株式会社コナカの第51期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社コナカの2024年3月期第2四半期決算報告が公開されました。コナカはビジネスウェアやその関連商品を販売する大手小売企業です。今期は前年同期比で売上高2.0%減営業利益48.8%増と健闘しているようですね。新卒向けの販促活動などが功を奏し、好調な業績となっています。

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企業情報

企業名: 株式会社コナカ
証券コード: 74940
決算期: 2024年9月期

株式会社コナカの決算日・決算時期(スケジュール)は?

コナカの決算は9月期で、公表時期は11月頃です。今回の決算は2024年3月31日を期末とする第2四半期の業績となります。

主な事業

コナカはビジネスウェアを中心とした衣料品小売業を展開しています。主要ブランドには「コナカ・フタタ」「SUIT SELECT」「DIFFERENCE」などがあり、スーツやカジュアルウェアを取り扱っています。また、「かつや」などのフードサービス事業や「Kids Duo」などの教育事業も手掛けています。

今期の業績と利益率は?

今期第2四半期の売上高は358億52百万円と前年同期比2.0%減少しましたが、営業利益は11億30百万円と48.8%増加しています。フレッシャーズ向けの施策が奏功し、客数や客単価が好調に推移したことが利益拡大につながりました。

売上・利益の推移

コナカの過去3年の業績をみると、売上高は緩やかな減少傾向にあるものの、利益面では改善が見られます。特に今期第2四半期の経常利益は14億26百万円と大幅に増加しています。不採算店舗の閉鎖や生産拠点の拡大などが奏功し、収益性の向上につながっています。

四半期連結貸借対照表について

コナカの2024年3月末の総資産は518億5百万円で、前期末比11億92百万円増加しました。現金・預金が増加したほか、売掛金も増加しています。一方、負債合計は317億34百万円で、前期末比5億59百万円の増加となっています。

資産の部

流動資産は271億69百万円と前期末比24億5百万円増加しました。現金・預金が376百万円、売掛金が1,585百万円増加しています。固定資産は246億35百万円と12億12百万円減少しました。有形固定資産の減少が主な要因です。

負債の部

流動負債は290億72百万円と前期末比4億31百万円増加しました。支払手形・買掛金の増加が主な要因です。固定負債は26億61百万円と1億27百万円増加しています。

純資産の部

純資産合計は200億71百万円と前期末比6億33百万円増加しました。利益剰余金の増加が主な要因です。自己資本比率は37.8%と、前期末から0.3ポイント上昇しています。

ROAとROE

コナカのROAは前期の7.1%から当期4.8%に低下しています。一方、ROEは前期の△0.8%から当期3.6%に改善しました。収益性は改善傾向にあるものの、資産効率は低下しています。引き続き、収益力の強化と資産の効率化に取り組む必要があると考えられます。

キャッシュフロー

当期の営業活動によるキャッシュ・フローは21億円の収入となりました。一方で、財務活動によるキャッシュ・フローは21億32百万円の支出となっています。これらの結果、現金及び現金同等物は前期末比4億33百万円増加の59億26百万円となっています。

配当の支払額

コナカは年2回、期末配当と中間配当を行っています。当期第2四半期の期末配当金は1株当たり10円を予定しています。過去3年の配当金は10円前後で推移しており、株主還元の強化に努めています。

今後の展望

コナカは、連結子会社の株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドとの経営統合を進めています。両社の経営資源を活かし、迅速かつ効率的な意思決定体制を構築することで、企業価値の向上を目指します。また、シンジケートローンによる財務基盤の強化にも取り組んでおり、今後の事業展開に期待がかかっています。

編集部のまとめ

株式会社コナカの2024年3月期第2四半期決算は、新卒向け販促活動の奏功により、売上高は減少したものの、利益は大幅に増加しました。また、経営統合や財務基盤の強化にも取り組んでおり、今後の業績に期待が持てる決算となっています。引き続き、収益力の向上と財務の健全化に注力し、企業価値の最大化を図っていくことが重要だと考えられます。

株式会社コナカの決算日や配当についてまとめました。

コナカの決算日は9月期で、公表時期は11月頃です。配当は年2回の期末配当と中間配当を行っており、1株当たり10円前後で推移しています。今期第2四半期は前年同期比で増益となるなど、収益性の改善が見られます。今後のさらなる成長に期待が高まっています。

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