株式会社スリー・ディー・マトリックスの第20期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

ソフトウエア
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社スリー・ディー・マトリックスの決算報告をみてみましょう。この会社は、自己組織化ペプチド技術を使った医療製品の開発・製造・販売を行っている企業です。前期から続く営業損失を改善すべく、製品販売の拡大やコスト削減に努めています。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社スリー・ディー・マトリックス
証券コード: E25884
決算期: 2024年4月期

株式会社スリー・ディー・マトリックスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社スリー・ディー・マトリックスの決算期は2024年4月期です。四半期決算の概要は四半期報告書で開示されています。

主な事業

株式会社スリー・ディー・マトリックスは、自己組織化ペプチド技術を活用した医療製品の開発・製造・販売を行っている企業です。現時点では主に外科領域、組織再生領域、ドラッグ・デリバリー・システム(DDS)領域で事業を展開しています。自己組織化ペプチド技術は医療分野での応用が期待されており、同社はこの技術を生かした製品を多数開発しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は売上高2,984,436千円と前年同期比で大幅に増加しました。一方で営業損失1,618,293千円を計上し、引き続き赤字が続いています。利益率についても現時点では低い水準にあります。

売上・利益の推移

同社の売上高は前年同期比で91.5%増加しました。これは主力製品である止血材の販売が好調に推移したことによります。一方で営業損失は前年同期より719,537千円改善しているものの、依然として赤字が続いています。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表では、総資産5,771,266千円負債5,156,719千円純資産614,547千円となっています。

資産の部

流動資産は5,658,652千円で、現金及び預金の増加や売掛金の増加などが主な内容です。固定資産は112,613千円となっています。

負債の部

流動負債は1,159,862千円で、主な内訳として未払金の減少や法人税等の増加が挙げられます。固定負債は3,996,856千円です。

純資産の部

純資産は614,547千円となっています。資本金と資本剰余金が増加する一方で、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により利益剰余金が減少しています。

ROAとROE

同社のROAとROEについては、現時点では低水準にあります。営業損失が続いていることから収益性が低く、自己資本比率も3%台と低い状況です。今後は収益力の改善に向けた取り組みが課題となっています。

キャッシュフロー

同社のキャッシュフローについては、営業活動によるキャッシュフローがマイナスとなっています。一方で、財務活動によるキャッシュインフローが大きく、資金繰りは安定的に推移しています。今後の事業展開には資金調達が重要となってきます。

配当の支払額

同社は現在のところ配当を行っていません。積極的な研究開発投資や事業展開に注力しており、当面は内部留保の活用が優先されるものと見られます。

今後の展望

同社は、外科領域、組織再生領域、DDS領域での事業拡大を目指しています。特に海外展開では欧州やアメリカでの販売が好調に推移しており、今後さらなる成長が期待されます。一方で、営業損失が続いていることから、収益構造の改善に向けた取り組みが重要となっています。

編集部のまとめ

株式会社スリー・ディー・マトリックスは、自己組織化ペプチド技術を活用した医療製品の開発・製造・販売を行っている企業です。前期から続く赤字体質の改善に取り組んでおり、売上高は増加傾向にあるものの、なお収益性の改善が課題となっています。今後の同社の動向に注目していきましょう。

株式会社スリー・ディー・マトリックスの決算日や配当についてまとめました。

同社の決算期は2024年4月期となっています。四半期決算の情報は四半期報告書で確認できます。また、同社は現時点で配当を行っていません。内部留保の活用に注力しているためです。

タイトルとURLをコピーしました