株式会社レオクランの最新の四半期決算報告がアップされました。医療関連機器やサービスを幅広く提供する同社の業績は順調に推移しているようです。直近の業績をチェックしてみましょう。
企業情報
企業名: 株式会社レオクラン
証券コード: 76810
決算期: 第24期第1四半期(2023年10月1日〜2023年12月31日)
株式会社レオクランの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社レオクランの決算日は9月30日です。今回の第1四半期決算は、2023年10月1日から2023年12月31日までの期間となります。
主な事業
株式会社レオクランはメディカルトータルソリューション事業、遠隔画像診断サービス事業、給食事業の3つの事業を展開しています。医療機器の販売やメンテナンス、遠隔画像診断サービスの提供、病院向け給食サービスなど、幅広い医療関連サービスを提供しています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期の売上高は5,413,543千円と前年同期比で9.7%の増加となりました。営業利益は136,144千円と前年同期の営業損失から大幅に改善しています。これにより営業利益率は2.5%となっています。
売上・利益の推移
直近の3期の業績を見ると、売上高は順調に増加しており、営業利益も前年の赤字から黒字に転換しています。利益率も改善傾向にあるので、同社の業績は全体的に好調だと言えるでしょう。
四半期連結貸借対照表について
直近の第1四半期末の総資産は11,618,311千円となっています。前期末に比べ3,075,627千円の減少となっています。これは主に現金及び預金や受取手形、売掛金及び契約資産の減少によるものです。
資産の部
流動資産は10,452,234千円で、前期末より3,056,123千円減少しています。固定資産は1,166,076千円で、前期末より19,504千円減少しています。
負債の部
負債合計は5,902,889千円で、前期末より3,066,946千円減少しています。これは主に買掛金の減少によるものです。
純資産の部
純資産合計は5,715,422千円で、前期末より8,681千円減少しています。
ROAとROE
ROAは前期の5.9%から当期1.4%に低下しており、ROEも前期の13.0%から当期1.4%に低下しています。これは主に売上高が増加した一方で、総資産が減少したことによるものです。今後は資産効率の向上が課題となりそうです。
キャッシュフロー
当第1四半期のキャッシュフローについては、四半期連結キャッシュ・フロー計算書が未作成のため詳細は不明です。ただし、現金及び預金が前期末より692,143千円減少していることから、営業活動や投資活動でキャッシュアウトが発生していると考えられます。
配当の支払額
当第1四半期は期末配当として1株当たり50円の配当を実施しています。前期は合計100円の配当を行っているので、今期も年間100円程度の配当を見込めそうです。
今後の展望
医療施設の新築・移転、再編・統合などに伴う医療機器販売が好調に推移しています。また、遠隔画像診断サービスも順調に利用件数を伸ばしています。今後も医療関連需要の拡大を背景に、売上と収益の伸長が期待できそうです。
編集部のまとめ
株式会社レオクランの決算は全体的に好調で、売上高と営業利益が増加傾向にあります。医療関連ニーズの高まりを捉えて事業を拡大しており、今後も堅調な業績が期待できそうです。株主還元面でも年間100円程度の配当を実施しており、株主にも利益が還元されています。
株式会社レオクランの決算日や配当についてまとめました。
株式会社レオクランの決算日は9月30日で、今回の発表は第1四半期(2023年10月1日〜12月31日)の業績です。直近の業績は順調に推移しており、年間100円程度の配当を実施する見込みです。今後も医療関連需要の高まりに合わせて業績拡大が期待できる企業といえるでしょう。