株式会社はるやまホールディングスの第50期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社はるやまホールディングスの最新の決算報告書をご紹介します。この会社は、メンズスーツやカジュアルウェア、ワイシャツなどの衣料品を提供する老舗ブランドです。今回の決算では、厳しい経営環境の中でも粘り強く販売力の強化に取り組み、収支の改善傾向がうかがえます。今後の更なる成長に期待が高まる決算内容となっています。

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企業情報

企業名: 株式会社はるやまホールディングス
証券コード: 74160
決算期: 2023年3月期

株式会社はるやまホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社はるやまホールディングスの決算期は3月期です。具体的には4月1日から翌年3月31日までの1年間の業績を取りまとめる形となっています。第3四半期決算(2023年12月期)の決算発表は2024年2月14日に行われました。

主な事業

株式会社はるやまホールディングスは、衣料品販売事業を主力としています。メンズスーツ、ワイシャツ、カジュアルウェアなどの製造・販売を行っており、国内に約380店舗を展開しています。衣料品事業以外にも広告代理業などの事業を手がけていますが、重要性が乏しいため記載を省略しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間(2023年4月〜12月)の業績は、売上高が227億8,000万円と前年同期に比べ3.8%減少しました。一方で、販売費及び一般管理費の削減に努めたことで、営業損失は4億9,000万円まで改善しています。利益率も徐々に改善傾向にあり、今後の更なる収益力の向上が期待されます。

売上・利益の推移

株式会社はるやまホールディングスの売上高は、最近3年間で368億円前後で推移しています。一方で、利益面では2022年3月期に約11億円の経常利益を計上したものの、前年同期と当第3四半期は経常損失となっています。販売費及び一般管理費の削減に取り組み、収益性の改善を目指しています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社はるやまホールディングスの2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表をみると、資産合計は449億5,000万円となっています。この内訳として、現金及び預金が104億8,000万円、商品が109億7,000万円となっています。一方、負債合計は225億4,700万円で、そのうち借入金が105億6,300万円となっています。純資産は224億400万円となり、自己資本比率は50.0%となっています。

資産の部

株式会社はるやまホールディングスの資産は、現金及び預金、商品、土地などからなっています。直近の四半期では、現金及び預金が大幅に減少し、他の項目もほぼ横ばいで推移しています。この結果、全体の資産総額は前期末から36億4,700万円減少しました。

負債の部

負債の部では、支払手形や買掛金、借入金などが主な内訳となっています。当第3四半期では、借入金が10億6,400万円減少し、その他の項目もおおむね減少傾向にあることから、負債総額は前期末から22億9,900万円減少しました。

純資産の部

純資産の部では、資本金や資本剰余金、利益剰余金などが計上されています。当第3四半期では、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上や配当金の支払いにより、純資産総額は前期末から13億4,800万円減少し、224億400万円となりました。

ROAとROE

株式会社はるやまホールディングスのROA(総資産利益率)は直近3年で1~2%前後で推移しており、ROE(自己資本利益率)は3~4%前後となっています。直近期は赤字決算となったため、両指標ともマイナスの水準となっています。今後は、収益性の改善とともに資産効率の向上にも取り組み、ROAとROEの上昇を目指す必要があるでしょう。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローをみると、営業活動によるキャッシュ・フローはマイナスの7億9,700万円となっています。これは主に、税金等調整前四半期純損失の計上およびたな卸資産の増加によるものです。一方、投資活動により1億5,500万円のキャッシュ・アウトフローがありました。財務活動では借入金の返済により11億1,400万円のキャッシュ・アウトフローとなり、結果として期末の現金及び預金残高は104億8,000万円となりました。今後は営業活動による収支の改善が課題となっています。

配当の支払額

株式会社はるやまホールディングスは、2023年6月30日に1株当たり15.5円の期末配当を実施しました。これにより、年間配当金は1株当たり15.5円となっています。財務体質の強化により収益力が高まれば、さらなる配当増加も期待できるでしょう。

今後の展望

株式会社はるやまホールディングスは、今後も引き続き「健康」をキーワードとした差別化戦略を推進していきます。「i-Shirt」などの自社ブランド商品の魅力を高めつつ、環境に配慮した「ECO i-Shirt」の投入など、持続可能な経営を目指しています。また、店舗の閉鎖などによる固定費の削減にも取り組み、収益性の向上を図る方針です。今後の業績改善に期待が高まる決算内容となっています。

編集部のまとめ

株式会社はるやまホールディングスの決算は、依然として厳しい経営環境の中でも着実な収支改善の兆しが見られる内容となりました。自社ブランド品の強化や固定費削減など、様々な経営改善策に取り組んでおり、今後の業績回復に期待が高まっています。一方で、株主還元については現状の年間配当金水準を維持することが課題となっています。同社の今後の動向に注目が集まるところです。

株式会社はるやまホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社はるやまホールディングスの決算期は3月期で、第3四半期決算の発表は2024年2月14日に行われました。また、2023年6月30日に1株当たり15.5円の期末配当を実施しており、年間配当金は1株当たり15.5円となっています。今後は収益性の改善と株主還元の強化が課題となっています。

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