シークス株式会社の第33期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度、シークス株式会社(証券コード76130)の2024年3月期第1四半期決算が発表されました。当社は主に電子部品の製造・販売を手がける老舗企業です。今回の決算では、売上高734億円、営業利益16億円、当期純利益9億円と、前年同期比で増収ながら減益となりました。

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企業情報

企業名: シークス株式会社
証券コード: 76130
決算期: 2024年3月期

シークス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

シークス株式会社の決算日は、12月31日です。また、今回発表された2024年3月期第1四半期決算は、2024年1月1日から3月31日までの3ヶ月間の業績となります。

主な事業

シークス株式会社は、自動車、産業機械、家電、情報機器など、さまざまな電子機器向けの電子部品の製造・販売を手がける老舖企業です。国内外に生産拠点を持ち、日本企業を中心にグローバル企業との取引を積極的に展開しています。

今期の業績と利益率は?

今期第1四半期の業績は、売上高734億円、営業利益16億円、当期純利益9億円となりました。前年同期と比較すると売上高は2.5%増加したものの、利益面では営業利益が37.7%減、当期純利益が49.1%減となりました。営業利益率は2.3%と前年同期から大きく低下しています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高推移は、2023年12月期1,738億円、2022年12月期1,592億円、2021年12月期1,339億円と着実に増加しております。一方、利益面では直近2期は減益傾向にあり、今回の第1四半期でも大幅な減益となっています。

四半期連結貸借対照表について

当第1四半期末の総資産は2,222億円と、前期末比2.5%の増加となりました。また、負債合計は1,281億円、純資産は940億円となり、自己資本比率は42.1%を維持しています。

資産の部

流動資産は前期末比1.8%増の1,603億円、固定資産は4.4%増の618億円となっています。現金及び預金は12億円増加の194億円、棚卸資産は29億円増加の739億円と、総じて資産規模が拡大しています。

負債の部

流動負債は1.1%増の896億円、固定負債は0.4%減の384億円となりました。短期借入金が39億円増加しており、負債全体としても0.7%増加しています。

純資産の部

純資産は前期末比5.1%増の940億円となり、自己資本比率も42.1%まで高まりました。利益剰余金は3億円減少しましたが、為替換算調整勘定が48億円増加したことが主な要因です。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は、前期の3.8%から0.8%に大幅に低下しています。一方、ROE(自己資本当期純利益率)は前期の9.2%から4.2%に減少しました。両指標とも前年同期から悪化しており、収益性が低下していることがわかります。

キャッシュフロー

当第1四半期の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、前期の通期では、営業活動によるキャッシュ・フローが85億円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが83億円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが31億円の収入となっています。

配当の支払額

シークス株式会社は、前期(2023年12月期)の配当金を1株当たり28円支払っており、配当性向は13.9%となっています。今期第1四半期末の配当金は未発表ですが、一定の配当を維持する方針と見られます。

今後の展望

シークス株式会社は、引き続き自動車、産業機械、家電、情報機器などの電子機器向け部品の受注拡大に注力していく方針です。また、バイオ医薬品分野への新規参入を図るなど、事業領域の拡大にも注力しています。中長期的には、技術革新やCASE、IoT等の市場変化を捉え、グローバル企業との取引をさらに深化させていく目標を掲げています。

編集部のまとめ

シークス株式会社の2024年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比2.5%増加したものの、利益率の悪化により大幅な減益となりました。総資産が着実に増加し、自己資本比率も42.1%と健全な財務体質を維持しています。今後はバイオ医薬品分野への新規参入などにより、事業領域の拡大に挑戦していくことが期待されます。

シークス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

シークス株式会社の決算日は12月31日で、2024年3月期第1四半期の決算期間は2024年1月1日から3月31日までの3ヶ月間となっています。また、前期(2023年12月期)の年間配当金は1株当たり28円でした。今後も一定の配当を維持する方針と見られます。

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