アルビス株式会社の2023年第3四半期決算が発表されました!食品スーパーマーケットを展開するアルビス社は、この時期の業績が注目されています。今回の決算では、売上高や利益が順調に推移したことが分かりましたので、その詳細をご紹介します。
企業情報
企業名: アルビス株式会社
証券コード: 74750
決算期: 3月期
アルビス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
アルビス株式会社の決算は、3月期となっています。具体的な決算日は3月31日で、四半期報告書は2月9日に提出されています。
主な事業
アルビス株式会社は、富山県を中心に食品スーパーマーケットを展開しています。また、子会社では惣菜品の製造や障がい者雇用によるリサイクル業務なども手がけています。企業理念に「地域の健康と豊かな生活」を掲げ、地域密着型の事業展開を行っています。
今期の業績と利益率は?
今期第3四半期の決算では、営業収益が73,811百万円と前年同期比2.9%増加しました。また、営業利益は1,838百万円と6.7%増加、経常利益は2,267百万円と8.2%増加しています。売上総利益率も前年同期比0.4%改善し、収益性の向上が見られました。
売上・利益の推移
アルビス社の売上高は近年順調に推移しており、前期は94,593百万円を記録しました。一方、利益面では経常利益が2,455百万円と、過去最高益を達成しています。今期も堅調な業績が続いていることから、今後の成長が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
アルビス社の財政状態を表す四半期連結貸借対照表では、総資産が49,516百万円となっています。前期末比1,512百万円の増加です。負債は18,237百万円で、純資産は31,278百万円と、前期末比708百万円増加しました。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が4,959百万円と減少したものの、売掛金が3,616百万円に増加するなど、総資産が堅調に推移しています。
負債の部
負債の部では、買掛金が7,158百万円と増加した一方で、長期借入金が1,410百万円と減少しています。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が22,078百万円と増加し、自己資本比率は63.2%と高水準を維持しています。
ROAとROE
アルビス社のROA(総資産利益率)は3.0%、ROE(自己資本利益率)は4.7%となっています。前年同期に比べ若干低下しているものの、依然として高い水準を維持しており、収益性の高さが伺えます。今後も 収益力の維持・向上が期待されます。
キャッシュフロー
アルビス社のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが2,065百万円のプラスと健全な状態にあります。一方で、設備投資などの投資活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなっています。財務的にも安定しており、今後の設備投資などにも余力があると考えられます。
配当の支払額
アルビス社では、年間配当金が70円と安定的に実施されています。第2四半期末には1株当たり35円、期末には1株当たり35円の配当を行っており、株主還元にも力を入れています。
今後の展望
アルビス社は、「地域一番のお客様満足の実現」を中期経営方針に掲げ、商品力の強化やDX化の推進など、様々な施策に取り組んでいます。今後も収益性向上と成長戦略に期待が寄せられています。
編集部のまとめ
アルビス株式会社は、富山県を中心とした食品スーパーマーケットの大手企業です。今期の決算では、売上高、営業利益、経常利益ともに前年同期を上回る好業績を達成しました。また、財務状況も健全に推移しており、安定した収益力と株主還元を行っていることが分かりました。今後も地域密着型の経営を続け、さらなる成長が期待されるでしょう。
アルビス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
アルビス株式会社の決算日は3月31日で、四半期報告書は2月9日に提出されています。また、同社の年間配当金は1株当たり70円で、安定した株主還元を行っていることが分かりました。今後も収益力の維持と成長戦略に期待が集まっているアルビス社の動向に注目していきましょう。