株主の皆さま、こんにちは。この度は、株式会社プロクレアホールディングスの最新の決算状況をご報告いたします。2023年12月31日を期末とする第3四半期の決算は、予想を上回る好業績となりました。
企業情報
企業名: 株式会社プロクレアホールディングス
証券コード: E37412
決算期: 3月31日
株式会社プロクレアホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?
プロクレアホールディングスの決算日は3月31日です。第3四半期決算は12月31日に行われます。株主総会は通常6月に開催され、配当は6月と12月の年2回行われています。
主な事業
プロクレアホールディングスは、銀行業、リース業、クレジットカード業務、信用保証業務を主力事業としております。青森県を中心とした地域金融グループとして、お客さまの生活・事業をサポートしています。地域密着型の営業活動を展開し、地域経済の発展に貢献することが同社の使命となっています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の業績は、経常収益が546億22百万円となり、前年同期比で減収となりましたが、経常費用が減少したことにより、経常利益は38億78百万円を確保することができました。経常利益率は7.1%となっております。
売上・利益の推移
過去3年間の業績推移を見ると、2022年度は52,391百万円の親会社株主に帰属する当期純利益を計上するなど、非常に好調な業績でした。一方で、2023年度は前年同期比で492億円減益の31億13百万円となっています。これは、前年同期に計上した負ののれん発生益47,140百万円の剥落が影響しております。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期連結会計期間末の総資産は6兆5,056億円となり、前連結会計年度末から322億円増加しました。この増加要因は主に、預金の増加によるものです。一方で、純資産は1,645億円となり、前連結会計年度末から199億円減少しています。これは、優先株式の取得及び消却によるものです。
資産の部
資産の主な内訳は、現金預け金1兆1,973億円、有価証券8,145億円、貸出金3兆7,913億円となっています。貸出金は前連結会計年度末比で169億円増加しました。
負債の部
負債の主な内訳は、預金5兆3,508億円、譲渡性預金3,046億円となっています。預金は前連結会計年度末比で1,030億円増加しました。
純資産の部
純資産の主な内訳は、資本金200億円、資本剰余金281億円、利益剰余金1,245億円となっています。自己資本比率は2.73%となっております。
ROAとROE
ROAは0.22%、ROEは1.95%となっております。前年同期と比較すると、ROAは0.56ポイント低下、ROEは0.82ポイント低下しています。これは、前年同期に計上した大幅な負ののれん発生益の剥落が影響しているためです。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、預金の増加などにより1,470億円のプラスとなりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは有価証券の売却・償還などにより494億円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは優先株式の取得などにより645億円のマイナスとなりました。これらの結果、現金及び現金同等物は前連結会計年度末比524億円減少しています。
配当の支払額
第2期の中間配当は、1株当たり25円、第2期の期末配当は未定となっています。また、第1期の年間配当は、1株当たり50円の配当を実施しており、株主の皆様への還元にも力を入れています。
今後の展望
プロクレアホールディングスは、地域の皆様に愛され、地域に根付いた金融グループを目指しています。今後も、地域の発展と皆様の豊かな生活の実現に向けて、積極的な経営を行ってまいります。業績の向上とともに、株主の皆様への利益還元にも尽力してまいります。
編集部のまとめ
プロクレアホールディングスの2023年12月期第3四半期決算は、経常利益が38億78百万円と堅調な業績となりました。一方で、前期に計上した大幅な負ののれん発生益の剥落により、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比で大幅減益となっています。今後も、地域に密着した経営を行い、株主の皆様への利益還元にも注力していく方針です。
株式会社プロクレアホールディングスの決算日や配当についてまとめました。
プロクレアホールディングスの決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日に行われます。2023年度の中間配当は1株当たり25円を実施しており、年間配当は前期が50円でした。今後も、業績の向上と株主の皆様への積極的な利益還元に努めていくことが期待されます。