清和中央ホールディングス株式会社の最新決算がアップされました。鉄鋼業界を中心に事業を展開する同社の業績は四半期ごとに注目を集めています。今期も厳しい環境下での業績維持に注目が集まります。同社の決算内容をご確認ください。
企業情報
企業名: 清和中央ホールディングス株式会社
証券コード: 75310
決算期: 12月期
清和中央ホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール）は？
清和中央ホールディングス株式会社の決算日は12月31日です。決算発表は2月上旬に行われ、四半期報告書は5月中旬に提出されます。
主な事業
清和中央ホールディングス株式会社は、鉄鋼製品の販売と加工を中心とした事業を展開しています。鋼材販売事業、鉄骨加工事業が主要な事業分野で、西日本と東日本の2つの地域で広く事業を行っています。また、不動産賃貸事業なども手がけています。
今期の業績と利益率は？
清和中央ホールディングス株式会社の2024年3月期第1四半期の業績は、売上高が146億61百万円、経常利益が66百万円となりました。営業利益率は0.2%と低い水準でした。鋼材価格の上昇や不動産賃貸事業の低迷など、厳しい事業環境が影響したようです。
売上・利益の推移
清和中央ホールディングス株式会社の過去3年間の業績推移をみると、売上高は2023年3月期の159億64百万円から2024年3月期第1四半期には146億61百万円と減少しています。経常利益も121百万円から66百万円と大幅に減少しています。鉄鋼業界の厳しい環境が同社の業績に影響を及ぼしているようです。
四半期連結貸借対照表について
清和中央ホールディングス株式会社の2024年3月期第1四半期の四半期連結貸借対照表をみると、総資産は394億21百万円となっています。前期末から3億31百万円減少しています。
資産の部
資産の部では、受取手形及び売掛金が104億48百万円と前期末から6億67百万円増加しました。一方で、前渡金が41億14百万円と前期末から5億79百万円減少しています。
負債の部
負債の部では、支払手形及び買掛金が103億36百万円と前期末から7億72百万円増加しました。電子記録債務が64億48百万円と前期末から5億86百万円減少しています。
純資産の部
純資産の部では、158億89百万円と前期末から1億18百万円減少しました。その他有価証券評価差額金が8億72百万円と減少したことが主な要因です。
ROAとROE
清和中央ホールディングス株式会社の2024年3月期第1四半期のROA(総資産利益率)は0.17%、ROE(自己資本利益率)は0.08%と、前年同期から大幅に低下しています。これは、経常利益の減少が影響しているようです。同社は今後、収益力の向上に向けた取り組みが必要と考えられます。
キャッシュフロー
清和中央ホールディングス株式会社の2024年3月期第1四半期のキャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローが+34百万円、投資活動によるキャッシュ・フローが-1百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが-67百万円となっています。営業活動によるキャッシュ・フローの増加が注目されます。
配当の支払額
清和中央ホールディングス株式会社は、2024年3月期の期末配当金を1株当たり15円と発表しました。前年同期に比べ15円の減配となりました。連結配当性向は57.4%と高水準でした。
今後の展望
清和中央ホールディングス株式会社は、2024年3月期通期の業績予想を売上高590億円、営業利益3.2億円と発表しています。経済環境の先行き不透明感は高く、販売競争の激化なども懸念されますが、在庫管理の最適化や販売価格の設定に注力することで、収益性の向上を目指していきます。
編集部のまとめ
清和中央ホールディングス株式会社は、厳しい事業環境の中で業績を維持するため、在庫管理の最適化や販売価格の適正化に注力しています。一方で、売上高や利益率の低下が続いており、収益力の向上が課題といえます。今後の中期的な事業戦略と業績の推移に注目していきたいと思います。
清和中央ホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
清和中央ホールディングス株式会社の決算日は12月31日で、決算発表は2月上旬に行われ、四半期報告書は5月中旬に提出されます。また、同社の2024年3月期の期末配当金は1株当たり15円となり、前年同期比15円の減配となりました。今後の収益力向上が期待されます。
