丸文株式会社の第77期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

丸文株式会社の最新の四半期決算報告がリリースされました。当社は電子部品や電子デバイスの卸売事業を主力としており、幅広い顧客層に対し製品・サービスを提供しています。

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企業情報

企業名: 丸文株式会社
証券コード: 75370
決算期: 2023年3月31日

丸文株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

丸文株式会社の決算期は3月31日で、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日、3月31日の年4回行われます。決算発表は決算期の約1ヶ月後に行われます。

主な事業

丸文株式会社は、電子部品や半導体の卸売事業を中心とした事業を展開しています。デバイス事業ではスマートフォンや自動車向けの半導体が好調に推移し、システム事業では産業機器分野で需要が堅調に推移しています。また、ソリューション事業では、レーダ測定部品が好調でした。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は179,514百万円と前年同期比10.0%の増加となりました。利益面では、営業利益が10,187百万円と前年同期比16.9%の増加となりました。主な要因は、売上の増加に加え、為替相場が円安進行したことによりデバイス事業で円換算ベースでの売上総利益が押し上げられたためです。

売上・利益の推移

過去3年の売上高は上昇傾向にあり、2023年3月期226,171百万円と前期比12.8%の増加となりました。一方、利益面では第3四半期連結累計期間で5,201百万円と前年同期比16.6%の減少となっています。これは主に為替差損の影響によるものです。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は166,104百万円で、前連結会計年度末比9,893百万円の減少となりました。これは主に受取手形及び売掛金並びに未収入金が減少したことによります。

資産の部

流動資産は155,179百万円と前連結会計年度末比10,963百万円の減少となりました。一方、固定資産は10,925百万円1,070百万円の増加となりました。

負債の部

流動負債は103,839百万円と前連結会計年度末比13,249百万円の減少となりました。これは主に短期借入金や支払手形及び買掛金の減少によるものです。固定負債は5,784百万円39百万円の減少です。

純資産の部

純資産合計は56,480百万円と前連結会計年度末比3,395百万円の増加となりました。自己資本比率は30.2%と前連結会計年度末より3.1ポイント上昇しています。

ROAとROE

2023年3月期のROAは3.2%、ROEは9.9%となっています。ROEは前期から2.8ポイント上昇しており、収益性の向上がみられます。一方でROAは前期より0.6ポイント低下しています。これはコスト増加の影響によるものと考えられます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動により17,287百万円の収入、投資活動により1,223百万円の支出、財務活動により13,926百万円の支出となりました。この結果、現金及び現金同等物の残高は23,705百万円となりました。

配当の支払額

当期の中間配当金は1株当たり25円で、期末配当を含めた年間配当金は1株当たり85円を予定しています。配当性向は40%以上を目指しており、株主還元の充実に取り組んでいます。

今後の展望

当社グループを取り巻く事業環境は、半導体やエレクトロニクス分野での需要が継続すると見られますが、先行きは不透明な状況が続くと考えられます。そのため、高付加価値製品への注力やコストコントロールの強化などに取り組み、収益の確保に努めていきます。また、事業ポートフォリオの最適化やグローバル展開の加速にも注力していきます。

編集部のまとめ

丸文株式会社は、電子部品や半導体の卸売事業を中心に安定した業績を維持しています。売上高は前年同期比で10%増加しましたが、利益面では一部の要因により減少しています。今後は、事業ポートフォリオの最適化やグローバル展開の加速など、中長期的な成長に向けた取り組みが期待されます。株主還元も40%以上の配当性向を目指しており、株主の皆様にも期待が持てる企業といえるでしょう。

丸文株式会社の決算日や配当についてまとめました。

丸文株式会社の決算期は3月31日で、年4回の四半期決算を行っています。また、株主還元としての配当金は1株当たり年間85円を予定しており、配当性向は40%以上を目指しています。今後の成長に期待が膨らむ企業といえるでしょう。

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