東京計器株式会社の第93期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

東京計器株式会社の最新の決算報告書が公開されました!今期は増収増益となり、良好な業績を収めることができました。今回は同社の企業情報や決算結果の詳細をお伝えしていきます。

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企業情報

企業名: 東京計器株式会社
証券コード: E02266
決算期: 2024年3月期

東京計器株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

東京計器株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期決算の公表は2024年2月9日に行われました。

主な事業

東京計器株式会社は、船舶港湾機器、油空圧機器、流体機器、防衛・通信機器などの製造・販売を主な事業としています。特に船舶港湾機器事業と油空圧機器事業が同社の主力事業となっています。また、検査機器や鉄道機器などの事業も行っており、多岐にわたる事業展開を行っています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は30,704百万円と前年同期比で4.4%増となりました。利益面では、営業利益が168百万円、経常利益が346百万円と、いずれも黒字化に転じています。これは、販売価格の適正化や製品構成の変化などによりコスト改善が進んだことが主な要因です。

売上・利益の推移

過去3年の業績を見ると、2023年3月期は売上高が44,296百万円、経常利益が1,687百万円と大幅な増収増益となりました。2024年3月期第3四半期では、前年同期比で増収増益となっており、引き続き好調な業績を維持できている様子がうかがえます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は62,281百万円となり、前期末比で5,658百万円増加しています。これは主に、宇宙棟の竣工や部材の早期確保などにより、原材料及び貯蔵品や仕掛品が増加したことによるものです。

資産の部

流動資産は48,197百万円と前期末比で3,383百万円増加しました。一方、固定資産は14,084百万円と前期末比で2,275百万円増加しています。

負債の部

負債合計は28,585百万円と前期末比で5,413百万円増加しました。これは主に長期借入金が増加したことによるものです。

純資産の部

純資産合計は33,696百万円と前期末比で245百万円増加しました。自己資本比率は53.3%と、財務基盤は引き続き健全な状況にあります。

ROAとROE

当第3四半期連結累計期間のROAは0.6%、ROEは0.4%となっています。前年同期と比べROAは0.9ポイント、ROEは0.5ポイントそれぞれ上昇しており、収益性の改善が見られます。この背景には、営業利益が増加したことで、資産効率と自己資本効率が高まったことがあげられます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は開示されていません。しかし、財務体質の健全性を示す自己資本比率は53.3%と高水準を維持しており、十分なキャッシュを生み出していると考えられます。

配当の支払額

2023年6月29日開催の定時株主総会において、1株当たり配当金30.0円の支払いが決議されており、前期と同水準の配当を維持しています。安定的な配当を実現できる財務体質を維持していると評価できます。

今後の展望

東京計器は、世界的な景気減速局面にあっても、主力の船舶港湾機器事業や油空圧機器事業の業績が好調に推移するなど、堅調な業容を維持できると見込まれます。さらに、防衛・通信機器事業や流体機器事業など、他の事業セグメントの業績も安定的に推移することが期待されます。今後も、徹底したコスト管理と収益性の改善を進め、持続的な成長を実現していくことが期待されます。

編集部のまとめ

東京計器株式会社の2024年3月期第3四半期決算は、主力事業の好調な業績と収益性の改善により、増収増益となりました。財務体質も健全で、安定配当の実施も評価できます。景気減速局面においても競争力を発揮し、持続的な成長を目指す同社に期待が高まります。

東京計器株式会社の決算日や配当についてまとめました。

東京計器株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期決算の公表は2024年2月9日に行われました。また、2023年6月29日開催の定時株主総会において、1株当たり配当金30.0円の支払いが決議されており、前期と同水準の配当を維持しています。同社は安定的な配当を実現できる財務体質を維持しているといえます。

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