株式会社ライトオンの第45期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ライトオンの2024年8月期第3四半期決算報告が発表されました!
今期の売上高は前年同期比17.3%減と低調だったものの、収益性の改善に向けた取り組みが着実に進捗しています。
今後は、プロパー消化率の向上やPB商品の刷新、EC強化などの施策が期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社ライトオン
証券コード: E03240
決算期: 2024年8月期

株式会社ライトオンの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ライトオンの決算日は8月31日です。
四半期決算は9月、12月、3月、6月の各末日に行われ、四半期報告書の提出期限は各四半期末日から45日以内となっています。

主な事業

株式会社ライトオンは、主にジーンズやカジュアルウェアなどのアパレル商品の小売事業を展開しています。
全国に355店舗を構え、自社ブランドの企画・開発から販売まで一貫して手掛けています。
また、自社のECサイトやショッピングモール等のECチャネルにも注力し、オムニチャネル化を進めています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の売上高は30,366百万円と前年同期比17.3%の減収となりました。
プロパー消化率の向上や在庫適正化への取り組みを進めましたが、商品構成の見直しや価値訴求への転換期にあったことから、販売が低調に推移しました。
一方で、販管費の抑制に努めた結果、経常損失は2,176百万円、四半期純損失は2,538百万円となっています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高は、2023年8月期が46,926百万円、2024年8月期第3四半期累計期間が30,366百万円と減少傾向にあります。
一方、経常利益は2023年8月期が▲1,048百万円、2024年8月期第3四半期累計期間が▲2,176百万円と悪化しています。
これは、商品構成の見直しや価値訴求への転換期にあったことで、売上が低調に推移し、利益率が低下したことが主な要因です。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期会計期間末の資産合計は21,561百万円で、前事業年度末比5,440百万円減少しています。
流動資産は4,002百万円減の11,771百万円、固定資産は1,438百万円減の9,790百万円となっています。

資産の部

流動資産では、現金及び預金が1,458百万円、商品が2,582百万円それぞれ減少しています。
固定資産では、有形固定資産が746百万円、投資その他の資産が717百万円それぞれ減少しました。

負債の部

負債合計は11,631百万円で、前事業年度末比2,803百万円減少しています。
流動負債は1,345百万円減の9,531百万円、固定負債は1,458百万円減の2,100百万円となっています。
短期借入金が790百万円、長期借入金が1,341百万円それぞれ減少しました。

純資産の部

純資産合計は9,930百万円で、前事業年度末比2,636百万円減少しています。
これは利益剰余金の減少が主な要因です。
自己資本比率は45.8%となっています。

ROAとROE

株式会社ライトオンのROAとROEの推移を見ると、2023年8月期のROAが-9.4%、ROEが-20.3%と低い水準となっています。
これは、前述の通り、商品構成の見直しや価値訴求への転換期にあったことで、利益率が大幅に低下したためです。
今後は、収益性の改善に向けた取り組みが奏功し、ROAやROEの改善が期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期会計期間末の現金及び現金同等物は2,024百万円となっています。
営業活動によるキャッシュ・フローはマイナスになっていますが、財務活動によるキャッシュ・フローはプラスとなっています。
これは、運転資金の確保に努めていることが背景にあります。

配当の支払額

株式会社ライトオンでは、2023年8月期において配当は行われていません。
また、当第3四半期累計期間においても配当の支払いはありませんでした。
今後の配当については、収益性の改善と財務体質の強化を優先し、内部留保の確保を図る方針です。

今後の展望

株式会社ライトオンは、2024年8月期を初年度とする3ヵ年の中期経営計画を策定しました。
その中で、価値訴求への本格的なシフトによる売上総利益率の改善と、成長チャネルへの戦略的投資による売上総利益の伸長に取り組んでいきます。
具体的には、プロパー消化率の向上、戦略店舗の収益力強化、自社ECの強化などが重点施策となっています。

編集部のまとめ

株式会社ライトオンの2024年8月期第3四半期決算は、売上高が低調に推移したものの、収益性の改善に向けた取り組みが着実に進んでいる印象です。
今後は、価値訴求への転換や成長チャネルの強化など、中期経営計画の施策が功を奏し、業績の回復が期待されます。
株主還元については、しばらくの間は内部留保の確保を優先する方針ですが、中長期的な視点で企業価値の向上に努めていくと良いでしょう。

株式会社ライトオンの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ライトオンの決算日は8月31日で、四半期決算は9月、12月、3月、6月の各末日に行われています。
また、当期の配当は見送られており、収益性の改善と財務体質の強化を優先する方針となっています。
今後の業績動向に注目していきたいと思います。

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