ハリマ共和物産株式会社の第57期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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ハリマ共和物産株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。売上高は前年同期比2.3%増加し、営業利益も黒字を維持しています。主力の日用品雑貨の販売が好調で、外出関連商品の回復も寄与しました。また、利益面では人件費増加により若干減益ながら、1,033百万円の純利益を計上しています。今後は新型コロナウイルスの影響が落ち着いていく中で、更なる収益拡大が期待されます。

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企業情報

企業名: ハリマ共和物産株式会社
証券コード: E02807
決算期: 3月

ハリマ共和物産株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ハリマ共和物産株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日が基準日となっています。

主な事業

ハリマ共和物産株式会社は、日用品雑貨の卸売を主な事業としています。主力商品としては、洗剤、消耗品、化粧品などの日用品雑貨が挙げられます。また、物流機能の提供なども手がけており、顧客ニーズに合わせた総合的なサービスを提供しています。創業当時から一貫して卸売業を営んでおり、安定した基盤を築いてきました。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、売上高が前年同期比2.3%増加の46,769百万円となりました。一方で、営業利益は1,359百万円と前年同期比1.1%減少しました。これは、人件費の増加などによる販管費の上昇が影響しています。ただし、経常利益は1,543百万円と健全な水準を維持しており、純利益も1,033百万円と堅調に推移しています。

売上・利益の推移

ハリマ共和物産株式会社の過去3年間の売上高は、2023年3月期が60,156百万円、2022年3月期が57,189百万円、2021年3月期が55,251百万円と、着実に増加してきました。一方で、利益面では2023年3月期の経常利益が2,013百万円、純利益が1,391百万円と好調でしたが、2022年3月期は経常利益1,651百万円、純利益1,105百万円と若干の減益となっています。今後は新型コロナの影響が和らぐことで、更なる業績回復が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

ハリマ共和物産株式会社の2023年12月期第3四半期末の四半期連結貸借対照表を見ると、資産は32,640百万円となっています。前期末から1,286百万円増加しており、主な要因は有形固定資産の増加です。一方、負債は9,216百万円で前期末から85百万円の増加にとどまっています。純資産は23,424百万円と1,201百万円増加しており、自己資本比率も71.7%と健全な水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が2,824百万円と前期末から1,355百万円減少しています。一方、受取手形及び売掛金が10,225百万円商品が2,824百万円と増加しています。固定資産では、有形固定資産が9,616百万円と1,057百万円増加しています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が5,449百万円と前期末から71百万円減少しています。一方、短期借入金が320百万円と130百万円増加しています。固定負債では、その他が670百万円と増加しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が20,802百万円と前期末から813百万円増加しています。また、その他有価証券評価差額金が1,242百万円と387百万円増加しており、着実に自己資本が積み上がっています。

ROAとROE

ハリマ共和物産株式会社のROA(総資産経常利益率)は、2023年3月期が6.4%、2022年3月期が5.4%となっています。また、ROE(自己資本当期純利益率)は、2023年3月期が6.4%、2022年3月期が5.1%と推移しています。これらの指標は業界平均と比べても高い水準にあり、収益性と効率性の高さが確認できます。今後も安定した経営基盤を維持しつつ、更なる収益力の向上が期待されます。

キャッシュフロー

ハリマ共和物産の直近3年間のキャッシュフローをみると、営業活動によるキャッシュフローは安定的に黒字を維持しています。2023年3月期では2,312百万円のキャッシュイン、2022年3月期でも1,930百万円の黒字を計上しています。一方、投資活動によるキャッシュフローは設備投資などに充当され、赤字となる傾向にあります。財務活動によるキャッシュフローは配当金の支払いなどにより減少しています。全体として健全なキャッシュフロー管理が行われていると言えます。

配当の支払額

ハリマ共和物産株式会社の配当については、2023年6月の定時株主総会で1株当たり41円の期末配当が決議されました。前期の40円から1円増配となっています。また、年間配当金は81円となる見込みです。同社は株主還元にも積極的に取り組んでおり、安定した配当政策を継続しています。

今後の展望

ハリマ共和物産株式会社は、新型コロナウイルスの影響が徐々に収束する中で、外出関連商材の回復や日用品雑貨の販売拡大に期待が寄せられています。また、物流機能の強化などにも取り組み、総合的な流通サービスの提供を目指しています。今後も収益の安定化と成長に向けた施策を進めていく方針です。

編集部のまとめ

ハリマ共和物産株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比2.3%増加し、経常利益も1,543百万円と健全な水準を維持しています。新型コロナの影響が徐々に収束する中で、外出関連商品の回復や日用品雑貨の販売好調により、順調な業績推移が見られます。また、自己資本比率71.7%と財務体質も健全で、配当性向も安定しており、株主還元にも配慮しています。今後は新たな成長フェーズに向けて、物流機能の強化やサービス提案力の向上などに注力していくことが期待されます。

ハリマ共和物産株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ハリマ共和物産株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期の基準日は12月31日です。また、同社の年間配当金は1株当たり81円と、株主還元にも積極的に取り組んでいます。安定した経営基盤を持ち、収益力の高さを示す同社は、今後も着実な成長が期待される企業といえます。

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