株式会社小田原機器の第46期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社小田原機器の最新の決算報告がリリースされました。同社は、運賃収受機器や交通インフラ関連のシステム開発を手掛ける企業です。2024年第1四半期の増収増益を達成しており、堅調な業績が継続しています。特に、新紙幣発行に向けた機器更新需要を取り込んだことが業績を牽引しています。今後も、社会インフラ関連の需要を着実に取り込んでいくことが期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社小田原機器
証券コード: 73140
決算期: 12月

株式会社小田原機器の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社小田原機器の決算日は12月31日です。決算発表は例年3月下旬に行われ、今回の四半期決算は2024年5月13日に発表されました。

主な事業

株式会社小田原機器は、運賃収受機器の設計・開発・製造・販売およびメンテナンスサービス、ならびに交通系インフラ関連のシステム開発を主な事業としています。路線バスやワンマン鉄道車両向けの運賃収受機器をはじめ、ETCシステムなどの交通インフラ系システム開発にも強みを発揮しています。社会インフラ分野における同社の技術力と豊富な実績は高く評価されています。

今期の業績と利益率は?

2024年第1四半期の業績は増収増益を達成しました。売上高は1,314,977千円と前年同期比で90.0%増と大幅な増加となりました。営業利益は113,398千円(前年同期は77,607千円の営業損失)、経常利益は112,318千円(前年同期は71,180千円の経常損失)と大幅な黒字転換を果たしています。利益率も大幅に改善し、営業利益率8.6%、経常利益率8.5%と健全な状態となっています。

売上・利益の推移

直近3期の売上高と利益の推移をみると、2023年度第1四半期は692,250千円の売上高に対し71,180千円の経常損失でしたが、2024年度第1四半期は1,314,977千円の売上高、112,318千円の経常利益と大幅な増収増益となっています。新紙幣発行に向けた需要取り込みが功を奏した結果と言えるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

同社の2024年3月末の四半期連結貸借対照表をみると、資産合計が8,362,785千円となっています。前期末比で692,360千円の増加となっています。

資産の部

資産の部では、流動資産が7,151,364千円と大幅に増加しています。現金及び預金が368,394千円増加したほか、仕掛品や原材料なども大幅に積み上がっています。一方、固定資産は1,211,421千円となっています。

負債の部

負債の部では、流動負債が4,103,915千円と大幅に増加しています。支払手形及び買掛金や電子記録債務が増加しています。固定負債は315,048千円となっています。

純資産の部

純資産の部は、3,943,821千円となっています。前期末比4,121千円の増加となっています。自己資本比率は47.2%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

同社のROA(総資産利益率)は1.1%ROE(自己資本利益率)は2.2%となっています。前年同期と比べて大幅に改善しており、収益性の向上が図られています。社会インフラ分野での安定した需要を背景に、今後も収益性の向上が期待されます。

キャッシュフロー

同社の四半期連結キャッシュ・フロー計算書によると、営業活動によるキャッシュ・フローは203,093千円のプラスとなりました。投資活動によるキャッシュ・フローは19,302千円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払などにより84,405千円のマイナスとなっています。この結果、現金及び現金同等物は前期末より368,394千円増加し、2,686,814千円となりました。

配当の支払額

2024年3月期の期末配当は1株当たり26円の配当を実施しています。前期の配当が1株当たり15円だったことから、配当性向は42.6%となっています。安定的な配当を維持しつつ、内部留保の拡充にも取り組んでいます。

今後の展望

同社は、社会インフラ分野での安定した需要を背景に、今後も順調な業績を維持できると期待されます。新紙幣発行に向けた需要の取り込みを継続するほか、交通系インフラ関連システムの受注も拡大傾向にあります。また、旺盛な設備投資需要に応えるべく、生産性の向上と収益力の強化にも注力していく方針です。中長期的には、同社の技術力と実績を生かした新規事業の展開にも期待がかかっています。

編集部のまとめ

株式会社小田原機器は、運賃収受機器やインフラシステムの開発・製造を手がける企業です。2024年第1四半期は、新紙幣発行に向けた需要取り込みが功を奏し、大幅な増収増益を達成しました。今後も社会インフラ分野での安定した需要に支えられ、収益性の向上が期待されます。同社の技術力と実績を生かした事業の拡大に注目が集まっています。

株式会社小田原機器の決算日や配当についてまとめました。

株式会社小田原機器の決算日は12月31日で、決算発表は例年3月下旬に行われます。2024年3月期の期末配当は1株当たり26円と、前期比では増配となっています。今後も安定配当を維持しつつ、内部留保の拡充にも取り組む方針のようです。

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