株式会社マックハウスの決算内容をスッキリご紹介します!
マックハウスは日本のカジュアルウェアチェーンで、全国273店舗を展開し、メンズ・レディース・キッズ向けの服装を提供しています。
企業情報
企業名: 株式会社マックハウス
証券コード: 76030
決算期: 2024年2月期
株式会社マックハウスの決算日・決算時期(スケジュール)は?
マックハウスの決算期は年3月1日から2月末日までの1年間です。
今回の四半期報告書は、2024年3月1日から2024年5月31日までの第1四半期の業績を報告したものです。
主な事業
マックハウスはメンズ・レディース・キッズのカジュアルウェアを中心とした小売事業を行っています。
全国273店舗を展開し、お客様のライフスタイルに合わせたファッション提案を行っています。近年は商品ラインナップの見直しやブランドの拡充など、積極的な事業展開を行っています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期の売上高は3,316百万円と前年同期比で22.9%減となりました。
営業損失は173百万円、経常損失は160百万円、四半期純損失は202百万円と、赤字決算となっています。
収益性の改善に向けて、不採算店舗の閉鎖や在庫の適正化など、様々な施策に取り組んでいるものの、依然として厳しい経営環境が続いています。
売上・利益の推移
売上高は前年同期比で22.9%減となり、6期連続の減収となっています。
利益面では、赤字を計上し続けており、早期の業績回復が課題となっています。
お客様ニーズの変化に合わせた商品戦略の強化や、経費削減などに取り組んでいますが、消費マインドの低下の中、なかなか業績は改善されていないのが現状です。
四半期連結貸借対照表について
マックハウスは連結財務諸表を作成していないため、単体の四半期貸借対照表を公表しています。
資産の部
当第1四半期末の総資産は7,837百万円と、前事業年度末に比べ537百万円減少しました。
主な要因は、現金及び預金の減少や、在庫の増加などによるものです。
負債の部
負債合計は5,332百万円と、前事業年度末より335百万円減少しています。
電子記録債務の減少などが主な要因です。
純資産の部
純資産合計は2,504百万円と、前事業年度末より202百万円減少しました。
これは、当第1四半期の四半期純損失の計上によるものです。
ROAとROE
マックハウスのROAは前事業年度末が32.3%、当第1四半期末は32.0%となっています。
また、ROEは前事業年度末が-42.4%、当第1四半期末は-32.0%と低水準にあります。
赤字決算が続く中、収益性の改善に向けて取り組みを強化する必要があります。
キャッシュフロー
当第1四半期のキャッシュフローの状況については開示されていません。
今後の業績回復と併せて、キャッシュフロー改善への取り組みにも注目していく必要があります。
配当の支払額
マックハウスは当期も無配となりました。
業績の回復と財務体質の改善が課題となっているため、当面の間、配当の支払いは見送られる見通しです。
今後の展望
マックハウスはマルチブランド政策による品揃えの見直しや、収益体質の改善、重点販売商品の育成など、様々な改善策に取り組んでいます。
これらの施策が実を結んで、早期の業績回復と財務体質の改善につながることが期待されます。
編集部のまとめ
マックハウスは長期の業績不振が続いており、赤字決算から脱却できていない状況にあります。
一方で、商品力の強化やコスト削減など、事業再建に向けた取り組みを進めています。
今後の経営改善の推移に注目が集まるところです。企業努力が実を結び、一日も早い業績回復を望みたいですね。
株式会社マックハウスの決算日や配当についてまとめました。
マックハウスの決算期は3月1日から2月末日までの1年間で、今回の四半期報告書は2024年3月1日から2024年5月31日までの第1四半期の業績を報告しています。
また、同社は当期も無配となっており、業績回復と財務体質の改善が課題となっています。今後の動向に注目したいところです。