株式会社イメージ・マジックは、オンデマンドプリントソリューション事業を展開する企業です。オンラインショッピングの需要増加に伴い、同社のオンデマンドプリントサービスが好調に推移しています。当期の売上高は1,512百万円、営業利益は9百万円を計上するなど、着実に業績を伸ばしています。今後も中小企業や個人事業主向けのソリューション提供に注力し、更なる成長が期待されます。
企業情報
企業名: 株式会社イメージ・マジック
証券コード: E37419
決算期: 12月31日
株式会社イメージ・マジックの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社イメージ・マジックは、2023年7月28日に開催された第28期定時株主総会で、決算期を4月30日から12月31日に変更しました。これに伴い、当第1四半期会計期間は2024年1月1日から3月31日となっています。
主な事業
株式会社イメージ・マジックは、「個性と創造性溢れる豊かな社会作りに貢献します。」という経営理念のもと、システムを活用したモノづくりのDX企業として事業を展開しています。オンデマンドプリントサービスとオンデマンドプリントのソリューションサービスを主力事業としており、小ロットの受注にも対応できるソフトウェアとハードウェアの開発を進めてきました。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期累計期間の売上高は1,512百万円、営業利益は9百万円を計上しました。オンデマンドプリントサービスでは様々な顧客ニーズに対応し、自社ECサイトの「オリジナルプリント.jp」が好調に推移しました。ソリューションサービスではハードウェアの消耗品売上が堅調に推移しており、利益率も順調に推移しています。
売上・利益の推移
同社の売上高は近年着実に増加しており、前年同期の1,584百万円から当期は1,512百万円となりました。一方で、営業利益は164百万円から9百万円と減少しています。これは主に販売費及び一般管理費の増加によるものです。今後は、さらなる収益力の向上に取り組んでいく方針です。
四半期連結貸借対照表について
同社の資産合計は2,633百万円となっています。主な内訳は、流動資産が1,621百万円、固定資産が1,012百万円です。一方の負債合計は1,094百万円、純資産は1,539百万円となっています。
資産の部
流動資産の主な内訳は、現金及び預金が638百万円、売掛金及び契約資産が567百万円です。固定資産は有形固定資産の増加などにより、前期末から88百万円増加しています。
負債の部
流動負債の主な内訳は、買掛金が261百万円、1年内返済予定の長期借入金が98百万円です。固定負債は長期借入金が223百万円となっています。
純資産の部
純資産は1,539百万円で、前期末から4百万円増加しています。これは主に四半期純利益3百万円の計上によるものです。
ROAとROE
同社のROA(総資産経常利益率)は0.3%、ROE(自己資本利益率)は0.2%となっています。前期と比較すると、ROAは3.0ポイント、ROEは2.2ポイント低下しました。これは、前期に比べ経常利益が減少したことが主な要因です。今後は収益力の向上に努め、ROA、ROEの改善を目指していきます。
キャッシュフロー
当第1四半期累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは1百万円の収入となり、投資活動によるキャッシュ・フローは48百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは174百万円の支出となりました。これにより、現金及び現金同等物は224百万円減少し、期末残高は638百万円となりました。
配当の支払額
同社は配当を実施しておらず、当第1四半期累計期間においても無配となっています。今後の配当については、業績の推移や内部留保の状況を勘案しながら、株主への適切な利益還元を検討していく方針です。
今後の展望
同社は、オンラインショッピングの需要増加に伴い、オンデマンドプリントサービスが牽引役となると見込んでいます。また、ソリューションサービスにおいても、ハードウェアの消耗品売上が好調に推移しており、今後の成長が期待されます。さらに、ESG経営にも注力し、環境配慮型のモノづくりを進めることで、持続可能な事業展開を目指します。
編集部のまとめ
株式会社イメージ・マジックは、オンデマンドプリントソリューション事業を中心に着実な業績拡大を続けており、特に自社ECサイトの好調な推移や、ソリューションサービスの堅調な推移が業績を牽引しています。今後も環境配慮型モノづくりに注力し、更なる成長が期待されます。また、株主還元については、業績の推移を見ながら検討していく方針です。
株式会社イメージ・マジックの決算日や配当についてまとめました。
同社は2023年7月に決算期を4月30日から12月31日に変更しました。当第1四半期会計期間は2024年1月1日から3月31日となっています。配当については、現時点では無配となっていますが、今後の業績動向を踏まえ、株主への利益還元を検討していく方針です。