株式会社インターアクションの決算報告をお届けします。業績がおおむね順調に推移しており、将来の成長も期待できそうですね。
企業情報
企業名: 株式会社インターアクション
証券コード: E02336
決算期: 2023年6月~2024年5月
株式会社インターアクションの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社インターアクションの決算日は5月31日です。第2四半期の決算発表は2024年1月15日に行われました。
主な事業
株式会社インターアクションは、「IoT関連事業」「環境エネルギー事業」「インダストリー4.0推進事業」の3つの事業を展開しています。IoT関連事業を中心に事業を展開しており、光学機器の製造・開発が主力事業となっています。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高が2,979百万円、営業利益が393百万円、経常利益が439百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が269百万円となりました。売上高は前年同期比1.8%減少しましたが、利益率は高水準を維持しています。
売上・利益の推移
最近3年間の業績推移を見ると、売上高は6,856百万円から2,979百万円と変動しており、経常利益も1,503百万円から439百万円とやや減少傾向にあります。しかし、収益性の高い製品を中心に販売が好調であることから、今後の成長が期待できます。
四半期連結貸借対照表について
当第2四半期連結会計期間末の総資産は12,398百万円で、前連結会計年度末より211百万円減少しました。流動資産は11,131百万円、固定資産は1,266百万円となっています。
資産の部
現金及び預金が6,922百万円、受取手形及び売掛金が517百万円と、現金が豊富な財務体質となっています。また、棚卸資産も2,625百万円と一定の水準を保っています。
負債の部
負債合計は2,120百万円となり、前連結会計年度末に比べ356百万円減少しました。未払法人税等が119百万円減少したことなどが主な要因です。
純資産の部
純資産は10,277百万円となり、自己資本比率は82.9%と高水準を維持しています。このことから、財務基盤は非常に健全だと言えるでしょう。
ROAとROE
ROAは3.5%、ROEは2.6%となっています。前期に比べてやや低下しましたが、高い収益性と効率性を維持できています。今後はさらなる収益力の向上に取り組んでいくことが期待されます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは401百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは77百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは283百万円の支出となりました。手元流動性が高く、財務状況は良好です。
配当の支払額
当期の中間配当金は1株当たり10円、期末配当金は25円の予定です。前期に比べて5円増配となっており、株主還元の充実が図られています。
今後の展望
今後は、次世代半導体製造分野への新製品の投入やメンテナンス事業の強化など、成長性の高い分野に注力していく方針です。収益性の高い製品の販売拡大により、更なる業績向上が期待されます。
編集部のまとめ
株式会社インターアクションは光学機器の製造・開発を中心に堅調な業績を維持しており、今後の成長が期待できる企業だと言えるでしょう。財務基盤も健全で、株主還元にも力を入れています。業績や配当の動向に注目していきたいと思います。
株式会社インターアクションの決算日や配当についてまとめました。
株式会社インターアクションの決算日は5月31日で、第2四半期の決算発表は2024年1月15日に行われました。また、当期の中間配当金は1株当たり10円、期末配当金は25円の予定で、前期に比べて5円増配となっています。今後の業績や株価、配当の推移に期待が高まります。