株式会社平山ホールディングスは、人手不足に悩む企業のニーズに応える優良な人材派遣・請負会社です。第3四半期連結累計期間では売上高26,264,124千円、営業利益855,303千円と、前年同期比で売上高11.7%増、営業利益9.1%増と好調な業績を残しました。
企業情報
企業名: 株式会社平山ホールディングス
証券コード: E31602
決算期: 2024年6月30日
株式会社平山ホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社平山ホールディングスは年1回の6月決算で、第3四半期決算を2024年5月15日に発表しました。
主な事業
株式会社平山ホールディングスは、人材派遣、技術者派遣、海外事業を主力とする総合人材サービス企業です。製造業、IT、医療、物流、サービス業など幅広い業界に人材を提供し、企業の人手不足解消に貢献しています。近年ではAI、半導体関連の技術者派遣分野も強化しており、成長が期待されています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高26,264,124千円、営業利益855,303千円、経常利益896,440千円、親会社株主に帰属する四半期純利益583,327千円と、前年同期比で増収増益を確保しました。利益率は経常利益率3.4%、純利益率2.2%となっています。
売上・利益の推移
連結売上高は、前年同期比11.7%増の26,264,124千円となりました。営業利益は前年同期比9.1%増の855,303千円、経常利益は前年同期比8.7%増の896,440千円となっています。親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比15.1%増の583,327千円と、順調な増益傾向にあります。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1,088,112千円増加し、11,202,522千円となっています。負債合計は6,951,757千円と824,547千円増加しました。純資産合計は4,250,765千円と263,565千円増加しており、自己資本比率は37.9%となっています。
資産の部
流動資産は、前連結会計年度末に比べ914,923千円増加し、9,554,994千円となりました。固定資産も173,188千円増加し、1,647,528千円となっています。
負債の部
流動負債は、前連結会計年度末に比べ745,448千円増加し、4,962,670千円となりました。固定負債も79,098千円増加し、1,989,086千円となっています。
純資産の部
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ263,565千円増加し、4,250,765千円となりました。自己資本比率は37.9%と健全な水準を維持しています。
ROAとROE
ROAは前年同期の4.2%から当期5.1%に改善しました。これは資産の効率的な活用により収益力が高まったためです。一方、ROEは前年同期の12.9%から当期13.7%と上昇しています。自己資本の生産性向上により、株主への収益還元が高まっていることがわかります。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは1,065,688千円の収入となり、財務活動によるキャッシュ・フローは560,766千円の支出となりました。これにより現金及び現金同等物は472,165千円増加し、当第3四半期連結会計期間末の残高は4,806,425千円となっています。
配当の支払額
当期の年間配当金は37円となりました。このうち第2四半期末配当が25円、期末配当が12円と予定されています。配当性向は46.8%となっており、株主還元にも力を入れています。
今後の展望
今後の重点施策として、生産性向上のAIソリューション開発、国内への生産回帰支援、海外事業の収益性向上に取り組んでいきます。また、人材獲得の強化や新拠点の設置など、グループ全体の成長基盤の拡充にも注力していく方針です。2024年6月期は増収増益を確保し、企業価値の向上を目指します。
編集部のまとめ
株式会社平山ホールディングスは、人手不足の課題を抱える企業に対して、高品質な人材サービスを提供し続けている企業です。当期の業績は前年同期比で着実に増収増益を果たし、収益性も向上しています。今後は生産性向上や海外事業の強化など、さらなる成長に向けた取り組みを進めていくと期待できます。株主への還元も意識した経営を行っており、株主価値の向上も目指しています。
株式会社平山ホールディングスの決算日や配当についてまとめました。
株式会社平山ホールディングスは6月決算で、年間配当金は37円の予定となっています。第2四半期末配当が25円、期末配当が12円と、安定的な株主還元を実施している企業です。今後も着実な業績拡大と株主還元の両立を目指していくと期待できるでしょう。