業務用食材通信事業のパイオニアである株式会社ミクリードの2023年度第3四半期決算が発表されました。売上高4,493百万円と前年同期比31.3%増収となり、経常利益306百万円と93.0%の大幅な増益を果たしています。
企業情報
企業名: 株式会社ミクリード
証券コード: E35491
決算期: 3月31日
株式会社ミクリードの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ミクリードの決算日は3月31日で、年1回の本決算と四半期ごとの四半期決算を行っています。第3四半期決算は2023年12月31日時点の数値となります。
主な事業
株式会社ミクリードは、業務用食材の通信販売を中心とした事業を展開しています。外食産業やホテル、病院などの業務用のお客様に、生鮮食品や加工食品、調味料など幅広い商品を提供しています。業務用食材通販のパイオニアとして、厨房を支える存在となっています。
今期の業績と利益率は?
2023年度第3四半期の業績は、売上高4,493百万円と前年同期比31.3%の大幅増収、経常利益306百万円と93.0%の大幅増益となりました。経常利益率は6.8%と高い水準を維持しています。人流の回復や原価管理の徹底など、好業績の要因が見られます。
売上・利益の推移
過去3年間の業績を見ると、売上高は3,423百万円から4,493百万円と大きく増加しています。一方で、経常利益は158百万円から306百万円と2倍近くに増加しており、着実な利益成長が確認できます。このように、業績は順調に推移しているといえるでしょう。
四半期連結貸借対照表について
2023年12月31日時点の貸借対照表を見ると、総資産は2,077百万円と前事業年度末から391百万円増加しています。これは主に、売掛金や未収入金、商品在庫の増加によるものです。
資産の部
流動資産は1,888百万円と前事業年度末から399百万円増加しています。これは主に売掛金や未収入金、商品在庫の増加によるものです。固定資産は188百万円と8百万円減少しています。
負債の部
流動負債は894百万円と232百万円増加しており、主に買掛金の増加によるものです。固定負債は21百万円と1百万円増加しています。
純資産の部
純資産は1,160百万円と前事業年度末から157百万円増加しています。これは主に四半期純利益の計上による利益剰余金の増加によるものです。
ROAとROE
ROAは前事業年度末の8.0%から当第3四半期会計期間末には14.7%と大幅に上昇しています。これは、資産効率の改善と収益性の向上によるものと考えられます。一方、ROEは前事業年度末の13.4%から当第3四半期会計期間末には17.3%と上昇しており、株主資本利益率も良好な水準を維持しています。
キャッシュフロー
当第3四半期累計期間のキャッシュフローの状況については、四半期キャッシュ・フロー計算書が作成されていないため詳細は不明です。ただし、業績の伸長に伴い、営業活動によるキャッシュ・インフローも増加していると推測できます。
配当の支払額
株式会社ミクリードは、第2四半期末に1株当たり12.40円の中間配当を支払っています。また、第3四半期末には1株当たり10.20円の中間配当を支払っています。安定した配当政策を実施していると言えるでしょう。
今後の展望
株式会社ミクリードは、業務用食材通販事業を中心に順調な業績を維持しています。新型コロナウイルス感染症の影響が和らぐ中、人流の回復や需要の増加に支えられて好調な業績が継続すると期待されます。今後も新商品の投入やEC機能の強化など、お客様のニーズに合わせた取り組みを進めていくことで、さらなる成長が期待できます。
編集部のまとめ
株式会社ミクリードは、業務用食材通販事業で順調な業績を遂げています。特に第3四半期の決算では大幅な増収増益を達成しており、経常利益率も高水準を維持しています。資産効率の改善とともに、株主資本利益率も良好な水準にあります。また、配当政策も安定しており、業績と株主還元のバランスが取れた経営が行われていることがわかります。今後も新たなニーズに応えながら、更なる成長が期待できる企業といえるでしょう。
株式会社ミクリードの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ミクリードの決算日は3月31日で、年1回の本決算と4半期ごとの四半期決算を行っています。第3四半期決算の内容は、前年同期比31.3%増収、93.0%増益と好調な業績でした。配当は、第2四半期末に1株当たり12.40円、第3四半期末に10.20円の中間配当を実施しており、安定した株主還元を行っています。今後も業績拡大に期待がかかる企業だといえるでしょう。