リックス株式会社の第78期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

リックス株式会社の直近の決算報告書を分析しました。これまでも同社は安定した収益を上げており、今期もそのような傾向が続いています。特に注目したいのは売上高が12.4%増加し、経常利益も16.8%増加した点です。外国人観光客の回復や製造業の設備投資の増加などが要因と考えられ、今後も業績拡大が期待できそうです。

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企業情報

企業名: リックス株式会社
証券コード: 75250
決算期: 2023年3月31日

リックス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

リックス株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期の決算は2023年12月31日に終了しています。年間の決算は3月31日に行われ、5月に有価証券報告書を提出しています。

主な事業

リックス株式会社は、鉄鋼、自動車、電子・半導体、ゴム・タイヤ、工作機械、高機能材、環境、紙パルプの8つの業界を主要な事業領域としています。製造業に関連する幅広い製品・サービスを提供しており、特に鉄鋼、自動車、電子・半導体分野では強みを発揮しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は売上高370億52百万円(前年同期比12.4%増)経常利益31億49百万円(同16.8%増)と順調に推移しています。利益率も経常利益率8.5%、営業利益率7.5%と高水準を維持しており、収益性の高い企業といえます。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高は45,223,670千円(2023年3月期)、37,052,601千円(2023年12月期第3四半期)と増加基調にあります。利益面では経常利益が3,748,265千円(2023年3月期)、3,149,661千円(2023年12月期第3四半期)と堅調に推移しています。好調な業績が続いていると評価できます。

四半期連結貸借対照表について

直近の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計が397億62百万円と前期末比6.2%増加しています。負債は165億71百万円と5.2%増加しましたが、純資産は231億91百万円と6.9%増加しており、財務体質の改善が進んでいます。

資産の部

資産の部では、流動資産が305億93百万円と前期末比5.5%増加しました。固定資産も91億69百万円と8.7%増加しており、全体としての資産が着実に積み上がっています。

負債の部

負債の部では、流動負債が151億78百万円と5.4%増加しましたが、固定負債は13億92百万円と2.4%増加にとどまっています。安定的な財務基盤が維持されています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が199億60百万円と前期末比945百万円増加しており、株主資本が着実に積み上がっています。自己資本比率も57.2%と高水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは8.0%、ROEは10.5%となっており、いずれも前期から改善されています。これは売上高や経常利益が増加したことに加え、自己資本が増加したことで、資産効率と資本効率が高まったためと考えられます。同社は収益性の高い企業といえます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは23億60百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローは14億29百万円のマイナスとなっています。設備投資などに活用しながらも、内部留保を着実に積み上げています。全体としてキャッシュ・ポジションは健全だと評価できます。

配当の支払額

直近の中間配当は1株当たり70円、期末配当は1株当たり85円と、前期から配当を増額しています。配当性向は28.4%で、株主還元にも配慮しつつ、内部留保の確保にも取り組んでいる様子がうかがえます。

今後の展望

世界経済の減速や円安の影響など、先行きは不透明な面もありますが、同社は中期経営計画「GP2023」に基づき、各事業領域でのさらなる深耕と新分野への進出を目指しています。特に環境・エネルギー分野への注力は注目に値するでしょう。引き続き業績を伸ばし、成長軌道を維持できるものと期待されます。

編集部のまとめ

リックス株式会社の決算報告を分析すると、同社は製造業向けの幅広い製品・サービスを提供する企業として、堅調な業績を維持していることがわかりました。特に注目したいのは、売上高と利益の安定的な増加健全な財務体質積極的な株主還元などです。今後も同社が着実に成長を遂げていくことが期待できるでしょう。

リックス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

リックス株式会社の決算日は3月31日で、直近の決算では売上高が370億52百万円、経常利益が31億49百万円を記録しています。また、2023年度の中間配当は1株当たり70円、期末配当は1株当たり85円と、前期から増額しています。今後も同社の安定的な業績と株主還元に注目していきたいと思います。

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