株式会社オンデックの2024年5月期第2四半期決算が発表されました!売上高603,677千円と大幅な増加となり、経常利益63,023千円と黒字転換を果たしています。今期もM&Aアドバイザリー事業が好調で、M&Aニーズの高まりを取り込むことができた模様です。
企業情報
企業名: 株式会社オンデック
証券コード: 73600
決算期: 11月期
株式会社オンデックの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社オンデックは11月期決算の企業です。第2四半期決算は2024年5月31日が会計期間の末日となります。
主な事業
株式会社オンデックは、M&Aアドバイザリー事業を主力事業として展開しています。中小企業の事業承継支援やM&A仲介などを行っており、事業承継問題が深刻化する中で、ニーズが高まってきています。公的機関や金融機関、専門家との業務提携を強化し、M&Aの取り組みを積極的に推進しています。
今期の業績と利益率は?
今期第2四半期の業績は売上高603,677千円と大幅な増加となり、経常利益63,023千円と黒字転換を果たしました。売上高の増加に伴い、営業利益率は10.4%と高い水準となりました。M&Aアドバイザリー事業の収益力が強化されている模様です。
売上・利益の推移
前期は売上高が826,656千円、経常利益が63,023千円と大幅な増収増益となっています。前年同期と比べると、売上高が124.7%と大幅な伸びを示しています。M&Aの取り組みが功を奏し、業績が大きく改善されたことがわかります。
四半期連結貸借対照表について
四半期連結貸借対照表では、資産合計が1,131,439千円、負債合計が223,395千円、純資産が908,043千円となっています。流動性や健全性が高く、強固な財務体質を維持できている模様です。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が740,524千円と手元資金が潤沢に残っており、財務基盤が安定していることがわかります。また、固定資産が228,395千円と事業に必要な設備投資も行っています。
負債の部
負債の部では、流動負債が200,994千円と短期的な支払いに問題はなさそうです。また、固定負債が22,401千円と低水準を維持できています。
純資産の部
純資産の部では、908,043千円と財務基盤が強固であることがわかります。自己資本比率は80.3%と高水準を維持しており、健全な財務状況です。
ROAとROE
ROAは7.7%、ROEは9.6%となっています。前年同期と比べて大幅に改善しており、収益性と資本効率性が高まっていることがわかります。M&Aアドバイザリー事業の収益力アップが功を奏したと考えられます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは210,065千円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは9,708千円の収入、財務活動によるキャッシュ・フローは36千円の支出となっています。手元流動性が高く、健全な財務体質を維持できていることがわかります。
配当の支払額
株式会社オンデックは現在、配当を実施していません。今後、事業の成長と収益力の向上を図り、株主還元の強化につなげていくことが期待されます。
今後の展望
M&Aアドバイザリー事業では、中小企業の事業承継問題への取り組みが重要な課題となっています。同社は公的機関や金融機関、各種専門家との連携を強化し、M&Aのニーズ取り込みを積極的に進めていく方針です。今後も業界トップクラスの地位を確立し、さらなる成長を目指していくことが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社オンデックの2024年5月期第2四半期決算は、売上高603,677千円、経常利益63,023千円と大幅な増収増益となりました。M&Aアドバイザリー事業の収益力が高まり、財務体質も強固になっています。今後も中小企業の事業承継支援をはじめとするM&Aニーズの取り込みを加速させ、業績と企業価値の向上につなげていくことが期待されます。
株式会社オンデックの決算日や配当についてまとめました。
株式会社オンデックは11月期決算の企業であり、第2四半期決算は2024年5月31日が会計期間の末日となります。また、同社は現在、配当を実施していませんが、今後の事業拡大と収益力の向上に伴い、株主還元の強化が期待されます。