株式会社セルシードの第24期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社セルシードの2024年第1四半期決算が公開されました。再生医療支援事業細胞シート再生医療事業を展開する同社は、前年同期比で売上高が増加し、さらに販売費及び一般管理費の効率的な管理にも取り組んでいます。今後の成長に期待が高まる決算となっています。

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企業情報

企業名: 株式会社セルシード
証券コード: E24158
決算期: 12月期

株式会社セルシードの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社セルシードの決算日は12月31日です。四半期決算は3月31日、6月30日、9月30日、12月31日に行われます。

主な事業

株式会社セルシードは、再生医療支援事業細胞シート再生医療事業を展開しています。再生医療支援事業では、細胞培養用器材の製造・販売や再生医療の製造受託を行っています。細胞シート再生医療事業では、同種軟骨細胞シートの開発を中心に研究開発に取り組んでいます。2023年9月には同種軟骨細胞シートの第3相試験の治験届を提出するなど、事業化に向けて着実に進展しています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、売上高34,238千円営業損失232,593千円四半期純損失229,665千円となりました。前年同期に比べ、売上高は11.5%増加したものの、研究開発費の増加などにより損失が拡大しています。利益率については赤字となっていますが、事業の成長に向けた投資を行っている段階と言えるでしょう。

売上・利益の推移

過去3期の売上高と利益の推移を見ると、売上高は190,134千円(前期)、34,238千円(当期第1四半期)と推移しています。利益面では、経常損失が710,276千円(前期)、231,484千円(当期第1四半期)と改善傾向にあります。再生医療支援事業が安定的に推移する一方で、細胞シート再生医療事業の本格化に向けた投資が続いている状況です。

四半期連結貸借対照表について

株式会社セルシードは四半期連結財務諸表を作成していないため、個別の四半期貸借対照表について確認します。

資産の部

当第1四半期会計期間末の総資産は2,373,855千円となり、前事業年度末から91,913千円減少しています。流動資産は2,259,354千円、固定資産は114,501千円となっています。主な変動は、現金及び預金の減少によるものです。

負債の部

当第1四半期会計期間末の負債合計は290,653千円となり、前事業年度末から10,393千円減少しています。流動負債は115,652千円、固定負債は175,001千円となっています。主な変動は、未払金の減少によるものです。

純資産の部

当第1四半期会計期間末の純資産合計は2,083,201千円となり、前事業年度末から81,519千円減少しています。これは、四半期純損失229,665千円の計上により利益剰余金が減少したものの、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金が増加したことによります。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)については、当第1四半期会計期間は赤字のため算出されていません。前期実績では、ROAが▲29.43%、ROEが▲40.67%と厳しい水準でしたが、事業の成長に向けた投資を行っているためと言えるでしょう。今後の回復に期待が高まります。

キャッシュフロー

当第1四半期会計期間はキャッシュ・フロー計算書を作成していないため、詳細な情報は開示されていません。ただし、前事業年度末の手元資金(現金及び預金)が2,163,292千円と、一定の財務基盤は確保できていると考えられます。事業の成長に向けた投資を行いつつ、適切なキャッシュマネジメントを続けていくことが重要です。

配当の支払額

株式会社セルシードは、現時点で配当の支払実績はありません。事業の成長段階にあるため、内部留保の活用に注力しているものと思われます。今後の事業の進展と収益力の向上に伴い、株主への利益還元策を検討していくことが期待されます。

今後の展望

株式会社セルシードは、同種軟骨細胞シートの事業化に向けて、治験の実施や事業提携の推進に注力しています。再生医療支援事業においても、細胞培養器材の拡販や受託事業の獲得に取り組み、収益基盤の強化を図っています。当第1四半期の実績は赤字ながら、中長期的な事業の成長に向けた投資と位置づけられるでしょう。今後の動向に期待が高まります。

編集部のまとめ

株式会社セルシードは、再生医療支援事業と細胞シート再生医療事業を展開しています。当第1四半期の業績は赤字となったものの、事業の成長に向けた投資を積極的に行っている段階と言えるでしょう。同種軟骨細胞シートの事業化や、再生医療支援事業の収益力向上など、今後の展開に注目が集まっています。株主への安定的な利益還元も期待されますが、当面は内部留保の活用に注力していくものと考えられます。

株式会社セルシードの決算日や配当についてまとめました。

株式会社セルシードの決算日は12月31日で、四半期決算も行っています。配当については、現時点では実績はありませんが、事業の成長に伴い、株主への利益還元策を検討していくことが期待されます。今後の動向に注目が集まっています。

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