株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループの第10期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度、株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループが2023年12月31日を期末とする第3四半期決算を発表しました。主力のきらぼし銀行が好調に推移し、連結経常利益は前年同期比67億円増加の270億円と堅調な業績を残しています。また、自己資本比率は8.3%と安定した財務基盤を維持しています。足元の業績は良好で、今後の企業の更なる成長に期待がかかっています。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ
証券コード: 7173
決算期: 3月31日

株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループの決算日は3月31日で、通期決算は年1回行っています。また、四半期決算は年4回(6月30日、9月30日、12月31日、3月31日)行っています。

主な事業

株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループは、銀行業、リース業、コンサルティング業などを主な事業としています。主力の銀行子会社であるきらぼし銀行は、個人・法人に対する幅広い金融サービスを提供しています。また、リース子会社のきらぼしリース、また、コンサルティング子会社のきらぼしフィナンシャルコンサルティングなどグループ各社が連携し、お客様のニーズに合わせたサービスを提供しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、経常収益が前年同期比128億円増加の1,028億円経常利益が前年同期比67億円増加の270億円と好調に推移しました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は186億円と前年同期比50億円の増加となりました。利益率では、自己資本当期純利益率(ROE)は7.3%となっています。

売上・利益の推移

過去3年間の業績推移をみると、売上高は2022年3月期の894億円から2023年3月期には1,013億円へと増加しており、経常利益も2022年3月期の170億円から2023年3月期には271億円と大幅に増加しています。この背景には、主力のきらぼし銀行の貸出金残高の増加や、利回りの上昇、また、非金利収益の増加などが寄与したものと考えられます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末における総資産は6兆6,092億円となっています。主な内訳としては、預金が5兆8,381億円貸出金が4兆8,659億円有価証券が8,753億円となっています。一方、負債の部では、預金が5兆8,381億円借入金が20,053億円などとなっています。純資産は3,422億円と、前期末比153億円の増加となっています。

ROAとROE

当第3四半期連結累計期間のROAは5.9%、ROEは7.3%となっています。ROAは前年同期比0.3ポイント上昇しており、ROEも前年同期比1.5ポイントの上昇となっています。これは、主力のきらぼし銀行の好調な業績に加え、当社グループのリース事業や情報サービス事業などの収益力強化が寄与したものと考えられます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが1,171億円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが367億円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが568億円の支出となっています。全体としては現金及び現金同等物の残高が236億円増加しており、安定した資金繰りを維持できているものと考えられます。

配当の支払額

当社は株主還元の一環として、年2回の配当を行っています。第2四半期末配当は1株当たり62.50円、期末配当は1株当たり65.00円の計127.50円の年間配当を予定しています。この配当水準は前期から10円の増配となっており、株主への還元も強化されています。

今後の展望

株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループは「お客様の新しい価値を創造する東京発プラットフォーマーとなる」ことをビジョンに掲げ、お客様のさまざまなニーズに応える総合金融サービスの提供を目指しています。足元の業績も堅調に推移しており、2023年3月期の親会社株主に帰属する当期純利益の年間目標200億円の達成に向けて順調に進捗しているものと考えられます。今後も、グループ各社の連携強化によるサービス拡充や、デジタル化の推進などにより、更なる企業価値の向上が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループは、銀行業を中心とした金融サービスを提供する企業です。当第3四半期の業績は、主力のきらぼし銀行の貸出金利息の増加や、非金利収益の増加などにより、経常利益270億円、親会社株主に帰属する四半期純利益186億円と大幅な増益となりました。また、自己資本比率も8.3%と健全な財務体質を維持しています。今後も、グループ各社の連携強化やデジタル化の推進などに注目が集まるでしょう。

株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループの決算日や配当についてまとめました。

株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループの決算日は3月31日で、通期決算を年1回、四半期決算を年4回行っています。また、年間配当は1株当たり127.50円を予定しており、前期から10円の増配となっています。業績好調を背景に、株主還元の強化にも取り組んでいます。

タイトルとURLをコピーしました