株式会社フーディソンは、生鮮流通プラットフォーム事業を展開している企業です。魚ポチというBtoBサービスや、sakana baccaという直営店を運営するなど、生鮮食品の流通に革新的なソリューションを提供しています。
企業情報
企業名: 株式会社フーディソン
証券コード: E38167
決算期: 3月
株式会社フーディソンの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社フーディソンの決算日は3月31日です。第3四半期(2023年10月1日~12月31日)の決算報告書が本日(2024年2月14日)に公表されました。
主な事業
株式会社フーディソンは、生鮮流通プラットフォーム事業を展開しています。BtoBコマースサービスの「魚ポチ」、BtoCコマースサービスの「sakana bacca」、そしてHRサービスなど、生鮮食品の流通を効率化するための多様なソリューションを提供しています。特に「魚ポチ」は急成長しており、企業の生鮮食品調達に新しい変革をもたらしつつあります。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間(2023年4月1日~12月31日)の業績は、売上高4,743,979千円、営業利益150,897千円、経常利益151,222千円、親会社株主に帰属する四半期純利益138,269千円と、前年同期と比べて大幅な増収増益となりました。
売上・利益の推移
株式会社フーディソンの売上高は、2022年3月期3,894,133千円から2023年3月期5,279,487千円へと大幅に増加しました。また、経常利益も2022年3月期121,193千円から2023年3月期151,222千円へと増加しています。この背景には、生産性の向上やサービスラインナップの拡充により、収益力が高まってきていることがうかがえます。
四半期連結貸借対照表について
株式会社フーディソンの四半期連結貸借対照表を見ると、総資産が3,361,688千円となっています。前連結会計年度末の3,017,414千円から大きく増加しています。
資産の部
流動資産は3,043,013千円と、前連結会計年度末より185,321千円増加しました。主な要因は、売掛金が増加したことによります。固定資産は318,675千円と、前連結会計年度末より158,953千円増加しています。
負債の部
流動負債は898,996千円、固定負債は347,003千円となっています。前連結会計年度末と比べて、流動負債は335,237千円増加、固定負債は163,022千円減少しています。
純資産の部
純資産は2,115,689千円となり、前連結会計年度末より172,059千円増加しています。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものです。
ROAとROE
株式会社フーディソンのROAは2022年3月期が3.9%、2023年3月期が5.0%と向上しています。これは、資産の効率的な活用が進んでいることを示しています。また、ROEは2022年3月期が3.9%、2023年3月期が5.2%と、収益性の改善により株主価値の向上にもつながっています。
キャッシュフロー
株式会社フーディソンは、事業の成長に伴い、投資活動によるキャッシュアウトが増加しています。一方で、営業活動によるキャッシュインフローは順調に推移しており、全体としてキャッシュポジションは健全に維持されています。今後も事業拡大に向けた投資を続けつつ、適切な資金管理を行っていくことが重要です。
配当の支払額
株式会社フーディソンは、創業以来配当を実施しておらず、内部留保の充実を図ってきました。しかし、これからは株主還元にも配慮しつつ、バランスの取れた経営を行っていくことが期待されます。
今後の展望
株式会社フーディソンは、生鮮流通プラットフォームを通じて、生産者、卸売業者、小売業者、そして消費者までを結ぶ新たなエコシステムの構築を目指しています。魚ポチの拡大やサービスラインナップの強化により、生鮮食品流通の課題解決に寄与していくことが期待されます。今後も、持続的な成長を遂げていくことが重要です。
編集部のまとめ
株式会社フーディソンは、生鮮流通プラットフォーム事業を通じて、食品流通の効率化に取り組んでいる企業です。当期の業績は大幅な増収増益を実現し、収益性も向上しています。今後も「魚ポチ」の拡大などサービスの強化を進め、生鮮食品流通の課題解決に寄与していくことが期待されます。
株式会社フーディソンの決算日や配当についてまとめました。
株式会社フーディソンの決算日は3月31日です。第3四半期(2023年10月1日~12月31日)の決算報告書が2024年2月14日に公表されました。また、同社は創業以来配当を実施しておらず、内部留保の充実を図ってきましたが、今後は株主還元にも配慮した経営が期待されます。