株式会社めぶきフィナンシャルグループの第3四半期決算が発表されました!売上高は前年同期比3.6%増加と好調な業績を収めています。会社の収益性も高く、経常利益は前年同期比2.0%増加しました。預金残高や貸出金残高も順調に増加しているなど、安定的な経営基盤を築いている様子がうかがえます。今後の成長に期待がかかる決算内容といえるでしょう。
企業情報
企業名: 株式会社めぶきフィナンシャルグループ
証券コード: E30103
決算期: 3月期
株式会社めぶきフィナンシャルグループの決算日・決算時期(スケジュール)は?
めぶきフィナンシャルグループの決算日は毎年3月31日です。 四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日に行われ、その結果が発表されます。
主な事業
めぶきフィナンシャルグループは銀行業務を中心とした総合金融サービスを提供しています。銀行業務、信託業務、証券業務、リース業務などを手掛けています。主力の銀行部門では、個人・法人向けの融資や預金・リースなどの幅広い金融サービスを展開しています。また、信託業務やコンサルティング業務など、グループ全体でさまざまな金融ニーズにお応えしています。
今期の業績と利益率は?
めぶきフィナンシャルグループの当第3四半期連結累計期間の業績は良好でした。経常収益は2,329億円と前年同期比5.8%減少しましたが、一方で経常利益は466億円と前年同期比2.0%増加しています。また、親会社株主に帰属する四半期純利益も323億円と1.7%増加と堅調な結果を出しています。利益率としては、経常利益率は20.0%となっています。
売上・利益の推移
めぶきフィナンシャルグループの直近3年間の売上高と利益の推移を見てみると、売上高は2022年度2,474億円、2023年度2,329億円と微減傾向にあるものの、利益面では2022年度の経常利益が456億円、2023年度が466億円と増加しています。
特に2023年度第3四半期の利益は好調で、前年同期比2.0%増加と底堅い業績を残せています。
四半期連結貸借対照表について
めぶきフィナンシャルグループの四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は216,602億円となっています。主な資産は12兆5,871億円の貸出金や3兆7,498億円の有価証券が中心です。一方、負債は206,724億円で、その大半は17兆6,422億円の預金となっています。純資産は9,357億円と健全な財務体質を維持しています。
資産の部
めぶきフィナンシャルグループの資産は21兆6,602億円と前期末比2.7%増加しました。これは主に貸出金が12兆5,871億円と前期末比1.2%増加したことや、有価証券が3兆7,498億円と前期末比2.3%増加したことなどによるものです。
負債の部
負債合計は20兆6,724億円となりました。その大部分を占めるのが17兆6,422億円の預金で、前期末比0.7%増加しています。また、1兆9,302億円の借用金も主要な負債となっています。
純資産の部
純資産合計は9,357億円となっています。この内訳は資本金が1,174億円、利益剰余金が6,432億円などとなっています。自己資本比率は4.31%と健全な水準を維持しています。
ROAとROE
めぶきフィナンシャルグループの収益性を示す指標であるROA(総資産利益率)は年率換算で0.60%となっています。また、ROE(自己資本利益率)は年率換算で4.59%となっており、おおむね良好な水準を維持できています。
今後も持続的な利益成長と効率的な資本運用を目指し、収益性の向上に努めていく方針です。
キャッシュフロー
四半期連結キャッシュ・フロー計算書を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは+1,331億円となっています。これは預金の増加などが主な要因です。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは-1,207億円と流出超となっており、有価証券の取得などが主な内訳となっています。財務活動によるキャッシュ・フローは-123億円の支出超となっています。この結果、現金及び現金同等物の当第3四半期連結会計期間末残高は4兆8,187億円となりました。
配当の支払額
めぶきフィナンシャルグループは、連結業績の状況を勘案しながら、安定配当の継続を基本方針としており、中間配当は1株当たり6.00円を実施しています。当期の年間配当金につきましては、1株当たり11.50円を目安としており、業績動向に応じて適切な水準の配当を実施していく予定です。
今後の展望
めぶきフィナンシャルグループは、今後も個人・法人のニーズに合わせた金融サービスの提供に注力していく方針です。特に、コンサルティング営業体制の強化やデジタル化の推進などで、顧客価値の向上に努めていきます。
また、堅実な財務体質の維持と収益基盤の強化にも取り組み、持続的な成長と企業価値の向上を目指していきます。今後の業績にも期待が高まっています。
編集部のまとめ
めぶきフィナンシャルグループの第3四半期決算は、売上高は微減ながら、経常利益や純利益が増加した好調な内容でした。預金や貸出金も順調に伸び、財務体質も健全な水準を維持しています。今後は、デジタル化やコンサルティング機能の強化により収益基盤をさらに強化する方針で、株主への安定配当の実施も期待できそうです。めぶきフィナンシャルグループの今後の業績に期待したいところです。
株式会社めぶきフィナンシャルグループの決算日や配当についてまとめました。
めぶきフィナンシャルグループの決算日は毎年3月31日で、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日に行われ、その結果が発表されます。
また、同社の配当については、中間配当が1株当たり6.00円、年間配当は1株当たり11.50円を目安としており、業績に応じて適切な水準の配当を実施していく方針です。今後の業績と配当に期待が高まるでしょう。