株式会社タチエスの第72期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社タチエスの2023年12月期第3四半期決算が発表されました。自動車部品業界の大手企業であるタチエスは、売上高の大幅な増加や、経常利益の黒字転換など、好調な業績を収めました。今後の事業展開にも期待が高まります。

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企業情報

企業名: 株式会社タチエス
証券コード: 72390
決算期: 2024年3月期

株式会社タチエスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社タチエスは、3月31日を決算日とし、毎年6月にはその決算短信を発表しています。また、第3四半期の決算情報は2月に公開されます。

主な事業

株式会社タチエスは、自動車シート、シートリクライニングメカニズム、ステアリングホイールなどの自動車部品の開発、製造、販売を主な事業としています。国内外の主要自動車メーカーに製品を提供しており、世界各地に拠点を展開しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、売上高2,163億円と前年同期比で25.1%増加しました。また、経常利益は46億円と黒字に転換し、大幅な改善が見られました。これにより、利益率も大きく向上しています。

売上・利益の推移

タチエスは、2022年度は営業損失39億円、経常損失37億円と厳しい状況でしたが、半導体不足等の影響が和らぎ、2023年度は好業績に転じています。売上高、営業利益、経常利益ともに前年同期比で大幅に改善しており、業績の回復が顕著です。

四半期連結貸借対照表について

タチエスの2023年12月末の総資産は1,790億円で、前期末比90億円の増加となりました。負債合計は868億円で32億円増加し、純資産は922億円と前期末比58億円の増加となっています。

資産の部

流動資産は1,120億円で、前期末比63億円増加しました。特に現金及び預金が58億円増加し、営業活動の活発化が見られます。固定資産は670億円で26億円増加しています。

負債の部

流動負債は735億円と前期末比32億円増加しています。支払手形及び買掛金が14億円、未払費用などが61億円増加しました。固定負債は133億円と若干増加しています。

純資産の部

純資産合計は922億円と前期末比58億円増加しました。主な要因は、為替換算調整勘定が51億円増加したことによるものです。自己資本比率は48.0%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

現時点で詳細な数値は開示されていませんが、業績の回復により、ROAやROEも改善していると考えられます。半導体不足の影響から脱し、収益性が向上したことが、財務指標の改善につながっているものと推察されます。

キャッシュフロー

営業キャッシュフローは、前年同期のマイナス37億円から大幅に改善し、プラスに転じていると見られます。これは、売上高の増加や経常利益の黒字化などによるものです。財務活動においても、資金調達などが積極的に行われていると考えられます。

配当の支払額

タチエスは、2023年11月に中間配当46.4円を実施しています。前年同期の31.8円から大幅に増加しており、業績の回復を反映した配当水準となっています。期末配当を含めた年間配当は、今後の業績次第で更なる増加が見込まれます。

今後の展望

半導体不足の影響が和らぐなか、主要自動車メーカーの販売拡大を背景に、タチエスの業績回復が続くと期待されています。さらに、収益構造改善の取り組みも奏功しており、2024年3月期以降の一層の業績向上が見込まれます。

編集部のまとめ

株式会社タチエスは、自動車部品業界の大手企業として、2023年12月期第3四半期は大幅な業績改善を達成しました。売上高、営業利益、経常利益ともに大幅に増加し、収益性の回復が顕著です。今後も、主要自動車メーカーの販売拡大や収益構造改善効果により、さらなる業績向上が期待されます。

株式会社タチエスの決算日や配当についてまとめました。

タチエスの決算日は3月31日で、年2回の配当を行っています。2023年12月期の中間配当は1株46.4円と大幅に増加しており、業績回復を反映した株主還元となっています。今後の期末配当を含めた年間配当の増加にも注目が集まります。

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