株式会社マルヨシセンターの最新の四半期決算報告をご紹介します。この企業は、四国地区を中心に、食品スーパーマーケットを展開する老舗企業です。今期の業績は好調で、売上高が前年同期比2.5%増加し、経常利益は143.2%も増加しました。この好業績の要因は、味付き肉やデリカ(惣菜)など、お客様のニーズに合った商品開発を強化したことです。また、株式会社イズミとの資本業務提携により、コスト削減と利益体質の強化に取り組んでいます。今後も地域密着の経営を続け、お客様の支持を得ていくことが期待されます。
企業情報
企業名: 株式会社マルヨシセンター
証券コード: E03272
決算期: 2月末
株式会社マルヨシセンターの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社マルヨシセンターの決算期は2月末です。第3四半期の四半期報告書の内容は、2023年3月1日から2023年11月30日までの決算期間です。
主な事業
株式会社マルヨシセンターは、四国地区を中心にスーパーマーケット事業を展開しています。地域密着型のお店作りを心がけ、お客様のニーズに合った商品の提供とサービスの向上に努めています。また、レストランなどの外食事業や不動産賃貸事業などにも取り組んでいます。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の業績は好調で、売上高は前年同期比2.5%増加の286億2百万円、経常利益は2億45百万円と前年同期比143.2%も増加しました。主な要因は、お客様のニーズに合った味付きの肉やデリカ(惣菜)の商品開発を強化したことです。また、株式会社イズミとの資本業務提携により、コスト削減と利益体質の強化にも取り組んでいます。
売上・利益の推移
最近3年間の売上高と経常利益の推移をみると、売上高は堅調に増加しており、経常利益も大きく改善してきています。コロナ禍の影響で一時的に減益となりましたが、ニーズに合った商品開発と原価管理の強化により、着実に業績を回復させてきています。
四半期連結貸借対照表について
株式会社マルヨシセンターの四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は162億65百万円となっています。負債合計は130億66百万円で、純資産は31億98百万円と健全な財務体質を維持しています。
資産の部
資産の部では、有形固定資産が107億59百万円と大部分を占めています。これは店舗や物流拠点などの設備投資が積み上がっているためです。また、投資その他の資産も16億87百万円あり、長期的な事業展開に備えた投資も行っています。
負債の部
負債の部では、借入金が55億30百万円あり、設備投資などに充てられています。一方で、仕入れ先への支払いを示す買掛金が26億27百万円あり、安定した仕入れ体制を確保しています。
純資産の部
純資産の部は31億98百万円で、自己資本比率は18.4%となっています。利益剰余金の積み上げにより、財務基盤は着実に強化されてきています。
ROAとROE
ROA(総資産利益率)は前年同期の1.1%から2.3%に改善し、ROE(自己資本利益率)も前年同期の5.1%から5.6%に上昇しました。これは、売上増加と経常利益の大幅な増加により、収益性と資本効率性が向上したことを示しています。今後もこの水準を維持できるよう、さらなる収益力の強化に取り組む必要があります。
キャッシュフロー
四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、前年同期と比べて業績が大幅に改善していることから、営業活動によるキャッシュ・インフローが増加していると考えられます。一方で、店舗や設備への投資などから、投資活動によるキャッシュ・アウトフローも一定程度発生していると推測されます。財務の健全性を維持しつつ、持続的な成長につなげていくことが重要です。
配当の支払額
株式会社マルヨシセンターは、年間配当金を1株当たり30円と安定して支払っています。この水準は、業績の推移や財務の健全性などを総合的に勘案して決定されています。株主への利益還元と内部留保のバランスを取りつつ、今後も安定配当を継続していくことが期待されます。
今後の展望
株式会社マルヨシセンターは、地域密着型の経営を継続し、お客様のニーズに合った商品とサービスの提供に取り組んでいきます。また、株式会社イズミとの資本業務提携を活かし、コスト削減や経営基盤の強化にも力を入れています。さらに、健康やおいしさにこだわった商品開発を進め、地域のお客様から支持されるスーパーマーケットを目指してまいります。この方針を着実に実行することで、持続的な成長と企業価値の向上につなげていくことが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社マルヨシセンターは、四国地区を中心に安定した経営基盤を持つ老舗スーパーマーケット企業です。この度の四半期決算では、売上高と経常利益が大幅に増加し、収益性と資本効率性も向上しました。これは、お客様のニーズに合った商品開発と株式会社イズミとの提携効果が現れてきたためと考えられます。今後も地域に密着した経営と健康・おいしさにこだわった商品開発を続け、着実な業績拡大が期待されます。
株式会社マルヨシセンターの決算日や配当についてまとめました。
株式会社マルヨシセンターの決算期は2月末で、第3四半期決算の内容をご紹介しました。また、同社は年間配当金を1株当たり30円と安定して支払っています。今後も持続的な成長と企業価値の向上を目指し、株主への利益還元にも継続的に取り組む方針です。