ジャパンワランティサポート株式会社の決算報告書が公開されました!この企業は家庭用品の延長保証サービスなどを主な事業としているので、多くの消費者に親しまれている企業ですね。今回の決算では、売上高が前年同期比で22.4%も増加し、好調な業績を維持していることが分かります。また、47.6%もの経常利益の増加も喜ばしいニュースです。
今後も同社は、住宅設備機器の延長保証サービスを中心に事業を展開していくと見られ、さらなる業績の向上が期待されます。
企業情報
企業名: ジャパンワランティサポート株式会社
証券コード: 73860
決算期: 2023年10月1日~2024年9月30日
ジャパンワランティサポート株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
ジャパンワランティサポート株式会社の決算日は3月31日と9月30日の年2回です。第2四半期決算は3月31日、通期決算は9月30日に行われます。決算発表は、第2四半期決算が5月、通期決算が12月に予定されています。
主な事業
ジャパンワランティサポート株式会社は、家庭用品の延長保証サービスを中心とした事業を展開しています。新品住宅設備の延長保証サービス「あんしん修理サポート」、中古住宅設備の保証サービス「リユース修理サポート」、緊急駆け付けサービス「あんしん住宅サポート24h」など、住宅に関するアフターサービスを幅広く提供しています。さらに、BPOサービスの事業にも注力しています。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期累計期間の業績は、売上高986,384千円(前年同期比22.4%増)、営業利益411,779千円(同38.2%増)、経常利益458,932千円(同47.6%増)、四半期純利益317,799千円(同49.6%増)と、順調に推移しています。高い営業利益率41.8%や経常利益率46.5%が特徴的で、企業の収益力の高さがわかります。
売上・利益の推移
同社の売上高は、直近2年間で21.4%増加しており、着実な成長が続いています。利益面でも、経常利益が47.6%増加するなど、収益性も高まっています。これは、主力の延長保証サービスが好調に推移していることに加え、BPOサービスの収益増加にも支えられています。今後もこの勢いを維持し、さらなる業績拡大が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
ジャパンワランティサポート株式会社の財務状況は良好です。総資産は前期末比4.2%増加の11,429,979千円となり、純資産は同14.8%増加の2,445,265千円と、着実に積み上がっています。現金及び預金が7,532,511千円と手元流動性も厚く、財務基盤は強固と言えるでしょう。
資産の部
流動資産は、現金及び預金が7,532,511千円と前期末から302,603千円増加しており、手元資金が潤沢です。一方、固定資産は、投資有価証券の取得などで3,265,119千円と前期末比50,905千円増加しています。
負債の部
流動負債は、前受収益の増加などで1,838,739千円と前期末比73,527千円増加しました。固定負債も、長期前受収益の増加などで7,145,975千円と前期末比34,643千円増加しています。
純資産の部
純資産は、2,445,265千円と前期末比316,104千円増加しています。これは、主に四半期純利益の計上と新株予約権の行使による資本金及び資本剰余金の増加によるものです。
ROAとROE
ジャパンワランティサポート株式会社のROA(総資産利益率)は、当期累計で4.0%となっています。また、ROE(自己資本利益率)は13.1%と高水準を維持しています。これは、主力の延長保証サービスが好調に推移し、収益性が高いことが要因と考えられます。今後も高い収益性を維持しつつ、資本効率も向上させていくことが期待されます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは321,046千円の獲得と健全に推移しています。これは、税引前四半期純利益の計上や前受収益の増加などによるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは6,938千円の使用、財務活動によるキャッシュ・フローは11,504千円の使用となっています。この結果、現金及び現金同等物は前期末比302,603千円増加の7,032,511千円となりました。
配当の支払額
ジャパンワランティサポート株式会社は、株主への利益還元として積極的に配当を行っています。当第2四半期決算では、1株当たり18円の中間配当を実施しました。また、期末配当として1株当たり20円の配当を予定しているなど、年間配当38円と、株主の皆様への還元を重視しています。
今後の展望
ジャパンワランティサポート株式会社は、主力の延長保証サービスを中心に事業を展開していきます。SDGsへの関心の高まりもあり、既存住宅のリフォーム需要が底堅く推移しており、延長保証への需要も高まっています。また、太陽光パネルや蓄電池などの再生可能エネルギー関連設備の保証サービスの展開も積極的に進めています。
さらに、BPOサービスの収益力強化にも注力することで、今後も安定的な業績拡大が期待できそうです。
編集部のまとめ
ジャパンワランティサポート株式会社は、住宅設備の延長保証サービスを中核事業とする企業です。当第2四半期の決算では、売上高、利益ともに大幅な増加を果たし、順調な業績を維持しています。安定的な収益性と健全な財務体質を持ち、株主還元にも積極的です。今後も延長保証サービスを中心に、再生可能エネルギーやBPOなど新たな事業展開にも取り組み、持続的な成長が期待できる企業だと言えるでしょう。
ジャパンワランティサポート株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ジャパンワランティサポート株式会社の決算日は3月31日と9月30日の年2回です。第2四半期決算の発表は5月、通期決算の発表は12月に行われます。また、同社は年間配当38円と、株主還元にも力を入れています。今後も順調な業績拡大が期待できる企業だと言えるでしょう。