朝日インテック株式会社の第48期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

朝日インテック株式会社の2023年12月期第2四半期決算が発表されました。同社は医療機器や工業用部品の製造・販売を手がける企業で、2023年6月期には売上高1,000億円を達成する予定です。今回の決算では、売上高や営業利益、経常利益、純利益が大幅に増加し、好業績を収めることができました。

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企業情報

企業名: 朝日インテック株式会社
証券コード: 7747
決算期: 6月期

朝日インテック株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

朝日インテック株式会社の決算は6月期で、毎年6月30日を決算日としています。そして、第2四半期の決算を2月14日に発表し、通期の決算を毎年9月頃に発表しています。

主な事業

朝日インテック株式会社は、主に医療機器と工業用部材の製造・販売を行っている企業です。医療機器事業では、循環器系や消化器系の治療に使うガイドワイヤーやカテーテルなどの製品を提供しています。また、工業用部材事業では、建設向けや自動車向けのさまざまな部品を製造・供給しています。これらの事業を通じて、同社は国内外の幅広い市場に製品を提供しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第2四半期の業績は好調でした。売上高は543億41百万円と前年同期比19.6%増加、営業利益は134億98百万円と35.6%増加しました。また、経常利益は134億71百万円と40.0%増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益は98億20百万円と31.4%増加しました。これらの結果、売上高営業利益率は24.8%とまずまずの水準を維持しています。

売上・利益の推移

朝日インテック株式会社の売上高と利益は、ここ数年で着実に拡大してきました。2022年6月期の売上高は901億1百万円、営業利益は176億35百万円でしたが、2023年12月期第2四半期では売上高が543億41百万円、営業利益が134億98百万円と大幅に伸長しています。この背景には、新型コロナの影響が収束し、医療需要が回復したことや、海外市場での販売が好調に推移したことなどが挙げられます。今後も中長期的な成長が期待できる企業と言えるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表をみると、総資産は1,690億91百万円となっています。前連結会計年度末に比べ35億53百万円減少しましたが、これは主に現金及び預金の減少によるものです。一方、負債は303億7百万円と前連結会計年度末に比べ80億36百万円減少しており、純資産は1,387億83百万円と44億83百万円増加しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が325億8百万円と前連結会計年度末に比べ23億76百万円減少しました。一方、受取手形及び売掛金が176億22百万円と29億43百万円増加しています。また、有形固定資産が547億62百万円と前期末から増加しており、同社の生産体制の拡充が進んでいることがうかがえます。

負債の部

負債の部では、短期借入金が76億円と前期末から27億61百万円減少し、長期借入金が45億3百万円と38億4百万円減少しており、有利子負債の圧縮が進んでいます。これにより、負債合計は303億7百万円と大幅に減少しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が847億54百万円と前期末から58億87百万円増加し、純資産合計は1,387億83百万円となっています。自己資本比率は81.6%と高い水準を維持しており、財務の健全性が高い企業といえます。

ROAとROE

朝日インテック株式会社の2023年12月期第2四半期のROA(総資産利益率)は年率換算で11.7%、ROE(自己資本利益率)は年率換算で14.2%となっています。両指標は2022年6月期から改善傾向にあり、収益性と資本効率性の向上が進んでいます。この背景には、海外市場の販売好調や研究開発投資の効果などが寄与していると考えられます。今後も収益力の強化と資本効率の向上が期待されます。

キャッシュフロー

2023年12月期第2四半期のキャッシュ・フローをみると、営業活動によるキャッシュ・フローが126億17百万円の収入と好調でした。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは30億29百万円の支出となり、設備投資による支出があった一方で、有価証券の償還による収入もありました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは118億50百万円の支出となり、借入金の返済や配当金の支払いなどがありました。この結果、現金及び現金同等物の四半期末残高は325億8百万円となっています。

配当の支払額

朝日インテック株式会社の2023年9月期の期末配当は1株当たり14.48円となり、年間配当は28.96円でした。この配当水準は前期から大幅に増加しており、堅調な業績に応じた利益配分が行われています。今後も安定的な配当が期待できそうです。

今後の展望

朝日インテック株式会社は、中期経営計画「ASAHI Going Beyond 1000」で2023年6月期に連結売上高1,000億円を目標としており、順調に進捗しています。今後も、グローバル市場の更なる開拓や、新規事業の創出、生産体制の強化などに取り組み、持続的な成長を目指していきます。医療機器分野では先端技術を活かした製品開発に注力し、工業用部材分野では自動車やロボット関連の需要取り込みを図るなど、事業ポートフォリオの最適化に取り組む方針です。これらの成長戦略を着実に実行することで、中長期的な企業価値の向上が期待されます。

編集部のまとめ

朝日インテック株式会社は2023年12月期第2四半期の業績が大幅に伸長し、売上高1,000億円という大きな節目を目前に控えています。医療機器や工業用部材の分野で強みを発揮しており、国内外の幅広い市場で高い収益性を維持しています。財務の健全性も高く、安定的な配当も行っています。今後も同社の成長が期待できるでしょう。

朝日インテック株式会社の決算日や配当についてまとめました。

朝日インテック株式会社の決算は6月期で、毎年6月30日が決算日となっています。第2四半期決算は2月14日に発表しており、通期決算は毎年9月頃に発表しています。また、同社の2023年9月期の年間配当は1株当たり28.96円と、前期より大幅に増加しています。今後も安定的な配当を期待できる企業といえるでしょう。

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