この記事では、Retty株式会社の最新の決算概要をお伝えします。Retty社は、人気の飲食店口コミサイト「Retty」を運営する企業です。この度、同社の直近の第1四半期業績が公表されましたので、その内容をわかりやすくご紹介いたします。
企業情報
企業名: Retty株式会社
証券コード: 73560
決算期: 毎年9月30日
Retty株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
Retty株式会社の決算日は9月30日です。四半期決算は12月31日、3月31日、6月30日、9月30日の年4回行われます。
主な事業
Retty株式会社は、実名型グルメプラットフォーム「Retty」の運営が主な事業です。ユーザーが実名で店舗情報を投稿・共有し合うサービスで、利用者から高い支持を得ています。飲食店向けの集客支援サービスや、広告コンテンツ事業などにも注力しています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期(2023年10月~12月)の売上高は416百万円と、前年同期比で0.5%増と微増となりました。一方で、営業損失は7百万円、経常損失は7百万円、四半期純損失は8百万円と、引き続き損失計上となっています。利益率は赤字のため計算できませんが、収支改善に向けた取り組みが続いています。
売上・利益の推移
Retty社の売上高は、コロナ禍の影響で一時的に減少しましたが、徐々に回復傾向にあります。第1四半期では416百万円と前年同期比で微増となりました。一方で利益面では、依然としてコスト削減を進めながら赤字が続いています。今後の業績改善に期待が寄せられています。
四半期連結貸借対照表について
Retty株式会社は単体決算のため、四半期連結貸借対照表の開示はありません。個別の四半期貸借対照表の状況をご説明します。
資産の部
当第1四半期会計期間末の総資産は1,222百万円で、前事業年度末比49百万円減少しています。これは主に、現金及び預金が55百万円減少したことによるものです。
負債の部
当第1四半期会計期間末の総負債は837百万円で、前事業年度末比40百万円減少しています。これは主に、長期借入金が28百万円減少したことによるものです。
純資産の部
当第1四半期会計期間末の純資産は384百万円で、前事業年度末比8百万円減少しています。これは主に、四半期純損失の計上により利益剰余金が8百万円減少したことによるものです。
ROAとROE
Retty社の当期のROAとROEは赤字のため計算できませんでした。ただし、今後の収益改善に向けた取り組みが続いており、利益率の向上が期待されています。同社は売上高は微増傾向にありますので、経費削減とあわせて黒字転換を目指したいと考えています。
キャッシュフロー
Retty社の当第1四半期のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローが△30百万円、投資活動によるキャッシュフローが△2百万円、財務活動によるキャッシュフローが△23百万円となり、現金及び現金同等物が55百万円減少しました。これは主に、賞与の支払いや長期借入金の返済によるものです。
配当の支払額
Retty株式会社は現在、配当を実施していません。収益性の改善を優先し、内部留保の活用に注力しているためです。今後の業績動向を見極めながら、配当の実施を検討する方針です。
今後の展望
Retty社は、飲食店支援サービスの売上純増に向けて取り組んでいます。特にLTV(顧客生涯価値)の改善策により、高単価商品の販売比率を高める施策が奏功しつつあります。また、コスト削減も継続しており、早期の黒字化を目指しています。今後の業績改善に大きな期待がかかっています。
編集部のまとめ
Retty株式会社は、コロナ禍の影響から徐々に業績回復の兆しが見られます。第1四半期では売上高が微増し、各種施策による収支改善の効果も出始めています。ただし、依然として赤字が続いているため、更なる努力が必要とされています。今後の業績動向に注目していきたいと思います。
Retty株式会社の決算日や配当についてまとめました。
Retty株式会社の決算日は9月30日で、年4回の四半期決算を行っています。現在は配当を実施していませんが、業績回復に合わせて配当の検討を行うとしています。同社は、飲食店向けサービスの収益改善に注力しており、今後の業績動向に期待が高まっています。