マニー株式会社の決算報告が公開されました。収益と利益が大幅に増加し、同社の成長が続いていることがわかりました。ヘルスケア・医療機器事業を手がけるマニー株式会社は、世界各地で需要が高まり、製品の販売が好調に推移しています。
企業情報
企業名: マニー株式会社
証券コード: 77300
決算期: 2024年8月期
マニー株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
マニー株式会社の決算日は8月31日です。決算発表は毎年10月下旬頃に行われています。
主な事業
マニー株式会社は、医療機器メーカーとして、サージカル関連製品、アイレス針関連製品、デンタル関連製品の開発・製造・販売を行っています。特に歯科用製品や白内障手術用の眼科製品などが主力事業となっています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の売上高は21,610百万円と前年同期比で16.7%の増収となりました。営業利益は6,498百万円と19.7%の増益、経常利益は7,125百万円と23.3%の増益となっています。
売上・利益の推移
最近3年間の業績を見ると、売上高、経常利益ともに順調に増加しています。2022年8月期の売上高は24,488百万円、経常利益は7,995百万円でしたが、2024年8月期第3四半期累計では売上高が21,610百万円、経常利益が7,125百万円と、前年同期比でいずれも2桁の増加率を記録しています。
四半期連結貸借対照表について
2024年5月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は58,083百万円となっています。前連結会計年度末から3,106百万円増加しています。
資産の部
流動資産は34,377百万円で、前連結会計年度末から617百万円減少しました。一方、固定資産は23,706百万円と3,723百万円増加しています。これは、スマートファクトリー関連の設備投資に伴う増加が主な要因です。
負債の部
負債合計は5,243百万円で、前連結会計年度末から93百万円増加しました。流動負債が4,272百万円、固定負債が971百万円となっています。
純資産の部
純資産は52,839百万円と前連結会計年度末から3,012百万円増加しています。為替換算調整勘定の増加や、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により、自己資本比率は91.0%と高水準を維持しています。
ROAとROE
ROAは前連結会計年度の9.9%から当第3四半期では11.0%に上昇しています。また、ROEも前連結会計年度の11.8%から12.9%に改善しています。これは、収益性の向上と資産効率の改善により、企業価値が高まっていることを示しています。
キャッシュフロー
当第3四半期連結累計期間のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが5,977百万円の収入となっています。一方で、設備投資などの投資活動によるキャッシュ・フローが3,187百万円の支出となっています。これにより、現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度末から1,210百万円減少しましたが、依然として23,701百万円の水準を維持しています。
配当の支払額
マニー株式会社は株主還元に積極的で、2024年8月期第2四半期末配当金は1株当たり16円、第3四半期末配当金は1株当たり21円と、年間の1株当たり配当金は37円を見込んでいます。
今後の展望
マニー株式会社は、グローバル生産体制の強化やデンタル事業の競争力強化、新たな拠点の設立など、中期経営計画に基づいた成長戦略を着実に推進しています。今後も世界的な医療ニーズの高まりを背景に、同社の業績拡大が期待されます。
編集部のまとめ
マニー株式会社の2024年8月期第3四半期決算は、売上高、利益ともに前年同期比で二桁増加と好調な業績となりました。医療機器事業の需要拡大を背景に、同社は積極的な事業展開を進めています。今後も中期経営計画の推進により、さらなる成長が期待できそうです。
マニー株式会社の決算日や配当についてまとめました。
マニー株式会社の決算日は8月31日で、決算発表は10月下旬頃に行われています。また、同社は株主還元にも力を入れており、2024年8月期は年間の1株当たり配当金が37円となる予定です。今後も同社の業績拡大と株主還元の動向に注目が集まりそうです。