AeroEdge株式会社の第9期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

今回は、航空機部品メーカーのAeroEdge株式会社の最新の決算報告をご紹介します。同社は、航空機の高性能エンジンに使用されるチタンアルミブレードなどの製造を手がけており、航空業界の需要拡大に伴い業績を伸ばしてきました。

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企業情報

企業名: AeroEdge株式会社
証券コード: 74090
決算期: 2023年6月30日現在

AeroEdge株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

AeroEdge株式会社の決算期は毎年6月30日です。当社は2023年7月4日に東京証券取引所グロース市場に新規上場し、決算報告書の提出は毎年5月15日となっています。

主な事業

AeroEdge株式会社は、航空機用のチタンアルミ製の低圧タービンブレードを主力製品として製造・販売しています。そのほかにも、航空機用エンジン部品の開発・製造にも注力しており、顧客ニーズに合わせた新素材の開発にも取り組んでいます。同社の強みは、先進的な加工技術と高い品質管理体制にあり、優良な顧客企業から高い評価を得ています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間(2023年7月1日~2024年3月31日)の売上高は2,398,031千円と前年同期比で12.4%増となりました。営業利益は454,640千円14.9%増と好調に推移しています。一方で、上場関連費用の計上などにより経常利益は485,952千円と前年同期比3.4%減となりました。

売上・利益の推移

AeroEdge株式会社の売上高は、直近3年間で2,132,624千円から2,398,031千円と着実に増加しています。また、営業利益も395,772千円から454,640千円と好調に推移しています。これは、航空機需要の回復やA320neoやBoeing 737MAXなどの新型機種向けチタンアルミブレードの販売増加によるものです。

四半期連結貸借対照表について

AeroEdge株式会社の最新の四半期連結貸借対照表(2024年3月31日時点)を見てみましょう。

資産の部

総資産は6,835,352千円で、前事業年度末(2023年6月30日)比1,047,116千円増となっています。この増加は、主に現金及び預金の増加や設備投資による有形固定資産の増加によるものです。

負債の部

負債合計は4,020,848千円で、前事業年度末比145,309千円減となっています。主な変動は、長期借入金の返済によるものです。

純資産の部

純資産は2,814,503千円で、前事業年度末比1,192,425千円増しています。これは、株式上場に伴う増資による資本金及び資本剰余金の増加に加え、四半期純利益の計上による利益剰余金の増加によるものです。

ROAとROE

AeroEdge株式会社のROA(総資産経常利益率)は7.1%、ROE(自己資本当期純利益率)は14.9%となっています。前年同期と比べROEは約3ポイント低下しましたが、航空業界の回復基調を受けて引き続き高水準の収益性を維持できている状況です。

キャッシュフロー

当第3四半期累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが532,558千円の増加、一方で設備投資などの投資活動によるキャッシュ・フローが345,590千円の減少となっています。財務活動によるキャッシュ・フローは、株式上場に伴う増資などによりポジティブとなり、全体として186,968千円の増加となりました。

配当の支払額

AeroEdge株式会社は現在のところ配当を実施していません。企業成長のための設備投資や研究開発に資金を充当することを優先しており、当面は内部留保の活用を重視する方針だと考えられます。

今後の展望

AeroEdge株式会社は、航空機需要の回復基調を背景に、主力のチタンアルミブレードの販売増加に期待しています。また、新材料の開発など先進的な取り組みにも注力しており、引き続き事業拡大を目指していく方針です。さらに、部品の量産体制強化にも取り組むことで、収益性の向上に努めていくと見られます。

編集部のまとめ

AeroEdge株式会社は航空機部品の製造を手がける企業で、主力製品のチタンアルミブレードが搭載される航空機の需要回復に伴い、着実に業績を伸ばしています。今後も、先進的な素材開発力や生産性向上に注力し、収益性の高い企業として成長していくことが期待されます。

AeroEdge株式会社の決算日や配当についてまとめました。

AeroEdge株式会社の決算期は毎年6月30日で、決算報告書の提出は毎年5月15日となっています。一方で、同社は現時点では配当を実施しておらず、内部留保の活用を優先する方針のようです。今後の業績や株主還元策にも注目が集まりそうです。

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