株式会社オータケの第72期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社オータケは、管工機材の卸売事業を手掛ける企業です。直近の決算では、感染症の影響が和らぐなかで売上高が前年同期比9.0%増加し、営業利益も同5.0%増加するなど、業績は順調に推移しています。
同社は中部圏の強化や首都圏の地盤固め、生産性向上への取り組みなどに注力しており、今後の収益拡大が期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社オータケ
証券コード: E02803
決算期: 5月31日

株式会社オータケの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社オータケの決算日5月31日です。決算発表は例年8月頃に行われます。

主な事業

株式会社オータケは、管工機材の卸売事業を主な事業としています。主な取り扱い商品は管工機材全般で、建設資材メーカーや専門商社などに販売しています。
また、不動産の賃貸事業も行っており、安定的な収益源の一つになっています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間(2023年6月1日~2024年2月29日)の売上高233億84百万円と前年同期比9.0%増加しています。経常利益8億52百万円と5.4%の増加となりました。
利益率では、売上総利益率は13.8%と前年同期比0.7ポイント改善しています。

売上・利益の推移

同社の過去3年間の売上高は、2022年5月期が266億15百万円、2023年5月期が293億21百万円と順調に増加しています。
営業利益も2022年5月期が6億円、2023年5月期が9億15百万円と大幅に改善しており、収益性の向上が見られます。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産は242億58百万円となっており、前期末から10億44百万円増加しています。
負債は95億1百万円で、前期末から2億65百万円増加しました。純資産は147億57百万円と、前期末から7億79百万円増加しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が7億67百万円減少したものの、電子記録債権が8億36百万円、商品が2億9百万円、投資有価証券が8億24百万円増加しています。

負債の部

負債の部では、未払法人税等が98百万円、賞与引当金が99百万円減少しましたが、買掛金が3億5百万円、繰延税金負債が1億85百万円増加しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が4億33百万円、その他有価証券評価差額金が3億34百万円増加しています。

ROAとROE

同社のROA(総資産利益率)は3.5%、ROE(自己資本利益率)は4.2%となっており、前期と比べ若干の改善が見られます。
これは、売上高の増加と固定資産の効率的な活用により、収益性が高まったことが要因です。今後も収益力の向上に努め、ROA、ROEの更なる改善が期待されます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは、12億71百万円の増加となりました。これは、税引前四半期純利益の計上や売上債権の減少などが主因です。
一方、投資活動によるキャッシュ・フローは11億14百万円の減少となりました。これは主に有価証券の取得によるものです。

配当の支払額

同社は、株主への利益還元として年1回の期末配当を実施しています。2023年8月の期末配当は1株当たり33円となり、前期から6円増配しました。
今後も安定的な配当の実施が期待されます。

今後の展望

同社は、「中部圏強化」「首都圏地盤固め」「働き方改革 生産性重視」の3つの事業戦略を推進しています。
中部圏での主力商品の販売拡大や、首都圏での営業基盤の整備、デジタル化による生産性向上などに取り組み、更なる成長を目指しています。

編集部のまとめ

株式会社オータケの直近の決算では、売上高、営業利益ともに前年同期から増加しており、業績は順調に推移しています。
同社は中部圏と首都圏での事業拡大、生産性向上に注力しており、今後の収益拡大が期待されます。また、株主還元も充実させており、業績と連動した安定的な配当を実施しています。

株式会社オータケの決算日や配当についてまとめました。

株式会社オータケの決算日は5月31日で、毎年8月に決算発表を行っています。配当金は1株当たり33円と前期から増配しました。今後も安定した配当政策が期待できるでしょう。

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