SBIアルヒ株式会社の第10期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

SBIアルヒ株式会社(旧アルヒ株式会社)は、最近住宅ローン事業に注力していることが決算報告書から分かりました。営業収益は前年同期比で17.3%減少したものの、それでも1,456億2千万円を計上しており、順調に事業を続けていると言えます。また、SBIエステートファイナンス株式会社を完全子会社化したことで、不動産担保ローンなどの取扱商品が増えて収益の多様化を図っています。今後も住宅金融事業の強化に尽力し、業績の向上を目指していくことでしょう。

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企業情報

企業名: SBIアルヒ株式会社
証券コード: 71980
決算期: 3月期

SBIアルヒ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

SBIアルヒ株式会社の決算日は3月31日で、3月期の通期決算と第1四半期、第2四半期、第3四半期の決算を行っています。第3四半期決算は12月31日が基準日となっています。

主な事業

SBIアルヒ株式会社は、主に住宅金融事業を行っています。長期固定金利の「フラット35」をはじめ、変動金利や固定選択型の住宅ローンの貸付、回収、関連する保険の販売を手がけています。また、SBIエステートファイナンスを完全子会社化したことで、不動産担保ローン、不動産リースバック、家賃保証などの事業も展開するようになりました。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、営業収益が14,562百万円と前年同期比17.3%減少しました。税引前利益は1,835百万円と49.9%減少、親会社の所有者に帰属する四半期利益は1,265百万円と50.0%減少しています。利益率も低下傾向にあるものの、依然として安定した収益を上げている企業といえます。

売上・利益の推移

SBIアルヒ株式会社の売上と利益は、ここ数年堅調に推移してきました。2023年3月期第3四半期までの営業収益は14,562百万円と前年同期比で減少したものの、それ以前は年々増加傾向にあります。利益面でも、2023年3月期第3四半期の親会社の所有者に帰属する四半期利益は1,265百万円と前年同期比では減少しましたが、それ以前は順調に増加してきました。今後も安定した業績が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

SBIアルヒ株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は183,313百万円となっており、前連結会計年度末に比べ34,697百万円増加しています。これは主に、SBIエステートファイナンス株式会社を連結子会社化したことで営業貸付金が32,578百万円増加したためです。負債合計は141,613百万円で、前連結会計年度末に比べ25,732百万円増加しています。

資産の部

資産の部では、現金及び現金同等物が15,437百万円営業貸付金が101,287百万円と大きな割合を占めています。SBIエステートファイナンス株式会社の完全子会社化により、営業貸付金が大幅に増加しています。

負債の部

負債の部では、借入債務が85,756百万円社債が2,500百万円となっています。SBIエステートファイナンス株式会社の完全子会社化に伴い、借入債務が23,025百万円、社債が2,500百万円それぞれ増加しています。

純資産の部

純資産の部では、親会社の所有者に帰属する持分が41,751百万円となっています。SBIエステートファイナンス株式会社の完全子会社化に伴う新株式発行や、当期利益の計上により増加しています。

ROAとROE

SBIアルヒ株式会社のROA(総資産利益率)は2023年3月期第3四半期で0.7%、ROE(自己資本利益率)は3.0%となっています。前年同期と比べROAは0.8ポイント、ROEは1.4ポイント低下しています。これは主に、営業収益と利益が減少したためです。今後は収益力の改善により、ROAとROEの上昇が期待されます。

キャッシュフロー

SBIアルヒ株式会社のキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは187百万円の支出となり、前年同期と比べ4,036百万円減少しています。これは主に、預り金の減少などによるものです。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは624百万円の収入となり、前年同期と比べ1,196百万円増加しています。これは主に、子会社の支配獲得による収入によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは2,167百万円の支出となっています。

配当の支払額

SBIアルヒ株式会社は、2023年6月21日の定時株主総会で1株当たり25円の期末配当を、また2023年11月7日の取締役会で1株当たり20円の中間配当を決議しています。配当利回りは3%前後となっており、株主還元に積極的に取り組んでいるといえます。

今後の展望

SBIアルヒ株式会社は、SBIエステートファイナンス株式会社を完全子会社化したことで、不動産担保ローンなどの取扱商品が増え、収益の多様化を図っています。今後も住宅金融事業の強化に注力し、市場環境の変化や競争の激化に対応していくことが期待されます。また、SBIグループの一員として、シナジー効果の発揮により、さらなる業績拡大が見込めるでしょう。

編集部のまとめ

SBIアルヒ株式会社は、住宅金融事業を中心に順調に事業を展開してきましたが、直近では営業収益と利益が減少する厳しい状況にあります。しかし、SBIエステートファイナンス株式会社を完全子会社化したことで、不動産担保ローンなどの新たな収益源を確保し、事業の多角化を進めています。今後も住宅金融事業の強化と収益力の改善に注力し、安定的な成長を目指していくと期待されます。株主還元にも積極的に取り組んでおり、投資家にとっても魅力的な企業と言えでしょう。

SBIアルヒ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

SBIアルヒ株式会社の決算日は3月31日で、3月期の通期決算と第1四半期、第2四半期、第3四半期の決算を行っています。配当については、年2回(期末・中間)の配当を実施しており、2023年3月期は1株当たり25円の期末配当と20円の中間配当を行っています。配当利回りは3%前後となっており、株主還元に積極的に取り組んでいます。今後も安定した配当を継続していくことが期待されます。

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