株式会社 梅の花の第45期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度、株式会社梅の花の最新の四半期決算報告書が発表されましたので、その内容をご紹介させていただきます。梅の花は外食、テイクアウト、外販の3つの事業を展開する企業です。コロナ禍の影響を大きく受けましたが、徐々に業績が回復してきており、今後の更なる飛躍が期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社 梅の花
証券コード: 76040
決算期: 2023年5月1日 ~ 2024年4月30日

株式会社 梅の花の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社 梅の花は、毎年5月1日から翌年4月30日までを事業年度とする企業です。四半期決算は、第1四半期(5月1日~7月31日)、第2四半期(8月1日~10月31日)、第3四半期(11月1日~1月31日)、第4四半期(2月1日~4月30日)の年4回行っています。

主な事業

株式会社 梅の花は、外食事業、テイクアウト事業、外販事業の3つの事業を展開しています。外食事業では、「湯葉と豆腐の店 梅の花」や「和食鍋処 すし半」、「海産物居酒屋 さくら水産」などの飲食店舗を全国に展開しています。テイクアウト事業では、「梅の花」や「古市庵」ブランドの商品を製造・販売しています。外販事業では、グループ外向けに商品の卸売りを行っています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間(2023年5月1日~2024年1月31日)の売上高は224億37百万円と前年同期比110.2%と大幅に増加しました。営業利益は6億60百万円、経常利益は5億98百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は6億77百万円と、全ての利益指標が黒字に転換しました。

売上・利益の推移

コロナ禍の影響で2022年5月期決算は赤字でしたが、2023年5月期の第3四半期では営業黒字に転換しています。売上高も前年同期比で10%以上増加するなど、徐々に業績が回復してきています。今後は、新メニューの開発やデリバリー事業の強化などにより、さらなる業績向上が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末(2024年1月31日)の資産合計は249億97百万円、負債合計は220億6百万円、純資産合計は29億90百万円となっています。コロナ禍の影響により一時的に悪化した財務体質も、徐々に改善傾向にあります。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が3,280百万円となり、前連結会計年度末より379百万円減少しました。一方で、商品及び製品が1,251百万円と前期から269百万円増加するなど、需要の増加に備えて在庫を積み増ししています。

負債の部

負債の部では、借入金が10,534百万円となり、前期末から150百万円減少しました。また、仕入先への支払いを示す買掛金が615百万円となりました。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が△524百万円となりました。これは主に当期の剰余金の配当が計上されたためです。一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益が677百万円と大幅に改善したことから、株主資本合計は2,582百万円となりました。

ROAとROE

同社のROA(総資産経常利益率)は、当第3四半期連結累計期間で2.4%となっています。前年同期の△0.2%から大幅に改善しています。また、ROE(自己資本利益率)は当第3四半期で22.7%と高い水準を維持しています。これは、利益水準の改善とともに自己資本の圧縮が進んでいることが要因です。今後もこの高い収益性を維持できるよう、経営改善に努めていくことが期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については、四半期連結キャッシュ・フロー計算書の作成を省略しているため詳細は不明ですが、営業活動によるキャッシュ・フローの改善が見られ、財務的な健全性は向上しているものと推察されます。

配当の支払額

株式会社 梅の花は、2023年7月27日の定時株主総会において、1株当たり5円の期末配当を実施しました。また、2023年12月14日の取締役会において、1株当たり5円の中間配当を実施しました。株主還元に積極的に取り組んでいることがうかがえます。

今後の展望

株式会社 梅の花は、コロナ禍の影響から徐々に回復しつつあります。今後は、新メニューの投入やデリバリー事業の強化、WEB広告の活用など、収益力の向上に努めていく方針です。さらに、環境問題への取り組みやリブランディング、株主・取引先との接点強化など、中長期的な企業価値向上にも積極的に取り組んでいくことが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社 梅の花は、コロナ禍の影響から回復に向かっています。売上高、利益ともに改善傾向にあり、財務体質も徐々に改善していることが分かりました。今後は、新商品の開発やデリバリー事業の強化、コスト削減などに取り組み、さらなる収益拡大が期待されます。また、環境への配慮や株主・取引先との関係強化にも力を入れており、中長期的な企業価値向上にも注力していくことが分かりました。

株式会社 梅の花の決算日や配当についてまとめました。

株式会社 梅の花は、5月1日から翌年4月30日までを事業年度とする企業です。四半期決算は年4回行っています。また、2023年7月と12月には、それぞれ1株当たり5円の配当を実施しました。株主還元に積極的に取り組んでいることが分かります。

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