東邦レマック株式会社の第67期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

東邦レマック株式会社の2023年12月期第1四半期決算報告が発表されました。靴販売の大手企業である同社は、緩やかな景気回復基調の中、苦戦しつつも売上高や利益率の改善傾向が見られます。利益面では、販売費や管理費の削減が功を奏し、前年同期比で大幅に縮小しています。今後は、ライフスタイルの変化への対応や在庫管理の効率化など、「レマックリバイバルプラン」を実行することでさらなる業績改善が期待されます。

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企業情報

企業名: 東邦レマック株式会社
証券コード: E02794
決算期: 12月

東邦レマック株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

東邦レマック株式会社の決算日は12月20日で、第1四半期決算は2024年3月20日までを対象としています。毎年3月と5月に決算説明会を開催し、株主や投資家に業績を報告しています。

主な事業

東邦レマック株式会社は、靴小売業を中心とした事業を展開しています。紳士靴、婦人靴、スポーツシューズなどの企画・製造・販売を手がけており、自社ブランドの商品開発に注力しています。また、ライセンスブランドの取り扱いや、他メーカーからの受託OEM生産なども行っています。全国に直営店や販売店網を持ち、幅広い商品ラインナップで消費者ニーズに応えています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の売上高は10.8億円と前年同期比で20.7%の減収となりましたが、売上総利益率は前年を上回る28.7%を確保できました。販売費及び一般管理費の削減もあり、営業損失は15百万円と前年同期の61百万円の損失から改善しました。経常損失は0.1百万円にまで縮小し、四半期純損失も0.9百万円と大幅に減少しました。

売上・利益の推移

東邦レマック株式会社は、2022年12月期まで7期連続の営業損失と6期連続の当期純損失を計上してきました。しかし、当第1四半期では売上高の減少はあったものの、売上総利益率の改善と経費削減により、前年同期比で損失の幅が大きく縮小しています。今後、「レマックリバイバルプラン」の着実な実行により、さらなる業績回復が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

当第1四半期の総資産は60.1億円となり、前事業年度末比で6.1億円増加しました。流動資産が39.6億円と増加し、固定資産も20.5億円に増加しています。一方、負債合計は15.5億円で、前事業年度末比で4.1億円増加しました。これにより、自己資本比率は74.2%と高い水準を維持しています。

資産の部

流動資産は主に現金・売掛金・在庫の増加により前期末比で3.8億円増加しました。固定資産も投資有価証券の増加などにより前期末比で2.3億円増加しています。全体として資産は健全な水準を保っています。

負債の部

流動負債は支払手形・短期借入金の増加などで3.7億円増加しましたが、固定負債は3.3億円と横ばいで推移しています。借入金残高も前期末から50百万円増加しましたが、概ね安定した水準を維持しています。

純資産の部

純資産合計は44.6億円と、前期末比で2.0億円増加しました。自己資本比率は74.2%と引き続き高い水準を保っています。利益剰余金は微減しましたが、その他有価証券評価差額金やヘッジ損益の改善により純資産は増加しています。

ROAとROE

東邦レマック株式会社のROA(総資産利益率)は-%ROE(自己資本利益率)は-%となっています。収益性の指標であるROAは、赤字決算が続いていることから低い水準にありますが、自己資本比率が高いROEも改善に向かっています。今後の収益力の向上と経営効率化により、両指標の改善が期待されます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローの情報は開示されていません。しかし、総資産の増加から推察すると、営業活動によるキャッシュ・インが続いていると考えられます。一方で、現金及び預金残高は前期末比で3.2億円減少しているため、投資活動や財務活動に資金が充当されている可能性があります。

配当の支払額

東邦レマック株式会社は、年間配当金を1株当たり53円と設定しています。当第1四半期は、前年同期と同額の1株当たり53円の配当を実施しました。今後も安定配当の継続を目指しつつ、収益力の向上に努めていく方針のようです。

今後の展望

東邦レマック株式会社は、「レマックリバイバルプラン」に沿って、オリジナルブランドの強化、在庫管理の徹底、品質管理体制の見直し、生産性向上などに取り組んでいます。当第1四半期はその効果が現れ始め、損失幅が大幅に縮小しました。今後は、消費者ニーズの変化への対応や、更なるコスト削減などを推進することで、確実な業績回復が期待されます。

編集部のまとめ

東邦レマック株式会社は、靴小売業界の大手企業として長年の歴史を持ちますが、近年は収益性の低下に苦しんでいました。しかし、当第1四半期決算では、売上減少はあるものの、利益率の改善と費用の削減により大幅な損失縮小に成功しています。今後は「レマックリバイバルプラン」の着実な実行により、さらなる業績回復が期待される企業といえるでしょう。

東邦レマック株式会社の決算日や配当についてまとめました。

東邦レマック株式会社の決算日は12月20日で、毎年3月と5月に決算説明会を開催しています。また、年間配当金は1株当たり53円と、安定的な配当を実施しています。今後も業績回復に向けた取り組みを続けながら、株主還元にも力を入れていくことが期待されます。

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