株式会社ニチリョクの第58期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ニチリョクの決算報告にご注目ください!このメモリアル業界の大手企業は、最新の決算で業績好調を実現しました。お墓・葬祭サービスを中心とした事業展開で、増収増益を達成し、収益性も大きく改善しています。高齢化社会を支える存在として、今後の成長が期待されますね。

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企業情報

企業名: 株式会社ニチリョク
証券コード: 75780
決算期: 2023年3月期

株式会社ニチリョクの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ニチリョクは、3月31日を決算期末としており、毎年4月から翌年3月までが1会計年度となっています。四半期報告書は、第1四半期(4月-6月)、第2四半期(7月-9月)、第3四半期(10月-12月)、第4四半期(1月-3月)の年4回、それぞれの四半期末後に提出されます。

主な事業

株式会社ニチリョクは、葬祭事業とお墓事業の2つの主力事業を展開しています。葬祭事業では、葬儀・法要の企画・運営などを行っています。お墓事業では、屋外墓地の開発・管理や納骨堂の運営などを手がけています。
このように、メモリアル関連のサービスを幅広く提供し、高齢化社会に対応した事業を展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間(2023年4月1日~2023年12月31日)の業績は、売上高が21億8千4百万円、営業利益が2億3千8百万円と好調でした。利益率も大きく改善しており、営業利益率は10.9%と前年同期比で大幅に上昇しています。
お墓事業、葬祭事業ともに需要が堅調に推移し、収益力が向上したことが要因です。

売上・利益の推移

売上高は前年同期比4.5%減の21億8千4百万円となりましたが、営業利益は2億3千8百万円と前年同期比319.5%の大幅な増加を果たしています。経費削減や収益性の高い製品・サービスの販売強化など、収益構造の改善に取り組んだ成果が出ています。
また、特別利益として固定資産売却益1億3千4百万円も計上し、最終的な四半期純利益は3億3千7百万円となりました。

四半期連結貸借対照表について

当社は四半期連結財務諸表を作成していませんが、単体の四半期貸借対照表を確認すると、財務体質の改善が進んでいることがわかります。

資産の部

資産合計は82億1千万円と前期末より7億円減少しました。流動資産は9億1千4百万円、固定資産は72億9千1百万円となっています。現金及び預金の減少や土地・建物の減少などが主な要因です。

負債の部

負債合計は32億9千7百万円と前期末より10億7千3百万円減少しました。流動負債は25億5千8百万円、固定負債は7億3千8百万円となっています。借入金の返済などによる減少が主な要因です。

純資産の部

純資産は49億1千3百万円と前期末より3億7千3百万円増加しました。自己資本比率は59.8%と前期末より8.9ポイント改善しており、財務体質の強化が進んでいます。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は2.4%、ROE(自己資本当期純利益率)は7.4%となっています。
前年同期はマイナスでしたが、今期は大幅に改善しました。収益性の向上と自己資本の効率的な活用により、収益性と資本効率性が高まっているといえるでしょう。

キャッシュフロー

四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前期末比3億5千8百万円減少していることから、営業活動によるキャッシュ・インが減少している可能性が考えられます。
一方で、特別利益として固定資産売却益を計上しているため、投資活動によるキャッシュ・アウトが減少した可能性もあります。

配当の支払額

当第3四半期累計期間における配当の支払はありませんでした。株主還元については、業績動向を踏まえて検討していくと考えられます。

今後の展望

株式会社ニチリョクは、お墓事業と葬祭事業の2本柱を中心に事業を展開しています。高齢化社会の進展に伴い、両事業の需要が今後も堅調に推移することが期待されます。
収益性の向上にも取り組み、持続的な成長と株主還元の拡大を目指していくものと考えられます。

編集部のまとめ

株式会社ニチリョクの2023年3月期第3四半期決算は、業績が大幅に改善し、収益性も高まっていることが確認できました。高齢化社会に対応した事業展開で、今後も安定成長が期待できる銘柄といえるでしょう。
今後の株主還元の動向にも注目が集まりそうです。

株式会社ニチリョクの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ニチリョクの決算は3月31日が期末で、年4回の四半期報告書を提出しています。当第3四半期の業績は好調で、今後の更なる成長が期待されますが、配当については未定となっています。株主還元策の動向にも注目していきたいと思います。

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