株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの第44期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

コンビニ
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

[株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは、2023年7月1日から2024年3月31日までの第3四半期決算を発表しました。同社は国内事業を中心にディスカウントストアやドン・キホーテブランドを展開しており、全国的なチェーン展開を進めています。今期の業績は好調で、売上高が前年同期比7.6%増の1兆5,673億円、営業利益も34.9%増の1,102億円と大幅な増加となりました。訪日外国人観光客の増加や自社ブランド商品の強化などが寄与した結果です。今後も事業の拡大が期待されています。]

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
証券コード: E03280
決算期: 6月

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの決算は6月が基準となっています。今回発表した決算は、2023年7月1日から2024年3月31日までの第3四半期決算となります。

主な事業

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは、ディスカウントストア事業を中心に、「ドン・キホーテ」ブランドなどを展開しています。家電製品、日用雑貨品、食品、時計・ファッション用品などの幅広い商品ラインナップを取り揃え、国内外での店舗展開を進めています。また、総合スーパー事業海外事業にも注力しており、グローバルな事業展開を行っています。

今期の業績と利益率は?

2023年7月1日から2024年3月31日までの第3四半期決算では、売上高が1兆5,673億円と前年同期比7.6%増加し、営業利益も1,102億円と34.9%増加しました。訪日外国人観光客の増加による免税売上の拡大やPB/OEM商品の売上拡大などが業績の伸長に寄与しています。利益率も営業利益率7.0%と大幅に改善しており、事業の収益性が高まっています。

売上・利益の推移

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの売上高は、コロナ禍の影響を受けつつも、2022年7月期には1兆9,367億円と大きく回復しました。また、2023年7月期第3四半期では前年同期比7.6%増の1兆5,673億円となっています。利益面でも同様に、コロナ禍の影響を受けながらも2022年7月期には578億円の純利益を確保し、2023年7月期第3四半期では720億円と大幅増加しています。訪日外国人需要の回復や自社ブランド商品の拡販が奏功した結果と言えるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの2024年3月末の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計が1兆4,541億円となっています。主な資産は現金及び預金1,659億円商品及び製品1,920億円有形固定資産7,177億円などです。一方、負債合計が9,263億円で、主な負債は支払手形及び買掛金1,945億円借入金4,578億円社債3,860億円などとなっています。純資産は5,277億円と、前期末から642億円増加しています。

資産の部

資産合計は前期末から269億円減少し、1兆4,541億円となっています。主な変動は、現金及び預金が761億円減少した一方で、有形固定資産が285億円増加しています。商品及び製品は24億円減少しましたが、全体として資産規模は大きく変化していません。

負債の部

負債合計は前期末から911億円減少し、9,263億円となっています。主な変動は、借入金が325億円、社債が808億円減少しました。一方で、支払手形及び買掛金が258億円増加しています。金融負債の返済が進んでおり、財務体質の改善が図られています。

純資産の部

純資産合計は前期末から642億円増加し、5,277億円となっています。利益剰余金が595億円増加したことが主な要因です。自己資本比率も36.3%と、前期末より5ポイント改善しています。

ROAとROE

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスのROA(総資産経常利益率)は、2022年7月期が3.9%、2023年7月期第3四半期は7.8%と大幅に改善しています。また、ROE(自己資本当期純利益率)も、2022年7月期が12.3%、2023年7月期第3四半期は13.7%と高い水準を維持しています。業績の回復に加え、効率的な資産運用や財務の健全性向上が、収益性の向上につながっているものと考えられます。

キャッシュフロー

当第3四半期累計期間におけるキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが1,135億円の黒字となっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは593億円の支出財務活動によるキャッシュ・フローは1,276億円の支出となっています。設備投資や借入金返済などに資金が振り向けられた結果、現金及び現金同等物は1,796億円となりました。

配当の支払額

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは、年2回の配当を行っています。2023年9月期の年間配当金は1株当たり21円、2024年3月期の中間配当は1株当たり5円となっています。業績の回復に伴い、株主還元にも注力している様子が窺えます。

今後の展望

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは、国内外での積極的な出店戦略を展開するとともに、訪日外国人需要の取り込みや自社ブランド商品の強化にも注力していく方針です。また、物流や情報システムの強化などによる業務効率化にも取り組み、収益力の向上を目指しています。今後も着実な事業の拡大と収益性の向上が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは、ディスカウントストア事業やドン・キホーテブランドを中心に好調な業績を維持しています。訪日外国人需要の取り込みや自社ブランド商品の強化により、売上高と営業利益が大幅に増加しました。今後も出店拡大と収益性向上を目指し、企業価値の向上に取り組んでいくことが期待されます。

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの決算は6月が基準となっており、今回発表された第3四半期決算はその一部のレポートです。同社は年2回の配当を行っており、2023年9月期の年間配当金は1株当たり21円、2024年3月期の中間配当は1株当たり5円となっています。業績の回復を受けて、株主還元も強化されている状況です。

タイトルとURLをコピーしました