株式会社カクヤスグループの第42期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社カクヤスグループの2023年12月期第3四半期の決算報告書から分かることを、
みなさんに分かりやすく解説していきます。業界トップのビールや酒類の販売会社であるカクヤスグループは、この第3四半期も前年同期に比べて大幅な増収増益となり、過去最高の業績を達成しました。

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企業情報

企業名: 株式会社カクヤスグループ
証券コード: E35334
決算期: 3月期

株式会社カクヤスグループの決算日・決算時期(スケジュール)は?

カクヤスグループの決算日は3月31日で、第3四半期決算は2023年12月31日となっています。決算は年4回行われ、第1四半期(4月-6月)、第2四半期(7月-9月)、第3四半期(10月-12月)、第4四半期(1月-3月)と報告されています。

主な事業

カクヤスグループの主な事業は酒類販売事業です。フードサービス業界向けの酒類卸売りと、一般消費者向けの宅配や店頭での酒類販売を手掛けています。業界大手の販売網と品揃えを活かし、飲食店や一般家庭のニーズに幅広く対応しています。

今期の業績と利益率は?

カクヤスグループの2023年12月期第3四半期の売上高は986億円と前年同期比で16.4%の大幅増収となりました。営業利益は24億円と前年同期の10倍以上の大幅増益となっています。純利益も12億円と前年同期の赤字から黒字に転換するなど、過去最高の業績を達成しました。

売上・利益の推移

カクヤスグループの売上高は過去3年間で約10%ずつ増加してきました。2023年3月期は1,149億円の売上を計上しています。営業利益も2022年3月期の8億円から2023年3月期には8億円と大幅に改善しています。純利益も2023年3月期には6億円を達成するなど、着実に業績を拡大してきました。

四半期連結貸借対照表について

カクヤスグループの2023年12月期第3四半期の連結貸借対照表を見ると、資産合計は386億円となっています。前期末比で55億円の増加となっています。

資産の部

流動資産は255億円と前期末比で61億円増加しています。これは主に売掛金の増加によるものです。固定資産は130億円で、前期末比で6億円減少しました。

負債の部

流動負債は311億円と前期末比で53億円増加しています。これは主に買掛金の増加によるものです。固定負債は37億円で、前期末比で8億円減少しました。

純資産の部

純資産は38億円と前期末比で9億円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益12億円の計上によるものです。

ROAとROE

カクヤスグループの2023年3月期のROA(総資産利益率)は2.4%、ROE(自己資本利益率)は21.6%となっています。2022年3月期と比べROAは上昇傾向にあり、ROEも高い水準を維持しています。これは増収増益による収益性の向上と、財務基盤の強化によるものです。

キャッシュフロー

カクヤスグループは第3四半期決算の開示はしていませんが、通期では営業活動によるキャッシュ・フローが前期より増加しており、収益力の向上を示しています。また、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナスになっていますが、買収などの積極的な先行投資を行っていることが考えられます。これらの投資は将来の成長につながると期待できます。

配当の支払額

カクヤスグループは年2回の配当を実施しています。2023年3月期の年間配当金は35円となっています。この水準は前期比で5円増加しており、業績の伸長に応じて配当を引き上げてきています。株主還元にも十分配慮した経営が行われていると言えます。

今後の展望

カクヤスグループは酒類販売の拡大を目指しており、飲食店向けの販路拡大と、宅配・店頭販売の強化に取り組んでいきます。また、ESGや働き方改革などにも注力し、企業価値の向上を図っていく方針です。さらなる業績拡大が期待できると考えられます。

編集部のまとめ

カクヤスグループは、酒類販売大手として確固たる地位を築いています。第3四半期の決算では、過去最高の売上高と利益を達成し、財務基盤も強化されてきています。今後も飲食店向けや家庭向けの販路拡大などに取り組み、さらなる成長が期待されます。株主還元の面でも配当の増加など、株主への利益還元にも力を入れています。中長期的に見ても、カクヤスグループは魅力的な企業だと言えます。

株式会社カクヤスグループの決算日や配当についてまとめました。

カクヤスグループの決算日は3月31日で、年4回の四半期決算を行っています。直近の2023年12月期第3四半期決算では、過去最高の売上高と利益を達成しました。年間配当金は35円と前期比5円増配となっており、株主還元にも力を入れています。今後も飲食店向けや家庭向けの販路拡大に取り組み、中長期的な成長が期待できるでしょう。

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