株式会社シンシアの第17期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社シンシア(コード:77820)の決算報告を分析しました。コンタクトレンズ事業を中心にシステム事業も加わり、売上高は前年比3.9%減の1,523,339千円と減少したものの、利益面では新セグメントのシステム事業の貢献により、売上総利益は474,239千円と前年同期比2.0%増加しました。今後の事業展開にも注目ですね。

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企業情報

企業名: 株式会社シンシア
証券コード: 77820
決算期: 2024年12月期

株式会社シンシアの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社シンシアは12月決算企業で、毎年3月に期末決算を行っています。今回は2024年1月1日~3月31日の第1四半期の業績報告となります。

主な事業

株式会社シンシアは、コンタクトレンズ事業を中心に、コンサルティング事業、新たに加わったシステム事業を手掛けています。コンタクトレンズ事業では自社ブランド商品の販売が好調で、システム事業ではリユース業界向けPOSシステムの提供などを行っています。今後さらなる事業拡大が期待されます。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の売上高は1,523,339千円と前年同期比3.9%減少しました。一方で、新セグメントのシステム事業の貢献により、売上総利益は474,239千円と前年同期比2.0%増加しています。営業利益は70,337千円と前年同期比24.6%減、経常利益は77,567千円と前年同期比34.7%減となりました。今後の事業展開に期待が高まります。

売上・利益の推移

売上高は前年同期比3.9%減の1,523,339千円でしたが、コンタクトレンズ事業の自社ブランド商品の伸長や新セグメントのシステム事業の貢献により、売上総利益は前年同期比2.0%増の474,239千円となりました。一方で、のれん償却費やM&A関連費用の増加により、営業利益は前年同期比24.6%減の70,337千円、経常利益は前年同期比34.7%減の77,567千円となっています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社シンシアの四半期連結貸借対照表は、資産合計が5,314,258千円、負債合計が2,806,133千円、純資産合計が2,508,124千円となっています。前期末と比べ、資産は85,813千円減少、負債は110,196千円減少、純資産は24,383千円増加しています。

資産の部

流動資産は4,500,078千円で、前期末より433,222千円減少しました。これは主に現金及び預金の減少によるものです。固定資産は814,180千円で、前期末より347,409千円増加しました。これは主にのれんの増加によるものです。

負債の部

流動負債は1,877,576千円で、前期末より240,839千円減少しました。これは主に短期借入金の減少によるものです。固定負債は928,557千円で、前期末より130,642千円増加しました。これは主に長期借入金の増加によるものです。

純資産の部

純資産合計は2,508,124千円で、前期末より24,383千円増加しました。これは主に株式会社タロスシステムズの完全子会社化に伴う非支配株主持分の減少や、利益剰余金の増加によるものです。

ROAとROE

ROAは前年同期比1.5ポイント減の1.5%、ROEは前年同期比4.8ポイント減の1.4%となっています。これは主に経常利益の減少によるものと考えられます。今後の業績回復に期待がかかっています。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュフローの状況については開示されていませんが、前期では営業活動によるキャッシュ・フローが237,046千円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが-298,403千円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが-30,000千円のマイナスとなっています。今後の資金繰りにも注目です。

配当の支払額

当第1四半期では88,799千円の配当を実施しました。前期は年間25,207千円の配当でしたので、今期は大幅な増配となっています。株主還元に力を入れている企業だと言えるでしょう。

今後の展望

株式会社シンシアは、コンタクトレンズ事業の強化とともに、新たな収益源としてのシステム事業の拡大に注力しています。コロナ禍の影響も一服しつつあり、今後の業績回復に期待が高まっています。また、M&Aによる事業基盤の強化も進んでおり、今後の事業展開にも大きな期待がかかっています。

編集部のまとめ

株式会社シンシアは、コンタクトレンズ事業を中心に、新たにシステム事業も加えた事業展開を行っています。当第1四半期は売上高は減少したものの、利益面では新セグメントのシステム事業の貢献により改善しています。今後の業績回復に期待がかかっています。また、M&Aによる事業基盤の強化にも注目が集まっています。株主還元にも力を入れており、配当の増額も実施しています。今後の事業展開に期待が高まる企業といえるでしょう。

株式会社シンシアの決算日や配当についてまとめました。

株式会社シンシアは12月決算企業で、毎年3月に期末決算を行っています。当期の配当は88,799千円と大幅な増配となりました。今後の事業展開と株主還元に注目が集まっています。

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