。

売上・利益の推移

株式会社クラシコムは2023年8月に第1四半期連結会計期間から連結決算に移行したため、前年同期との比較はできませんが、第3四半期連結累計期間の売上高は5,398,402千円、営業利益は998,011千円と順調な推移を示しています。2つのブランドの堅調な売上と、自社開発商品の好評などが貢献しており、今後も安定した収益基盤の確立が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社クラシコムの四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は5,785,085千円となっています。主な内訳は現金及び預金4,096,123千円、商品599,259千円などです。一方、負債合計は1,151,820千円で、純資産は4,633,265千円と財務状況は健全と言えるでしょう。

資産の部

資産の部では現金及び預金4,096,123千円が最も多く、事業の成長に向けて手元資金を積み上げていることがわかります。また、商品599,259千円も保有しており、販売に備えた在庫が確保されています。

負債の部

負債の部では買掛金319,874千円、未払法人税等222,391千円などが主な内訳となっています。有利子負債は長期借入金168,610千円と低水準に抑えられており、財務的な健全性が高いと評価できます。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金3,357,591千円と高い水準を維持しており、内部留保も着実に積み上がっています。自己資本比率は80.1%と極めて高く、財務基盤の強さが窺えます。

ROAとROE

株式会社クラシコムのROA(総資産利益率)は18.3%、ROE(自己資本利益率)は14.9%となっています。どちらも高水準を維持しており、経営効率と収益性が良好であることがわかります。特に、自己資本比率が高いことからROEも高くなっているといえるでしょう。今後も安定した収益基盤を維持し、財務体質の強化につなげていくことが期待されます。

キャッシュフロー

株式会社クラシコムのキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは1,023,177千円のプラスとなっています。これは、堅調な売上と収益性の高さを示すものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは-174,238千円と減少しています。これは新本社ビルの移転などに伴う設備投資によるものと考えられます。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いなどにより-331,665千円のマイナスとなっています。全体としては堅調なキャッシュフロー管理が行われていると評価できるでしょう。

配当の支払額

株式会社クラシコムは当第3四半期連結累計期間において1株当たり45円の配当を実施しています。配当性向は47.8%となっており、株主還元に積極的な姿勢が窺えます。今後も安定した収益基盤のもと、株主還元の継続が期待されます。

今後の展望

株式会社クラシコムは、全体としては好調な業績を維持しているものの、一部カテゴリでは気温の影響等により売れ行きが変動しているとのことです。しかし、新商品展開やコンテンツ開発、ブランディング支援など、さまざまな成長施策に取り組んでおり、今後もライフカルチャープラットフォームとしての地位を確立していくことが期待されます。また、近年買収した「foufou」ブランドの育成にも注力し、両ブランドの相乗効果で、企業価値のさらなる向上が望まれます。

編集部のまとめ

株式会社クラシコムは、「北欧、暮らしの道具店」と「foufou」の2つのブランドを手掛ける、ライフスタイル提案企業です。第3四半期の業績は好調で、売上高や利益率、財務体質も健全に推移しています。特に「北欧、暮らしの道具店」の商品力とブランディングが評価され、安定した収益基盤を築いていると言えるでしょう。今後も新商品開発やコンテンツ展開、買収先の育成などに取り組み、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

株式会社クラシコムの決算日や配当についてまとめました。

株式会社クラシコムは年4回の決算を行っており、第1四半期(8月~10月)、第2四半期(11月~1月)、第3四半期(2月~4月)、通期(8月~翌年7月)の決算書が公開されています。当第3四半期は売上高5,398,402千円、経常利益1,061,485千円と好調な業績を示しました。また、1株当たり45円の配当を実施しており、株主還元にも積極的な姿勢が窺えます。今後も安定した収益基盤のもと、持続的な成長が期待されます。

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