株式会社シードの第68期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社シードの2023年12月期第3四半期決算が発表されました。コンタクトレンズの販売が好調に推移し、第3四半期の売上高は24,128百万円と前年同期比6.4%増加しました。利益面でも、売上増加と生産数量の増加による量産効果により、経常利益は1,803百万円と前年同期比125.0%増加と大幅な増益となりました。今期の業績は好調で、株主還元も安定的に行われている注目の企業です。

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企業情報

企業名: 株式会社シード
証券コード: 77430
決算期: 3月期

株式会社シードの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社シードの決算は通常の企業と同様に3月期決算で、第4四半期決算は5月、本決算は6月に発表されます。今回の第3四半期決算は2023年2月7日に発表されています。

主な事業

株式会社シードは、コンタクトレンズの製造・販売が主力事業です。国内外のコンタクトレンズ市場で高いシェアを誇る企業で、「シード1dayPureシリーズ」など自社開発の製品を中心に販売しています。 また、眼内レンズの製造・販売や、眼鏡の販売等の事業も手がけています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、売上高が24,128百万円と前年同期比6.4%増加、営業利益は1,818百万円と124.8%増加しました。国内外のコンタクトレンズ販売が好調に推移したことが主な要因です。利益率も大幅に改善され、経常利益率は7.5%となりました

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は年々増加しており、最近3年の平均成長率は約7%と好調に推移しています。利益面では、2022年3月期に一時的な減益となったものの、2023年3月期以降は大幅な増益に転じ、第3四半期では前年同期比125%の増益を達成しています。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月期第3四半期末の連結貸借対照表を見ると、総資産は43,630百万円となっています。前期末比で3,619百万円の増加です。

資産の部

資産の部では、有形固定資産が21,971百万円と大きな割合を占めています。設備投資による生産能力の拡大が進んでいることがわかります。現金及び預金も6,080百万円と手元流動性が高い水準にあります。

負債の部

負債の部では、借入金が17,410百万円となっています。設備投資に伴う資金調達が進んでいますが、支払手形や買掛金なども大きな割合を占めています。

純資産の部

純資産は13,157百万円と、前期末比1,012百万円の増加となっています。利益剰余金の増加により、自己資本比率は29.5%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは3.9%、ROEは11.4%となっています。前年同期と比較するとROAは0.9ポイント、ROEは4.2ポイントの改善となっており、経営効率の向上が見られます。これは、売上高と利益の伸長により自己資本利益率が高まったことが主な要因です。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは2,471百万円のプラスとなり、前年同期比でも増加しています。一方で、設備投資などの投資活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなっています。全体としては、手元現金が1,141百万円増加しており、財務基盤が安定的に推移しています。

配当の支払額

株式会社シードは、年間配当金が12円と安定した水準の配当を実施しています。第3四半期累計では300百万円の配当を支払っています。株主還元も着実に行われている企業です。

今後の展望

株式会社シードは、「市場競争力の強化・収益力の強化」、「信頼されるモノづくり」、「SDGsの推進」などの施策に取り組み、今後も国内外でのコンタクトレンズ需要の取り込みに注力していく方針です。生産能力の拡大に向けた設備投資なども積極的に行う予定で、中期的な成長が期待できる企業といえます。

編集部のまとめ

株式会社シードの2023年12月期第3四半期決算は、国内外のコンタクトレンズ販売が好調に推移したことで増収増益となりました。利益率の改善も顕著で、経営効率の高い企業といえます。今後も生産能力の拡大と新商品投入による需要取り込みに注力し、持続的な成長が期待できる企業です。株主還元も安定しており、注目が集まる銘柄だと言えるでしょう。

株式会社シードの決算日や配当についてまとめました。

株式会社シードの決算日は3月期で、第4四半期決算は5月、本決算は6月に発表されます。年間配当金は12円と安定しており、株主還元にも力を入れている企業です。今後も持続的な成長が期待できる企業ですので、株主の皆さまにとっても魅力的な銘柄だと言えるでしょう。

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