萬世電機株式会社の第78期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

今期第3四半期の決算は順調に推移しましたね。萬世電機株式会社の経営成績は売上高が前年同期比21.4%増加し、営業利益は59.4%増加と大幅な増益となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は158.7%も増加するなど、良好な業績を残せています。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 萬世電機株式会社
証券コード: E02875
決算期: 3月期

萬世電機株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

萬世電機株式会社の決算日は3月31日です。決算時期は4月1日から翌年3月31日までの1年間となります。この決算期間の報告書が四半期ごとに提出されています。

主な事業

萬世電機株式会社は、電気機器・産業用システム、電子デバイス・情報通信機器、設備機器、太陽光発電の4つのセグメントを中心に事業を展開しています。主力の電気機器・産業用システムでは、配電制御機器やFA機器を、電子デバイス・情報通信機器では産業系やパソコン周辺機器を取り扱っています。そのほか、空調機器や太陽光発電システムなども手がけており、幅広い製品ラインナップを有しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が192億5百万円と前年同期比21.4%増加しました。営業利益は11億8百万円と59.4%の大幅な増益となり、経常利益も11億66百万円と58.0%増加するなど、全体的に好調な業績を上げています。特に電子デバイス・情報通信機器セグメントで31.4%増加するなど、各事業が堅調に推移しました。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は年々増加し、経常利益も順調に増益しています。2023年3月期は売上高が231億21百万円、経常利益が30億7百万円と、過去最高を記録しました。このような売上・利益の増加傾向が続いていることから、同社の業績は順調に推移していると評価できます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は226億43百万円となり、前期末比で13億53百万円増加しました。流動資産では現金及び預金の増加商品の増加が主な要因で、固定資産では投資有価証券の増加などがありました。一方、負債合計は95億29百万円で、前期末比5億74百万円増加しました。流動負債では支払手形及び買掛金の増加が主な要因となっています。

資産の部

資産合計は226億43百万円で、前期末比13億53百万円増加しました。流動資産は198億37百万円と大幅に増加しており、現金及び預金やたな卸資産が増えています。一方、固定資産は28億5百万円となっています。

負債の部

負債合計は95億29百万円で、前期末比5億74百万円増加しました。流動負債は89億17百万円と大半を占め、支払手形及び買掛金の増加が主な要因です。固定負債は6億12百万円となっています。

純資産の部

純資産合計は131億13百万円で、前期末比7億79百万円増加しました。利益剰余金が10億51百万円増加したことが主な要因です。自己資本比率は57.9%と高水準を維持しています。

ROAとROE

同社のROAは前期4.6%から当第3四半期連結累計期間で5.2%と改善しています。これは営業利益の増加や、資産効率の向上によるものと考えられます。また、ROEは前期6.8%から7.1%に上昇しており、株主資本の活用も進んでいると評価できます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは15億2百万円の収入となっています。これは主に税金等調整前四半期純利益の計上や、たな卸資産の増加などによるものです。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは2億45百万円の支出となっており、有形固定資産の取得などが主な要因です。そのため、フリー・キャッシュ・フローは12億57百万円の黒字を確保しています。

配当の支払額

萬世電機株式会社は、株主への利益還元を重視しており、年2回の配当を実施しています。2023年3月期の年間配当金は68円で、配当性向は26.0%となっています。今後も安定的な配当を維持していく方針のようです。

今後の展望

今後の事業環境は、世界的な金融引き締めや資源高の影響もあり、先行き不透明な状況が続くと見られます。しかし、社会のデジタル化や自動車のEV化などを背景に、データセンター関連や電気自動車関連からの需要は堅調に推移するものと期待されます。また、同社は営業力の強化と生産性向上に注力しており、さらなる業績拡大が期待できます。

編集部のまとめ

萬世電機株式会社は、これまで安定した業績を維持してきましたが、当期も大幅な増収増益を達成しました。特に、売上高が192億5百万円と21.4%増加し、経常利益も11億66百万円と58.0%増加するなど、好調な業績を残せています。今後も、社会的ニーズに合わせた製品開発や営業力強化などに取り組み、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

萬世電機株式会社の決算日や配当についてまとめました。

萬世電機株式会社の決算日は3月31日で、年2回の配当を実施しています。直近では2023年3月期の年間配当金が68円で、配当性向は26.0%となっています。今後も安定的な配当を維持していく方針のようです。

タイトルとURLをコピーしました