当社の四半期決算報告書によると、売上高は前年同期比33.8%増加の12,121百万円、営業利益は前年同期比28.7%増加の689百万円となり、成長軌道を着実に進んでいます。
企業情報
企業名: 株式会社ＢｕｙＳｅｌｌ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ
証券コード: E35116
決算期: 12月期
株式会社ＢｕｙＳｅｌｌ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓの決算日・決算時期(スケジュール）は？
株式会社ＢｕｙＳｅｌｌ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓの決算期は12月決算で、決算発表は翌年5月頃に行われます。
主な事業
株式会社ＢｕｙＳｅｌｌ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓは、着物・ブランド品などのリユース事業を中心に、出張訪問買取サービス「バイセル」や、全国の店舗を展開する「バイセル」「総合買取サロン タイムレス」「Reuse Shop WAKABA」「ブランドピース」などの事業を行っています。 また、2024年3月には株式会社むすびをグループに加え、買取チャネルの拡大を図っています。
今期の業績と利益率は？
当第1四半期の業績は、売上高が12,121百万円と前年同期比33.8%増加し、営業利益が689百万円と前年同期比28.7%増加と好調に推移しています。利益率面では、売上総利益率が53.3%と高水準を維持しており、着実な利益成長が続いています。
売上・利益の推移
過去3年間の業績推移を見ると、売上高が2023年12月期に42,574百万円と大きく成長しています。一方で、営業利益も2,754百万円と増加基調にあり、収益性の向上が図られています。今後も出張訪問買取事業の拡大や店舗買取事業の強化によって、継続的な業績拡大が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
資産の部
当第1四半期末の総資産は26,531百万円となり、前期末比24.5%の増加となりました。これは主に、株式会社むすびの株式取得等によりのれんが増加したことなどによるものです。
負債の部
負債合計は17,947百万円と前期末比41.3%増加しました。これは、株式会社むすびの株式取得等による長期借入金の増加が主な要因です。
純資産の部
純資産合計は8,584百万円と前期末比0.3%減少しました。これは、利益剰余金の増加があったものの、配当金の支払いにより減少したためです。
ROAとROE
ROAは2.5%、ROEは7.0%となっています。前期より両指標ともに改善しており、株主価値の向上と企業価値の最大化に努めています。今後も効率的な資産運用と収益性の向上を図り、更なるROAとROEの改善が期待できます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュフローは強く、当第1四半期では600百万円のプラスとなっています。一方で、投資活動によるキャッシュフローはマイナスとなっており、株式会社むすびの子会社化などに伴う資金の流出が主な要因です。財務活動では資金調達を行い、運転資金の確保や設備投資に充当しています。
配当の支払額
当社は株主の皆様への利益還元に積極的で、2024年3月期の年間配当金は1株当たり25円と前年から5円増配となる見通しです。今後も業績の成長に応じて、継続的な配当の向上を目指します。
今後の展望
当社は持続可能な社会の実現に貢献すべく、DX化やAI技術の活用、買取チャネルの拡充、グループ連携の強化といった取り組みを進めています。今後も中長期的な視点での成長を目指し、企業価値の最大化を図っていく方針です。
編集部のまとめ
株式会社ＢｕｙＳｅｌｌ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓは、着物・ブランド品等リユース事業を中心に事業を展開し、売上高、営業利益ともに前年同期比で大きな増加を果たしました。また、株式会社むすびの子会社化により、買取チャネルの拡大にも力を入れています。今後も成長力と収益性の向上が期待されるため、投資家の注目を集めそうな企業といえるでしょう。
株式会社ＢｕｙＳｅｌｌ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ＢｕｙＳｅｌｌ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓの決算日は12月末で、決算発表は翌年5月頃に行われます。また、同社は株主の皆様への利益還元に積極的で、2024年3月期の年間配当金は1株当たり25円と前年比増配となる見通しです。今後も業績の成長に応じて、継続的な配当の向上を目指していきます。
