株式会社進和の第74期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社進和の決算報告書を見てみました!同社は自動車やエレクトロニクス、機械など幅広い産業分野に生産設備や材料を提供する企業です。今期の業績は前年同期比で売上高や利益が減少したものの、依然として高い収益性を維持していることが分かりました。事業の強みを活かし、成長分野での事業拡大に向け、中期経営計画の着実な実行に期待が高まります。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社進和
証券コード: 76070
決算期: 2023年8月31日

株式会社進和の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社進和の決算日は8月31日で、四半期決算は3か月ごとに行っています。つまり、年間決算(本決算)は8月31日、四半期決算は11月30日、2月28日、5月31日となっています。

主な事業

株式会社進和は、自動車、機械、エレクトロニクス、金属製品など各種産業分野に向けて生産設備や部品、材料を提供しています。特に自動車業界向けの事業が大きな割合を占め、主要顧客は日系自動車メーカーや部品メーカーとなっています。加えて、半導体・エレクトロニクス関連への生産設備の提供など、 成長分野にも注力しています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高169億97百万円、営業利益5億34百万円、経常利益7億39百万円と前年同期に比べて大幅な減少となりました。これは、前年同期に計上した大型プロジェクトの反動減の影響が大きかったためです。一方で、営業利益率3.1%、経常利益率4.3%と高い収益性を維持しています。

売上・利益の推移

株式会社進和の最近の売上高・利益の推移を見ると、2022年8月期には過去最高の売上高と経常利益を達成しました。ただし、当第1四半期の業績は前年同期に比べて減少しており、中期経営計画の目標達成に向けては、今後の業績回復が重要になってきています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社進和の四半期連結貸借対照表を見ると、流動資産が461億26百万円、固定資産が117億57百万円となっています。負債は流動負債が169億49百万円、固定負債が16億17百万円となっており、純資産は393億16百万円と、財務体質は健全に推移しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が178億円、売掛金が104億円となっています。前期末に比べ、現金及び預金が10億円減少しましたが、売掛金が6億円増加するなど、総資産は概ね横ばいで推移しています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が103億円、電子記録債務が28億円となっています。前期末に比べ、支払手形及び買掛金が9億円、電子記録債務が4億円減少しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が359億円となっています。自己資本比率は67.7%と高水準を維持しており、財務基盤は安定しています。

ROAとROE

株式会社進和のROA(総資産利益率)は7.1%、ROE(自己資本利益率)は12.4%と、いずれも高水準を維持しています。これは、同社の高い収益性と効率的な資産活用力を示しています。ただし、当第1四半期は前年同期に比べROAとROEが低下しており、今後の業績回復が課題となっています。

キャッシュフロー

株式会社進和のキャッシュフロー計算書を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは+14億円となっていますが、投資活動によるキャッシュ・フローは-3億円と設備投資などに資金が充当されています。財務活動では配当金の支払いにより-7億円となっており、全体としては10億円の減少となっています。手元流動性は十分に確保されているものの、今後の成長投資に備えるため、さらなるキャッシュフロー創出が重要です。

配当の支払額

株式会社進和は、年2回の配当を行っています。当第1四半期では、期末配当として前期比6円増配の1株54円の配当を実施しています。同社は株主還元の重視を掲げており、今後も安定した配当の維持に努める方針です。

今後の展望

株式会社進和は、第4次中期経営計画「Change! Shinwa Moving Forward 2026」を2023年度より3年間にわたり推進しています。同計画では、成長市場での事業拡大、生産体制の強化、グローバル展開の加速、経営基盤の強化などに取り組んでおり、今後の業績向上と企業価値の向上が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社進和は、自動車や機械、エレクトロニクスなど幅広い分野に生産設備や部品、材料を提供する総合メーカーです。当第1四半期の業績は前年同期に比べて減少したものの、依然として高い収益性を維持しています。同社は中期経営計画に基づき、成長分野での事業拡大や生産体制の強化に取り組んでおり、今後の業績回復が期待されます。株主還元面でも積極的に取り組んでおり、株主の方々にも評価されている企業だと言えるでしょう。

株式会社進和の決算日や配当についてまとめました。

株式会社進和の決算日は8月31日で、四半期決算は3か月毎に行われています。また、年2回の配当を実施しており、当期は前期比6円増配の1株54円の配当を支払いました。同社は株主還元の重視を掲げており、今後も安定した配当の維持に努める方針です。

タイトルとURLをコピーしました